いやしの道協会ブログ

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1月 東京月例会

皆様、あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いします。

 

2019年度、いやしの道協会最初の月例会です。

今年も根津、七倉会館でお世話になります。

 

1、静座


坐禅、正坐で呼吸・姿勢・心を整えます。

 

 

2、講話 前之園 空観先生

 

 

 

「伝えられなかったことを伝えに来ました」

 

まるでン十年越しの初恋の告白でも始まりそうですが、勿論違います(笑)。

 

今年の合宿の『形を作る 〜いつも同じでいられるために〜 』の続きになります。

 

まず、前之園先生から坐禅の形をとるように指示がされます。さらにそこから患者さんに鍼をするつもりで手を30兪阿暴个考佑砲箸里海函

 

その時点で皆さんの姿勢はどうなっているでしょうか?。腕の円相や、姿勢が崩れてはいないでしょうか?。

 

前之園先生からは、

 

「いやしの道では、『坐禅しているつもりで鍼をしなさい。』と教わる。」

 

とのこと。その際に、

 

・姿勢が『崩れる』のは初学者

・姿勢を『崩せる』のは熟練の先生

 

ということでした。

 

崩れるパターンにも幾つかあり、

 

・『手を伸ばす』…30僂竜離を稼ぐため手を前に出し腕の円相が崩れる

・『腰を倒す』…肚が入っている人は良いが、背中が丸くなっている人もいる。

 

などがあるそうです。

 

結局のところ、坐禅しているつもりで鍼をするためには『肚で打つ』ということになるということですが、そもそも『肚で打つ』って何?ということに前之園先生も苦労されたようです。そして、

 

「動きを教えるのは、前提を自分と皆さんで共有していなくてはいけない。重心が動くというのは?を共有したい。」

 

ということでした。

 

そもそも、前之園先生は体育畑のご出身。いやしの道では、

 

「一度全てを忘れなさい。」

 

と教わるため、初伝・中伝ではそれ(体育畑出身)を出さずにやってきたが、指導者になって時間が経ち、自分のバックボーンである運動を通して指導した方が伝え易いということです。

 

また、前之園先生が言うには、

 

「自分には信仰心が無い。皆さんが思っているより遙かに無い。心がどうとか言われても…、これはいやしの道無理だわ〜。」

 

と思われたそうですが、

 

「ワザが極まりて心に到る」

 

ということばがあるため、技を極めるために一日を一意専心に過ごすことは禅をやっている人達にも通じることもあるのでは?という思いから「技、技。」と言うそうです。

 

そして技術習得に必要な課程として示された図がこちら。

 

     →客観イメージ(外的イメージ)

 

運動     ↓(上達に従い

イメージ   ↓ 移行してゆく)    

          

     →筋感覚イメージ(内的イメージ)

 

技術の習得は外的イメージの模倣から始めるが、技術レベルが上がっていくと運動イメージが徐々に内的イメージへ移行していく。

 

(※ただし、どこどこの筋肉を動かしている…というのは、外的イメージになり、熟練度が少ない。)

 

無意識の運動とは、小脳で記憶すること。

(運動指令のモデルを作ること

 ……例:ペンを取る、歯磨き、など)

 

これらを観風先生は『筋肉群の調和』とおっしゃるそうです。

 

次に、前之園先生が動きを伝えるために行うことは、

 

1、数多く真似させる。

2、限定された条件下で行う。

3、出力を大きくする。

4、似た動きを使う。

 

ということですが、これらは気付きにしかならないため、その後の工夫が必要ということです。

 

更に、似て非なるものの排除ということも説明されましたが…、

 

1、鍼を『刺す』と鍼を『置く』。

2、『近づける』と『近づく』。

3、目を『つぶる』。目を『そらす』。(熟練者と初学者)

 

……難しい💧。3に関しては前之園先生も、

 

「格好いいんだけどね〜。」

 

と。

 

これに関しては身に覚えがあるのでギクリとしました。熟練の先生方と、その真似をしているだけの初学者とでは雲泥の差があるようです。次の月例会で指導者の先生方にもう一度よく確認しておかないと……💦。

 

ちなみに、来月(2月)のフォローアップ講座は『初伝あれこれ』(いやしの道9号)を用いて、基本の型を順々に前之園先生がご自分の解釈を解説していってくださいます!。初伝の人は是非参加しましょう!!。

 

3、臨床検討会 牛尾 宣子先生

 

 

今回からは、症例発表の際に患者さんの腹診図も示していくとのこと。

よりしっかりと患者さんの生命の状態を把握することが求められてゆきます。

 

 

 

『卵巣がん術後の治療』

 

【考察】初診では脈と舌診から陰証と思われたが、冷えは酷くなく活動も出来ていたので陰証傾向と考え腹部の状態の改善を目指した。胸の熱を取ることで胸のつまり感はとれたが背中の違和感は改善されなかった。十月に東洋医学科から少陽病虚証の薬が処方されたことで膝から下の冷えが改善され、背中の違和感を主に訴えることが多くなり、頭痛が起こり始めた。九診の風邪と考えた熱は、漢方薬の内服によるものと後から分かり勉強不足を痛感した。患者は、柴胡桂枝乾姜湯証で陽証の部分を漢方薬が、陰証の部分を鍼灸が担っていたと考えると、お腹の状態がもっと改善できていればしっかりと熱が出て背中の違和感がとれたのかもしれない。現在も気の動揺で様々な症状がみられるが、邪毒の在り様をきちんとイメージし、どのような順序で、どの様な部位に、どの様な手技を施せばよいか考えながら治療できるようになりたいと思う。患者は、これまでの愁訴が鍼灸でとれたことに驚かれたが、身体が楽になったことで、患者のQOLの向上につながったことは良かった。

 

(※発表された内容は、個人の特定に繋がる情報が含まれるため、ブログでは大部分を割愛させていただきました。ご了承ください。)

 

4、実技タイム

 

 

 

今年最初の実技稽古です。

 

 

 

みなさん、気合が入っています!。 

 

 

…と、奥の方では何やら楽しそうな声が…。

 

 

 

朽名会長はスペシャルゲストのN君と『いやしの道幼稚園』状態でした(笑)。

 

三輪副会長も、

 

「子供が気軽に来られる雰囲気の会でありたい。」

 

とのこと。そんな和気あいあいとした会であり続けたら素敵ですね👍。

 

次回の月例会は2月17日(日)の14時開始になります。

来月もよろしくお願いします。

 

(文責:松本)

 

 

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