いやしの道協会ブログ

いやしの道協会の最新情報をお届けします。

※当ホームページ、ブログに掲載する画像・文章の無断転載、転用はご遠慮ください。
<< 3月 東京月例会 | main | 3月 東京接心会 >>
3月杉山真伝流勉強会

『杉山真伝流』勉強会 第161回 平成31316

           講師 大浦慈観先生

   4月20日第三土曜日より第33期開講

◆日時:毎月第3土曜日。PM5:00〜8時

◆場所:(上野)七倉会館2階 (台東区池之端2−5−47七倉神社境内)

    地下鉄千代田線・根津南口下車、徒歩2分

    JR上野駅・公園口下車→徒歩15分

◆会費:3000円(但し、5回前納の場合は10000円)

◆主催:日本古医道研究所/共催いやしの道協会

 

  ◆◆◆シリーズ:『杉山流三部書』から(20)◆◆◆

今回のテーマ:『療治大概書』(小児門◆房蟒僂蓮去邪術・経束術

現在学んでいる「療治大概書」は杉山和一検校が京都在住の折「砭寿軒」よりこの書を

譲られ江戸に戻り鍼灸教育の塾を開くにあたりテキストとするため病名や穴名を漢字に

変えて編纂し直したものです。

ゝ浙檀(急に起きるひきつけ)

発病が急で高熱を発す。東洋医学の病名は症状によって名付けられて、ひきつけを起こす

ものを全部「驚風」という言い方をする。原因はウイルス感染の流行性脳膜炎や脳炎や

食中毒、精神的ショック、原因はそれぞれである。「風」とつくものは神経症状である。

歯をくいしばり、高熱、よだれ、痙攣、口の中熱、顔赤く、大小便は逆に詰まる。原因は

風、痰熱。肝(神経に関係あるものをいう)の臓に属し熱症でもあるので陽症なり。

治療は百会、人中、印堂(これらは気付け鍼)中衝、大敦、太衝、合谷(引き鍼や、瀉血)

∨驚風(慢性の小児の虚寒のひきつけ。)

顔は白、青色で心身だるく眠たがる、ゆっくりしたひきつけ、腹部は陥凹し、呼吸は小さく

緩やか。原因は脾胃の気不足、病後に吐逆や腹下り、手足冷え、鼻息は熱し、手足搐(筋肉

痙攣する)睡眠中にも黒眼をあける。大便希薄、小便閉尿。激しい時は痰を生じ、

ぜこぜこする痰だけでなく毒性化した痰が上って行って頭に入り「中風」になったり意識

障害を起こしたりのものを痰と言い、また風を生じ治り難い陰症である。脾胃の虚は治し

にくい。栄養障害からひきつけを起こしたり風邪にしても脳に入ったりしてしまう。そこで

脾経を使っている。隠白、商丘、身柱、(子供にちりげの灸をするところ)百会、お腹虚し

て上に突き上げているので)上星、(脳を冷ます)人中、大敦、脾兪。(お腹の改善に灸)

3疳(子供の消化器症状)

乳母(おじと言いもらい乳)を与える人が食事をきちんと取らず甘いものを取り過ぎ、熱さ

寒さも調整なく、喜び、怒り、お酒をたくさん飲み、脾胃を破り、その後子に乳を与える。

結果飲んだ乳を吐き、下痢、渋り、小児は栄養不良や慢性の消化不良により、面黄、肌痩、

毛髪の焦枯(チリチリ)、腹大で青筋みる、精神衰弱などをあらわす病症。大本は脾虚

栄養をとれていない。乳を与える母親は気を付ける。

清明、(攅竹、)章門、九兪、七兪、十一兪、上脘、中脘。消化器系を使う。

癖疾(腹の脇にあるかたまりなり)根本的には脾胃の虚の病である。

癖とは脇の方に塊の意味で江戸以前はこれを「がわら」または「かたかい」といっていた。

原因として母親の不養生が原因で子供の食物が滞こうり、大小便が滞り巡り悪くそれが脇に

塊として出てくる。特に循環が悪くなると血や水分がだぶつきむくむ。胸に痰がたまったり

する。慢性化すると少食で脾臓が弱る。固まりは皮膚より内腹膜より外にできる。

ぶよぶよのものできる。(浮腫み) 章門、上脘、中脘。

およそ小児は大椎より脊柱を押し探ると血筋(細絡)がありこれが癖の根だといっている。

五臓の根焼きといい脊際の圧痛の強い処に灸をして五臓六腑を治そうとしていた。銅銭三文

を置き穴の中に灸七壮で癖の根を焼く(毒血の細絡を焼いていく)。

  

手技ゝ郤拿僉”分に刺入してしばらく鍼を転じ、気の離れるを得たら押手口を開き

右手の管で四方を押す

経束術 先ず刺入すること1寸5分、その鍼を皮部へ引き去る時これを転じ引くこと

1またその鍼を転じ元の処に至らしめること数十度暫くしてその鍼を退き去る。

  

次回は4月20日 第三土曜日

(市川友理)

| 杉山真伝流勉強会 | 17:25 | - | -
CALENDAR
S M T W T F S
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  
<< October 2019 >>
SELECTED ENTRIES
CATEGORIES
ARCHIVES
LINKS
PROFILE