いやしの道協会ブログ

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12月東京接心会

例年よりは余り寒くない為か「年末」という気が未だしない12月22日、駒込・巣鴨の勝林寺さんにて東京接心会が行われました。

 

【実技】17:30〜19:00

 

勝林寺のご住職よりおはぎの差し入れをいただきました!

 

【講義】19:15〜20:35


〉誕について(最終回)
横田観風先生の「古方漢方を学ぶ会・講義録」『いやしの道機関誌 第5号』を4回にわたり講義していただいてきましたが、今日は最後に残っていた「心臓性喘息」を解説していただきました。
針砂湯(少陽病・虚証)、茯苓杏仁甘草湯(少陽病・虚実間証)木防已湯(少陽病・実証)の別についても学びました。

 

鍼道発秘(難産の鍼)
妊婦に横臥してもらい、術者は妊婦の背部に位置し、京門、志室付近を外から内へと深く指を刺し入れ、固いスジバリを見つけ、一鍼を下す。妊婦には腹部ではなく、横腹、腰背部に施術して腹内の気を引く。
このスジバリは腎に接し、腎気の巡りに関わるので、妊娠腎を起こしたり、出産時の骨盤の開きなどにも影響を及ぼし、これを緩めることは重要である。

 

↑妊婦さんへの治療を行う際の体勢

 

「後産下りざるには」
胎盤の排出、すなわち悪露の排出を促すには、分娩後に虚した腹部を補う必要がある。
それが、巨闕、大横、水道、徹腹への刺法である。

 

※不妊症の治療や妊娠中の治療は「難産の鍼」とは逆(三陰交を補い、合谷を瀉す)を行う。


尾台榕堂『方伎雑誌』から印象深い治験例を紹介していただきました。
妊娠6か月で死産したが、逆子だったため足から出て、途中で首がちぎれて体内に残ってしまったものを桃核承気湯で下すことができたという例です。

「腹を按撫するに首がゴロゴロと游移遷転して、あたかも水中に西瓜を浮かめたるが如し。」
「その夜一宿して、桃核承気湯三貼用いければ、翌朝、快利して首はたちまち出でぬ。」

 

また、松田邦夫『症例による漢方治療の実際』から不妊症治療についての症例を二例学びました。
・不妊症に当帰芍薬散料(妻)、八味地黄丸(夫)
・呉茱萸湯で妊娠成功

 

 

【坐禅】20:50〜21:30

 

 

最後は白隠禅師坐禅和讃を皆で唱和しました。


来月の東京接心会は、1月26日土曜日17:30〜となります。
月例会よりも少人数(10〜15名)ですので、疑問や、困りごとなどを気軽に相談できます!
是非一度参加してみてください。

参加をご希望の方は【いやしの道協会HP:行事案内】
(http://iyashinomichikyokai.com/event.html)
のページをご覧ください。

 

(文責:中川)

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