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4月杉山真伝流勉強会

『杉山真伝流』勉強会 第162回 平成31420

           講師 大浦慈観先生

◆◆◆シリーズ:『杉山流三部書』から(21)◆◆◆

今回のテーマ:『療治大概書』(小児門)手術は、盛炎術・雌雄孳術

現在学んでいる「療治大概書」は杉山和一検校が京都在住の折「砭寿軒」より

この書を譲られ江戸に戻り鍼灸教育の塾を開くにあたりテキストとするため

病名や穴名を漢字に変えて編纂し直したものです。

小児の嘔吐、嘔は「からえずく」物は出ない

 吐はものを出す。冷えて蠕動運動の力ないと、ガスが張ったりして「げぼっ」

と吐いてしまう。胃を破るとここではあるので、上脘、中脘に治療。(多分軽く

鍼だろう)お乳をのませた後一般的には姿勢を起こし、げっぷを出してから

横にすると良いと会場から経験を話された。

小児の泄瀉 さらさらと下る。(冷えて、物が消化不良を起こしそのまま出て

しまう)普通下痢は寒熱があり冷えて下痢してしまうものと病原菌によって熱に

よって下痢するものがある。泄瀉というと冷えの方になる。関元、気海。(灸)

夜啼客忤(やていきゃくご)(夜泣きと何かに驚いて泣く)

夜啼 脾の寒と心の熱による

ヾ蘓Ю椎鬚お腹が冷えて食べたがらず腹痛してうずくまり泣く

熱の時は手も顔も熱っぽく乾燥して火を見ていやがり泣く。

本文は小児身体が熱し、胸中ざわざわして、腹熱く汗し身を反り口や舌に口内炎

が痛んで乳をのむことが出来ず夜泣きする。章門(鍼をしている)別資料では

中脘の横並びの穴を用いたり百会、なども使っている。赤ちゃんは臍回りを

温めて、蠕動運動をよくし軽くこするぐらいでよい。見方としたらお腹が冷えて

ガスが張って胸の中に熱気が強く横隔膜の動きが悪くなると気持ちも動揺しやすく

気が突きあがりやすくなる。足の方の冷えもあるだろうから、単に心包経に引く

と良いとか散鍼すればよいでなく足の方を温める。

客忤 外からの大きな音や、見知らぬ怖いものに驚きひきつけを起こしひっくり

かえる。心が微弱で外邪に客気しびっくりする。隠白、大都、(下の方に熱を

引き下げている)間使。(心包経)胸から頭の方に気が突き上げているので

気を引く。お腹は巨闕、中脘、鳩尾、肩井細い鍼で雀啄をしている。天枢、合谷、

百会、内庭に灸をしている。昔は小児の死亡が多く助けなければの気迫を感じる。

痘瘡

小児に痘瘡がでるときどういう徴候があるか。(顎)が赤く瞼の赤く、あくびし、

くしゃみ驚いたり、耳の付け根や指の先が氷のようにつめたい。赤ちゃんを

見ると発疹が見える。頭や顔から始まる。ウイリスが入ると一週間ぐらいの

潜伏期があり発熱高熱頭痛腰痛して発疹が出てくる。3日から4日で一時高熱が

解熱する。そのあと全身に発疹が出る。紀元前よりあり感染力が強かった。

600年頃日本ははいってきた。

幕末に日本でも蘭学者が種痘をはじめ痘瘡は減り始めた、

どのように経過するかというとバラ疹が全身に出てもっと大きくなり、盛り上がり

水泡が出来て嚢胞になり渇いて。瘡蓋になりボロボロおちる。瘢痕化する。

ここまでくると平常になれる。結局亡くなるひとは敗血症になって亡くなる。

詳細に説明有。

  

盛炎術(三焦不調にて食欲化せず。宿食にて腹痛し癖魂あり他)

  雌雄孳術

傷寒、太陽の症にて、発汗せざる者は天部に用いたるは、立ちどころに発汗す。他。

次回5月18日第三土曜日

(市川友理)

 

 

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