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1月湘南研修会

2019年1月10日(木)

平塚商工会議所にて湘南研修会が開かれました。

1・基本動作

 

・調和息

曲げる、伸ばす、落とす・・・繰り返しながら姿勢を整えます。

続いて腹式呼吸、逆腹式呼吸

手を合わせ気の感得

 

↑ポイントは髪の毛です。(余談)

2・総稽古

 

前回に続きモデルは海野先生です。今日も治療は石井先生です。

まだ回復されておらず、車の運転もしていないとのこと。心配です。

 

脈診:普段の先生の脈より強い、ということは何かある。

   一見元気そうであるがこれはから元気の脈。

舌:白っぽく、歯痕あり。

 

 

腹診:動悸あり、胸に熱(胸の前面に熱、奥が冷えている虚熱)

下焦力ない、もともと右下腹部には邪がある。

心下嫌な感じ、自分でもさわれない(心下痞、心舌痞硬は痛がらない、痛がるのは小結胸)

問診:尿の色:黄色念に何度が透明もともとビリルビンの値が高い

数年前から動悸があり循環器で診てもらったが問題なし。

血圧129/88

睡眠:11時に寝て4時に目が覚める(早朝覚醒)

月曜日に刺絡をしてもらった。

日頃頭痛などあっても平気で動かれていたので、いつこのような状態になるかと

周りの先生方は心配されていたそうです。

病気のメカニズムでは

第5段階の状態が長く続いたために今はそれが平常の状態になったということで0段階。

治療:手に引き、胸の熱に対してのアプローチ、下焦を補う。

 

うつ伏せになり候背診、頭の熱を診て細絡を探します。

頭部より刺絡。

 

背中からも刺絡、最後は津波鍼。

早く元気になりますように。

 

∩箸吠かれての稽古

 

 

今日の症状は心煩眠るを得ずです。

 

まってました!おやつタイム!

今日のおやつです。

 

 

3・講義「切脈一葦」木村先生

 

P461死生要訣から最後まで

扁鵲傳に記載されている『血脈は治るなり。而て何が怪しいのか』とは、病が重いと雖も、血色と動脈が倶に治る時は、

この病は必ず生きるということを疑ってはならないという事である。・・・

傷寒論に脈が病んで人が病まないのを行尸と言うとある。王気無きを以て卒かに眩仆して死ぬ。人が病んで脈が病まないものを、

名づけて内虚と言うとある。・・・

難経に「寸口の脈、平にして死する者は、生気獨り内に於いて絶える也」とあるのは、脈が平なのに死んでしまう者は、

腎間の動気が内に絶する事を以て死すると言うことである。・・・

(一部抜粋)

脈を見ることは難しいと感じていますが、この意訳をもとにさらに学んで行けたら良いと思います。

最後は急ぎ足での終了となりましたが、長い間ありがとうございました。

 

4・講義「傷寒論真髄」海野先生

 

395章 大病差後、従腰已下、有水気者、牡蛎沢瀉散主之。

薬味は、牡蛎、沢瀉、カロコン、蜀漆、葶厤藶、海藻

体が弱って水毒がたまった人

『類聚方広義』では「後世に虚腫と称する者は、此の方に宜しき者有り。

宜しく其の証を審らかにし、以て之を与うべし。

若し散服する能わざる者は、湯と為して用ふべし。」

『漢方古方要方解説』奥田謙蔵

心悸亢進、逆上感あり。尿利著しく減少し、腰脚より指頭に到るまで水腫ある証。

身体やや羸痩し、逆上感あり。下腹部麻痺し、尿利減少し、下肢腫れて倦怠感甚だしき証。・・・

体が虚して尿が出ず、水の巡りが悪く、胸腹に動悸があり、臍から足先までむくんでいる状態。

似たものには五苓散(水毒があるが、熱がからんでいる。虚してはいない)や

桂枝甘草竜骨牡蛎湯(体が虚して疲れている場合で、虚気上逆があり、水毒もある)がある。

この状態を鍼でどうするか?

『鍼道発秘』では

「放心」気を晴らし下焦を補い虚気上逆を改善する。

「大寒」水毒があったり、機能低下のため冷えているのであたためる。

「小便」小便不利に対して

「水腫」腹の虚を補い、腎経、水分穴など水に関係する所を使う。根気よく治療する。

 

残りの397章は来月となります。

約20年かけて『傷寒論真髄』を解説してくださいました。

本当にありがとうございました。

 

今回を持ちまして平塚での湘南研修会の開催は終了となります。

ここでは傷寒論をはじめ技術的なことなど細かくたくさん教えていただきました。

20年継続してご指導いただけたことはとても有り難いことだと感謝しております。

海野先生、石井先生お疲れ様でございました。

ご指導ありがとうございました。

 

最後に記念撮影

文責:牛尾

| ◇湘南研修会 | 16:31 | - | -
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