いやしの道協会ブログ

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9月東京接心会

この夏、猛威を振るった暑さもひとまず落ち着き、少しずつ秋らしくなってきた9月の終わり、駒込・勝林寺さんにて東京接心会が行われました。

 

陽が落ちるのもすっかり早くなってきました。

 

あっ、勝林寺さんの看板猫(?)発見❗。

しかし、既に禅定に入られているようで、いくら呼びかけても振り向いてもらえませんでした(T-T)。

 

勝林寺さんに着くと、実技稽古の前に朽名先生が中川先生を治療されています!。

今の自分ではまだ、指導者の先生方が何を狙ってそこに一鍼を下しているのか、理解が追いつきませんが、それでも目によく焼き付けておかねば。

 

 

[実技]

 

 

朽名先生、熱血指導中!。

 

 

伊藤先生、中川先生、治療中も笑顔が素敵です!!。

 

 

山野先生は秘密道具を使って、初伝の方に姿勢の指導。

だいぶ丹田に力が入るようになったようです。

秘密道具の詳細については……、月例会で山野先生に直接聞いてください!。

 

 

[朽名先生講義]

 

普段の東京接心会では、実技稽古の後に十分な時間を取って講義が行われるのですが、本日はある理由があって時間がおしています。(その理由は後程明らかに…。)

 

わずか10分程の短い講義でしたが、それでも濃密な内容になるのが指導者の先生方の凄いところ!。

 

 

玉城康四郎先生の『生命とは何か』(法蔵館)の中から「風とは何か」について講義していただきました。

 

朽名先生曰く、

 

「万病一風的治療を行うのだから、風とは何かについて考える必要がある。」

 

とのこと。

 

……なるほど。自分では全然そこに考えが至りませんでしたが、言われてみればごもっともです。

 

時間が無いので、要点だけを端的に説明していただいたのですが、『生命とは何か』の一節に、

 

 

『さて、ここで風というが、それはいったいどういう意味なのであろうか。もう少しリアルに理解したいために、別の資料を調べてみよう。

 

 ブッダは悟りを開く前に、さまざまな苦行を試みたことはよく知られている。その苦行の一つに、「息をとめてしまう」というのがある。無息禅といわれるものである。この無息禅にいくつかの段階がある。まず、口と鼻からの息をとめる。すると耳の穴から、風が極端な音をたてて出る。ちょうど鍛冶工が鞴[ふいご]を動かすような音である、という。つぎに、口と鼻だけではなく耳の穴もとめてしまう。すると、ものすごい風が、あたかも鋭利な刀で頭をくだくように、頭のなかをかき乱す。さらにひどくなると、屠牛者が鋭利な牛刀で腹を切り開くように、風が腹のなかを切り開く。もっとひどくなると、二人の怪力のものが、片方ずつの腕をとって火のなかで焼くように、風が体のなかで高温度の熱をおこす、という。

 

 このような、ブッダの悟り以前の苦行を見ると、風というのは体のなかのすみずみまで吹きとおっているものであることがわかる。このことは、後に考察するように、重要な注目点であることを留意しておきたい。』

 

 

…と、あります。このことから、風とは『気』とも言い換えられるのではないかと。

また、

 

 

『もう一つの例を考えてみよう。それは『倶舎論』に示されている宇宙の創成から壊滅に至る、成・住・壊・空の四劫説である。成劫は、宇宙が成立し始めてから完了するまで、いいかえれば、天体が現れて衆生が生じ終わるまでである。』

 

 

という一説からは、

 

「空というのは、宇宙が一回消滅した、ということであるが、空といっても全て無くなるわけではない。次の宇宙が生じる時に一陣の風が吹く。前の宇宙が残していった風のカルマ、それは皆さんの呼吸の中にある。」

 

…ということでした。そして…、

 

「…というワケで坐禅の時間です!。」

 

HERE WE GO 🎶。

 

 

[坐禅]

 

本堂へ移動して坐禅の時間となります。

 

 

 お月様が綺麗です。

 

 

実は、今回の東京接心会は特別版となっています。

 

題して、「調身・調息・調心」といういやしの道の基礎にかえる、です。

 

先日のいやしの道協会の合宿の座談会でも触れられましたが、かつて横田観風先生に弟子入りするためには、茨城県石岡市(旧 八郷町)のつくば研修所で行われている泊まりがけの接心会に参加すれことが必須でした。

 

そこでは、休憩をはさみつつ2時間みっちりと坐禅を組むのです。

 

本日はそれに倣い、東京接心会でも2時間の坐禅を行います。(それで講義の時間もおしていたのです!。)

 

まさに、いやしの道の原点❗……と、言えるのではないでしょうか?。

(本日のブログ当番は初伝なので、あまり責任持って断言出来ないのです💧。)

 

 

 

 

(心なしか、参加人数がいつもより少ないような……。)

皆さん、高い志を持って参加されています❗。

 

坐禅終了後、帰宅準備をしている際に、改めていやしの道に於いて坐ることの重要性、また長く坐ってこそ見えてくるものもある、といった話題で盛り上がりました。

 

 

最後は、勝林寺さんのご住職と綺麗なお月さまに見送られて帰路につきました。

 

 

 

 

本日も良い学びの場をありがとうございました。

 

(文責:松本)

 

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