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11月杉山真伝流勉強会

『杉山真伝流』勉強会 第157回 平成301117

              講師 大浦慈観先生

◆◆◆シリーズ:『杉山流三部書』から(16)◆◆◆

今回のテーマ:『療治大概書』(眼目・耳病)手術は、とうひ手術・浅深術

現在学んでいる「療治大概書」は杉山和一検校が京都在住の折「砭寿軒」より

この書を譲られ江戸に戻り鍼灸教育の塾を開くにあたりテキストとするため

病名や穴名を漢字に変えて編纂し直したものです。31期も引き続き

「療治大概書」を学びます。

眼目

両眼があるのは、天に太陽や月があるように人間の身体にも左右の目があり、

目は萬の物を見る物で一身体の要のようである。

目の病には72種類の眼病があると言われ、大浦先生の資料には内症24名、

外症48名症状や発症の仕方でいろいろの名前を付けた一覧が記されていて、

東洋医学的には同じ目の病でもどう発症してどう変化していくか詳細に仕分け

分類しているので読んでいると様子が分かる「療治の大概書」には72種あり

で内容の説明はない。しかし、おおよそ大事なことだけしるしますとある。

黒目は肝臓を司る。内眥(目頭)は心、まぶたは脾、白眼は肺、ひとみは腎、

と目を五臓配当している。臨床的に意味は?大体において目の病は色体表では

肝との関わりがあると言っている。まぶたは脾というがまぶたが痙攣するとき

は水毒がたまりむくんでいる時になる。またまぶただけでなく、身体がぴくぴく

するときは水毒のなせるわざである。東洋医学用語で「筋掦肉じゅん」

(きんてきにくじゅん)眼瞼痙攣こういう時、漢方は利水剤を使う。茯苓

(神経性の痙攣に効果)を使うと良い。また鍼灸では水分穴と気海穴をセット

使い小腸の動きをよくすると顔のむくみやまぶたの腫れがとれる。

目の内側の毛細血管が切れて赤くなる‥心 高齢化すると目が衰える・・腎と

いっているが 関連付けて大体つかむと良い。三陰交・風門・手足三里・百会・

肩井・肝兪 が記されているが、目の周辺部の穴を使うと良い。

真伝流の「中之巻第三」の治験例21.雀目。神庭穴に三稜鍼で血を取り、

何と鍼痏に塩を塗る。(痛みで涙を作らせて血管を拡張させて毒素をだす。

その後足三里の多壮灸、全身的にしっかりさせる目的か。)治験例26

目赤まぶた痛。 島浦和田一さんは足三里の灸をよく使っている。

この治験例では足三里の多壮灸だけでなおしている。

治験例28目出泣、痛痒、眼中有赤昹に、攅竹、絲竹空は鍼管を使う術にて

風池は啄術、目の奥に向かいひねりながら入れひねりながら邪を抜く治療。

耳の病

耳は腎の主ところ。腎虚すると聞えにくく、耳鳴りする。左の耳聞えないは胆経

の上の方に熱を持ち気が上昇する。右耳は色欲相火動くなり、と上に気が上昇して

頭がおかしくなるSEX過多、右腎命門で右といっているかも。気が変動するとき

大体下へ行かず気は上昇する。失敗例で胆経上の突っ張りがひどい人に風池に置鍼

して,気のとうりを良くしようと単純に考えに陽陵泉に置鍼して寝てもらっていたら

、頭がガンガンしたと言われ抜鍼後休んでかえってもらった。下に引こうと思っても

風池の強いところに気は行ってしまうので注意。腎経に風熱あるとき両耳腫れ痛む。

太目の女性で腎臓が悪い人が実習という緊張の中大汗を描いた後冷房で冷えて

急性腎炎になってしまった。耳鳴りになり季肋部の熱を取って腎の熱は取れたが上の

症状は残ったが3回目で治る。耳聞えぬ、聴会、迎香、足三里。耳鳴るは頬車、迎香、

百会。耳痛むは耳門、間使(別の本は肝兪)、章門、頬車、風池。老人施難聴は気虚

なので気が虚しているか(気が巡っていないので血流をよくするが、実熱から炎症を

起こしている場合は熱を散ずる。良く見分けて治療する。

手技の練習は儖ひ術(とうひじゅつ)と浅深術

 11月24日25日日本鍼灸学会に於いて大浦先生の発表がありました。

 「杉山流と江戸期鍼灸流派の毫鍼について」

  次回は12月15日です。 (市川友理)

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