いやしの道協会ブログ

いやしの道協会の最新情報をお届けします。

※当ホームページ、ブログに掲載する画像・文章の無断転載、転用はご遠慮ください。
<< 8月 福岡の勉強会 | main |
7月 東京月例会

7月21日、梅雨明けが待ち遠しいこの頃です。

根津の七倉会館にて東京月例会が行われました。

 

1.静坐

 身息心の調和。息を整えて静かに坐ります。

 

2.講話  海野流観 先生
 「お灸」について                     作成中

 

 

 

 

 

 

3.症例報告

 

心と身体の声を聴き、腱鞘炎と生理不順が改善した例
                  堀 麻里(指導 堀 雅観先生)

 

 

【はじめに】頑固な腱鞘炎、生理不順等の症状が、自身の心の気づきと退職・独立開業により改善。心と身体の因果関係を知りたいという患者の希望があり、毎回心の内を話すことを取り入れた。
【初診日】二〇一七年十二月二六日
【症例】三六歳 女性(身長一六三cm)職業:会社員(→初診より一年後、退職・独立開業)
【主訴、及び要望】 ̄Ω、右上肢のだるさ、つっぱり、しびれ∈玄蟯慇當豊生理不順た瓦反搬里琉果関係を知りたい。
【現病歴】‘鵝三貉庸の腹腔鏡による胆嚢、甲状腺、右肺摘出手術後から、右腋窩から右肩、右腕、右手にかけて、だるさやつっぱり、右中指にしびれ。一カ月前からで思い当たる原因なし。生理が一週間位遅れている。いんなど大きい病気が多いため、心と身体の因果関係を知り、心身を整えたい。
【随伴症状】手術痕のひきつり
【既往歴】二〇一四年夏、胆嚢摘出(胆石が五、六十個あった)。秋、甲状腺乳頭がん(甲状腺三分の二摘出)。冬、右肺早期がん(右肺十一%摘出)。小学生の時、右手小指骨折。転倒により右手、右膝を縫う。
【家族歴】母:甲状腺がん、子宮筋腫。姉:乳がん。親戚は胆石、婦人科疾患が多い。
【増悪因子・軽快因子】―⊃音に増悪
【診察所見】。脈状:沈、やや緊、やや弱(特に右)。舌状:全体的に細い、苔少、湿。腹診:図参照。主訴の右腕が異様に張っている、左手首に邪熱有り。問診:二便正常。睡眠:六時間位、仕事でストレスを感じる。その他:頚の運動で右上肢への放散痛なし。左陽渓付近の邪熱、足三里の張り、膝下の冷え。
  
【診断】上熱下寒。|税后右肺摘出による気血の滞り、つっぱり感。▲疋吋襯丱鷯標群。首や胸の邪熱の影響ありと推測。J中の虚寒。ぅ好肇譽垢砲茲詁皸。
【治療方針】先補後瀉で、補うことに重点を置き、上部の熱を下げるように治療。,劼つりをゆるめ、巡りを改善。⊆蟯慇瓠頚、胸の瀉。J中の補。ぅ好肇譽垢慮彊を探す。
【治療内容】大腸経、肺経の手に引き、頭、頚、膻中、右季肋部、
散鍼、単刺。大巨灸頭鍼。右腕、散鍼、邪単刺。左手首の邪熱、散鍼、単刺。三陰交、灸頭鍼。右肩背から右背部の邪を散鍼、生きたツボに単刺。痞根〜徹腹の生きたツボに灸頭鍼。湧泉台座灸。右手に引き鍼。
【経過】 
◆第一診:弱かった脈状、やや復活。―→七。⊇→九。ぜ分にも他人にも「こうでなければならない」という想いが強く、常に身体に力が入り、柔軟性がなかったことに自身が気づく。
◆第二診(二〇一八年一月六日)〜第六診(二月十六日)
基本的に一診時と同様の治療。―→五⊆拉は減るが、痛みは十→九生理が十二月二十日位に来るはずが、未だに来ない。腹部の張り、ガスがあり、一診の治療に加え、腹部の生きたツボ、合谷に引き鍼。そ性性のワーク。
◆第七診(三月三日)、第八診(十七日)
二月末に生理が来たが、少量から普通量が出続けている。病院で内視鏡検査、異常なし。腹部の冷えが顕著。腹部を補い、血海に灸頭鍼。
◆第九診 四月十八日
A芦鵑了案後(三月二十日)、生理が終わった。今回は八日から生理が始まり、大量出血。病院でピルを処方されたが、経血量がより増え、十六日に中容量ピルに変更。副作用で、吐き気、ふらつきがあったものの十八日に生理が終わる。大腿内側に寒気。ご蕎陲鯏任出してもらう。
◆第十診 五月十九日
,曚椶覆ぁ1η愽瑤亮戮發覆なった。∩衒僂錣蕕債砲ぁD抄瓩寮戸は五日間で終わり、量も通常通り。ぐ柄阿牢蕎霤に揺さぶられていた出来事に動じなくなった。
◆第十一診 六月十五日
今月の生理はまだ来ない。右下腹部がチクチクし、腹部全体冷え。便秘。頭、胸、邪熱。上の熱邪をさばき、腹から下を温補する。そ性性の話。
◆第十二診(六月三十日)〜第十四診(八月四日)
A芦鷂紂二週間後に生理が来た(通常量)。本日、エアロビクスをやり、腰が痛い。骨盤から上半身が飛び出ているような、心と身体のバラバラ感があるとのこと。前後動作時痛(特に右)、安静時痛あり。L4、大腸兪付近に邪熱、圧痛。引き鍼、散鍼、単刺。じ什澆了纏ではなく、本当にやりたいことを仕事にする決意をする。
◆第十五診(八月二四日)〜十八診(二〇一九年一月十一日)
退職を八月中に決意し、十二月で会社を退職。やりたいことを始動し∈玄蠎鵑猟砲澆なくなり、胸の邪熱が初診時に比べ七割減。 
◆第十九診(一月二五日)〜二三診(五月十六日)
主訴及び上熱下寒、陰証傾向もなくなる。初診に比べ身体が一回りスッキリ(実際に体重も三kg位減量)した。ただ、定期健診の甲状腺エコーでひっかかり、細胞診をやったが採取できず、経過観察中。
【考察】患者自身、身体に起きていることを本気で知りたいという覚悟があったからこそ、心の内側が浮上し、癒され、本当にやりたいことに飛び込めたのだと思う。心が癒されると身体の痛みがなくなる、ということを目の当たりにした症例の一つである。甲状腺のエコーでひっかかっているので、引き続き気を引き締めて治療にあたりたい。

 

 

 

 

 

4.実技稽古 

 

 

5.連絡事項

 

・いやしの道創始者の横田観風先生のご著書「鍼と禅」春秋社から出版されました。

 

 

・合宿の申込締切は7月末です。詳しくは7月2日のブログをご覧下さい。

 

 

(文責  酒井)

| - | 02:20 | - | -
CALENDAR
S M T W T F S
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031
<< August 2019 >>
SELECTED ENTRIES
CATEGORIES
ARCHIVES
LINKS
PROFILE