いやしの道協会ブログ

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5月 関西支部研修会
5月12日日曜日、関西支部研修会が高槻芸術会館にて行われました。

ゴールデンウィーク過ぎたばかりですが、すでに30度超える真夏日でした。




・開始前、準備と質問の時間





○腹診
基本の型の腹診部分を集中して学びます。






○入門講座 実技
今日は学生さんお二人。






○講義 「傷寒論」村田先生

302章麻黄附子甘草湯
陰証だが無裏証=手足も冷え悪寒しごろごろ寝ていたい。少陰病にかかり二〜三日経過するも嘔吐や下痢、お腹の不具合はまだ出ていない。前章の麻黄附子細辛湯と比較すれば、細辛を去っている=停水少なく、甘草を加えている=急迫症状が強い。

303章黄蓮阿膠湯
スジ肉様のものや、鶏卵の黄身など入る、珍しい薬方。少陰病にかかり、二〜三日以上。前章より少し進んで裏位にも症状ある状態。

下腹に虚=下痢など。胸に熱=湿疹、喉の渇き、唇の乾燥あるかも。また、胸の熱ある場合、それを体外へ出そうとして便に血が混じる場合もある。(黄蓮は胸部の熱を散じ、阿膠は強壮止血剤。)
304章、305章 附子湯
少陰病にかかり1〜2日、発熱なく胃気まだ正常で、口中和(熱をもっていない)で背悪寒。とにかく冷えている場所を温める必要ある。背悪寒は寒冷感の自覚。因みに背微悪寒の場合は、口燥渇で大煩渇、脈洪大など、症状が全く違うので識別は容易。口中和の逆として、336頁の口不仁と383頁の口苦を参照。
305章の手足寒は、手首までか肘までか、肩までか?どこまで冷えているか、を確認。
306章 桃花湯
なんらかの原因少陰病になり下痢し、長引かしているうち津液が亡失し、陰証に陥ったもの。熱ないが、腸管内どこかにビラン等あって邪熱あり。(細菌性大腸炎など)赤石脂は鉱物で、赤い色をしていることから桃花と名付けられたそう。





○入門講座
沢山質問が出て盛り上がっている様子、活気ある声がよく聞こえていました。



○実技 基本の型
やはり大切なのは基本。




○講義 「方伎雑誌」井上先生
三四章
自らの手に負えない場合は、患者様へことわり、名医あれば譲ること。
三五章
患いは、早く診れば早く治るが、長く経過したものは治るのに時間がかかる。
特に小児や女子がこの傾向にあるので、我慢せず、早く言うこと。
ほおっておいては拗らせば治りにくくなるので、早めに対処するのが良いと、近しい者には特に、これを伝えておくとよい。
三六章
嘔吐治す方法いろいろ書かれている。しかし、飲食の必要な節制を本人がしない場合、いくら鍼灸治療をしても治せぬ、との事。
三七章
刺絡について。人によるが、薬より即効性あることあり。しかし、気を失う場合もあり、その場合の処置云々。自身が年を重ねてからは、何より気絶を見るのが嫌で、刺絡がいやになった、との事。
三八章
痰飲、咳嗽家が年老いて精力弱ると書いてあるような症状が出て、遂に不二に至るので、初めからご家族や近くに居る人によく説いて薬を渡すこと。
三九章
小児に風邪や乳食の停滞にて大熱やらいろいろある場合の対処法。
四〇章
えい児を診る場合は成人をみるよりもっともっと、心を込めて診ること。
四一章
天然痘は小児の一大事。年齢に応じて出る症状も変わる。薬で元気になっても、それは酒を飲めば暫く元気になってるねと同じようなこと。大人になってかかると悪いというが、それは一論だと。



時代違えども、治療は同じで共通すること多し。しかし、時代が違えば環境や原因か違う。現代の様子と比較検証。他方に話が広がり興味深く学べました。




○入門講座「いやしの道しるべ」玉水先生
さらにさらに質問攻撃。やる気が溢れています。




○丹田呼吸と身体づくり
皆の気により、場の空気がどんどん変わっていきます。





○治療と課題の発見
ペアを変えて一日3回の実技の時間があります。









・振り返りの会では、それぞれ学んだこと、気づいたこと、感じたことを皆で共有できました。




来月は、
日程 6月9日第2日曜日
場所 高槻市芸術会館 3階和室、にて行われます。
奮ってご参加くださいませ。
(文責:田原)

| ◇関西支部 | 11:00 | - | -
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