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3月杉山真伝流勉強会

『杉山真伝流』勉強会 第149回 平成30年3月17

              講師 大浦慈観先生

◆◆◆シリーズ:『杉山流三部書』から(8)◆◆◆

今回のテーマ:『療治大概書』(腰痛・脚気・黄疸)

『十四管術』より(扣管・暁管術)

現在学んでいる「療治大概書」は杉山和一検校が京都在住の折「砭寿軒」よりこの書を

譲られ江戸に戻り鍼灸教育の塾を開くにあたりテキストとするため病名や穴名を漢字に

変えて編纂し直したものです。

 

江戸時代後期のもの紙で作られたはりこの経穴人形の大小2体。大浦先生の持ち物で

杉山神社の会館に展示する前に披露してくれました。特徴は寸法の記入が書かれている。

5色で色分けして経が引かれている。森ノ宮の医療学園のミュージアムに「砭寿軒」が

作らせた銅人形明堂図は天井に達する大きな図で等身大に作らせている。穴の場所を

見てはっきりさせるためでありまた五色を使って経絡線を描いている。

1腰痛 原因 ―鼎なをもつ 陰欲過多 4世鮟个、冷たい水を浴びる。腎を破る。

 委中、(刺血)、腎兪、足三里、章門、絶骨

会場からの話しで、陰欲過多の患者さんが来院した。40代立ち上がれず車椅子で来た。

腎虚の極のような話だった。昔から腰痛の時は委中から刺血して血流を促している。

記載の穴で腰痛が即治りそうもないので考えると、章門もあるので腎兪はもっと脇を

含めた広い範囲を考えている。膀胱経のルート上を引き下ろしたり委中より刺血して

循環を良くしたり、胃経の腰痛であれば足三里を使い胃経関連、胆経上の腰痛あったら

絶骨に響かせる。理解しやすいがもう少し内容を表記したい。

膀胱経に出る腰痛は解りやすく脊柱起立筋全体が突っ張って仙骨部あたりまで攣る。

更に梨状筋の方まで攣り座骨神経痛のように大腿後側膀胱経ライン上が引き攣れ痛みが

出てく場合は腎兪・大腸兪を含め腰部分の膀胱系のルート上の治療をし、委中も代表的

穴として使う。脇腹に来る腰痛は下部腰椎から大殿筋を通うり、胆経のルート上に引き

つる。下部腰椎3・4・5番あたりから来ている場合そのルート上の大殿筋も突っ張りから

風市も使い絶骨も代表的穴として使う絶骨の使い方が会場で意見が出た。

上部腰椎から攣る場合は脇腹の方に行って喘息を起こす人、また同時に腸腰筋の深い

ところから骨盤の中を通うり股関節の方に行き大腿前側にまわり大腿四頭筋・縫工筋が

痛んでいる。大腿神経が通っているので。大腰筋の外側あたりをしっかり刺鍼で効果

あり。大腿神経痛を起こしているような痛み方をしている場合はそのように刺鍼して

足三里に引き鍼で効果的。また腰痛と便秘が関連しているので注意。お腹の痛み便秘が

長く続くと更にガスが張り腸も重く動かず腰の負担が起き腰痛となる。便通を良くして

やることが大事。湾曲した腰痛、脊椎の際に鍼をして、戻りやすいので灸を2−3する

と安定。ストレス腰痛とは?と会場から質問があった。全体に軽めに治療して

リラックスさせ腰も治療をしてやる。大浦先生の症例も聞く。大いに参考になった。

治療をしていると糸口が分かってくる。

2脚気  足が腫れたり痛んだり足全般の病のことを脚気とこの場合は言っている。

簡潔に言うと脾経、腎経が弱いそこに風寒暑湿に侵され脚気という病は起こる。大事な

ことは脚気衝心と言われているが、足の病を治していくと足の邪が胸に移動していき

苦しくなり急に動悸がして場合によっては死に至ることがあるので注意。

使う穴は陰陵泉・陽陵泉・足三里・公孫・絶骨・風市・承山・三陰交・

脚気には乾脚気と湿脚気があり乾脚気は足が痛い病気でも 血が不足していて筋肉に

熱を持ちオーバーヒートして痛みをなす。 湿脚気は冷えや水毒があり浮腫みで痛み

萎えている。病気の原因が違うは湿と冷えや瘀血、食滞、も関係する。元々脚気は

心臓や肺が弱く呼吸疾患を持っていて胸に邪気を抱えている人、不眠症の人、

自己免疫疾患を持っている人で気を付ける。

リウマチの人は邪気が強いので、治療で患部は楽になるが足の場合は必ず上に移動する。

心窩部の痞えている人はみぞおちが苦しく、胸が苦しく、喉が詰り、耳なりや頭痛がする。

手に引き鍼をしたり季肋部を緩めたりすると良い。

腎経をつかっていないが?と会場から。

座骨神経痛(腎経)梨状筋の真ん中の座骨神経が出てくるところが攣る。ゆるめと緩解

する。腎経の方に来る座骨神経痛下腿三頭筋の内縁の方に来て太谿あたりまで突っ張っ

ている時は梨状筋の付け根の脇あたりに硬結が出来て梨状筋でも正中近くを長く患って

いると梨状筋も痩せてしまい、仙骨の付け根あたりに硬結が残り、内股の方にでて

下腿の内側が痺れて痛む人がいる。灸を下腿にする。末端の痺れ痛みになる。

足の痛みはお腹や腰も治療をしないと治りにくい。水分代謝が悪く、お腹が冷えても

足の方まで来てしまう。運動で痛めたことと質が違い長年不調を訴え、患った上で痛み

来ているのでお腹に瘀血や冷えて水毒が流れていくこともあるが、風邪で外邪に入ら

れると内攻したものは残っている。邪気を含んだ邪気は悪さをする。下へ邪気が行くと

じんじんした痛みあり。

黄疸 黄になる病

脾胃に湿熱して散ぜず故に・黄疸は大浦先生の資料「鍼灸重宝記」を参考にしてください。

端座流は,たかいのはり。△いなのいたみのはり。

手技は十四管術の』管  暁管術

実技は1時間

次回は4月21日です。

(市川友理)

 

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