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6月杉山真伝流勉強会

『杉山真伝流』勉強会 第152回 平成30616

              講師 大浦慈観先生

◆◆◆シリーズ:『杉山流三部書』から(11 )◆◆◆

今回のテーマ:『療治大概書』(自汗・癲癇・吐血)

『十四管術』より(通谷管・爻ショ管)

現在学んでいる「療治大概書」は杉山和一検校が京都在住の折「砭寿軒」よりこの書を

譲られ江戸に戻り鍼灸教育の塾を開くにあたりテキストとするため病名や穴名を漢字に

変えて編纂し直したものです。31期も引き続き「療治大概書」を学びます。

           重要なお知らせ

  9月の真伝流の勉強会は第4土曜日9月22日になります。

自汗は何もせずにダラダラと汗がでること。盗汗は寝汗のこと。汗の5液は、汗―心 

涙―肝 鼻水―肺 涎―脾  唾―腎 。心の液は汗。何故汗かくかというと心熱する

とき汗をかく(胸の中の熱)胸中に熱があると背中や頭、頸あたりにも汗がでる。自汗

とは陽虚に属すとあるが、陽気は身体を温める気であり、陽虚とは身体を温める気が

不足している寒がりの人をいう。また陽は体表面という意味合いがあり(衛気)ここでは

体表面の腠理のことを言っている。腠理が開きっぱなしでだらだらと汗が出てしまう。

汗線の機能が低下している。

盗汗は(寝汗のこと)身体を冷やして滋養する津液の意味で「体をさます気」陰虚に属す。

陽の体表面に対して陰は臓腑のことを言っている。体の中の津液が不足すると熱気を冷ま

すことができない。(胃腸が弱いので水分吸収が出来ない為)脾腎の働きが低下すると

上部の方ばかり熱くなる。水分吸収が出来なく粘膜や皮膚がカサカサし、舌も赤い。

…撤嬋埖 ∝腎の虚 (脾腎の機能低下)

何故寝ていて汗になるか?昼間動いている時は巡るが、夜間寝てじっとしていると巡らず

淀み、滞り、下は冷え上が熱くなって汗となる。実証タイプは身体全体で汗をかく。

虚証が強くなると胸や頸から上に片寄り局所に偏る。陽虚の人の治療を会場より聞く。

早寝・太陽を浴びる日向ぼっこをする・乾布まさつ・温冷浴・腠理を鍛える

痩せている人でいつもしっとり水っぽい人もいる。常に調子が悪く弱い。汗腺の締まり悪く

筋肉つっぱり痛みが出る。風に当たると不調になるので、肝兪、腎兪、章門(別本)に治療

をして水分代謝を良くする。盗汗は脾腎の虚があるので中脘(脾を立て治し水分吸収を促す

更年期のホットフラッシュはホルモン系のものである。

癲癇 屈地(くつち)かきのこと。急に地面に倒れる。癲 は心の血液不足が脳に良い血が

巡らず失調を起こす。状態は急に高揚して騒ぎ倒れたりする(躁状態)。脳の一部に傷ある

精神的に興奮したり、ストレスがかかり疲れたりすると脳波の異常が起きて発作的に倒

れる興奮しやすいので日常生活に注意したい。

精神疾患者の治療  鳩尾、人中、間使、肝兪、上察天突

陽癇・遺伝以外に問題点があるか、風邪の邪が入り発しているものは内は六腑、外は

皮膚脈は浮で治りやすい。陰癇・ストレスやショックを受けた時や体力消耗をしたとき、

体内の邪気が突き上げると脈は沈で内は五臓・骨髄にあり治りにくい。

治療“作起きている時、頭部の邪気を散ずる。熱気を瀉す気付けに人中に鍼 23嵋

詰まりを取る。ぜ蠡に強く引く。頭だけを考えず臓腑を整える(中脘・気海・関元)

ヰ堯肩を緩め遠くに引く。(肝兪、腎兪)精神疾患 大椎、心中、筋縮 灸も効果あり。

吐血 積熱(内臓に積もった邪熱)

^澆箚痢憤瀋掾腓箚隆發覆鼻法´肺や気管(喀血)治療には臓腑を整える。

端座流

々の痛みの鍼、咳気喘息唾悪しきに胸の痛みに用ゆる針C翩、頭風、首痛み首寝違がえり。

「十四管術」より通谷管術、(振動を鍼下に伝える)爻ショ管術(和かな刺激でより深く広く

強張りを緩められる。)

次回は7月21日です。梅雨らしくない猛暑の折、水分補給に気を付けましょう。

(市川友理)

| 杉山真伝流勉強会 | 09:36 | - | -
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