いやしの道協会ブログ

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9月 関西支部

令和元年98日(日)大阪府高槻市現代劇場の集会室にて

関西支部研修会が行われました。

この日は35度を超える暑い一日でした。

 

 

腹診と背候診の対応 

 

ペアになり主訴を聞きながらお腹と背中の状態を比べていきます。

お腹をみて背中とどのように対応しているかみていきます。

ペアで確認した後、指導者の先生にポイントを教えていただきます。

 

 

 

『傷寒論真髄』村田先生

 

この日は村田先生が漢方薬を煎じて持参してくれたので

はじめに皆で試飲しました。生薬をかじって「これは苦い」

「シイタケっぽい味がする」など感想を言い合いながら

いただきました。たまたま他の人が持参した「ナツメ」も

一緒に漢方薬とともにいただきました。

 

 

 

今回の講義は少陰病の白通湯(314章)、白通加猪胆汁湯(315章)

真武湯(316章)、通脈四逆湯(317章)のお話でした。

 

白通湯証のメインは「下利」

陰証の下痢を主治する湯液の比較をすると

冷えて陽気がめぐらずに下痢をするのが白通湯証で、

それがより重篤になれば白通加猪胆汁湯証となる。

脱証で下利清穀するのが四逆湯証で、より重篤ならば通脈四逆湯証となる。

真武湯証は水毒が溜まって下痢をする。

 

真武湯の章では矢数道明先生の『漢方処方解説』を参照に

心臓疾患、メニエール、高(低)血圧、胃腸疾患、腎臓疾患、関節リュウマチ

湿疹、遺尿症など、様々な真武湯の応用について模式図を元に解説していただきました。

その他、浮腫の鍼灸治療の症例や西洋医学的な浮腫の考え方などのお話がありました。

 

 

基本の型・チェックシート

 

昼食の休憩をはさんだ後は、基本の型の稽古です。

15分の時間制限でペアになり基本の型をしていきます。

時間を計ってすると、集中力がより高まるような気がします。

 

 

 

『方伎雑誌』井上先生

 

お昼休憩を挟んで井上先生の『方伎雑誌』の時間です。

この日で第一巻が終わります。今回は「狂症」について。

ぶつぶつ言いながら立ち騒ぐ人を大承気湯で治す話が出てきました。

発狂している人に「病」ではなく「狐憑き」だということで

騒がしい読経を続けたところ自殺してしまったという話もありました。

「江戸時代にはこういうこともあったのかぁ」という会話から

現代でも同じようなことがあったという実話のエピソードが

参加者から淡々を語られ、静かな衝撃でした。

激しい症状でも大承気湯で良くなった症例から、現代にも通じるお話で

西洋医学で沢山の精神安定剤を服用して良くならない人も

漢方薬で良くなる可能性もあるということだと感じました。

 

 

入門講座 玉水先生

 

 

腹診、『傷寒論真髄』、『方伎雑誌』のそれぞれの講義の時間には

玉水先生による「いやしの道しるべ」入門講座が別途行われていました。

入門したての方、もしくはこれから入門を希望する方向けの講座です。

今回は「万病一風的治療の実際」のところをやりました。

講義とともに、実際にやってみてテキストに書いてあることと

照らし合わせながら進めていました。

時折笑い声も聞こえ和気あいあいとした雰囲気で行われていました。

 

 

 

丹田呼吸と身体づくり

照明を消して少し暗い中で座りました。

 

 

治療と課題の発見

 

実技の時間は、主訴を聞いて実際に治療をしていきます。

気持ちの良い鍼の響きについウトウトしてしまいます。

 

 

 

振り返りの会

 

入門したばかりの方や、今度入門される方など、新しい方が増えてきた

関西支部。新しい風が吹き、初心を思い出し新鮮な気持ちになります。

 

次回関西支部は同じく高槻市の現代劇場集会室にて10/13(日)に開催予定です。

 

(文責:竹ノ上)

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