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3月湘南研修会

3月8日木曜日

平塚市民センターにて湘南研修会が行われました。

 

朝から冷たい雨が降り続く、寒い日でした。

その為、部屋の暖房温度の関係で、講義からの開始となりました。

 

◎講義「切脈一葦」木村先生

本日は、P443終わりから

〜陰病なのに陽脈を現す者は生きて、陽病なのに陰脈を現す者は死ぬと決断するのは

大きな間違いである。

〜陰病の重い者に、微大・微浮・微数・微動・微滑の類の軽い陽脈を現す者は、

邪気の脈だと雖も、胃気があるので生きる。もし陰病の重い者に、極大・極浮・極数・極動・

極滑の類で、獨陽の脈を現す者は、陽脈と雖も胃気が無いので生きることはできない。

陰病に獨陽の脈を現す者は、大虚の徴候なので必ず死んでしまう。

質問:獨陽の脈とは?→胃の気のない脈のこと。そこだけでパコパコしている脈。

胃の気のある脈とは、ダイナミックでリズミカルで力強い脈。

胃の気とは、生命力そのものでしょうか。

 

◎講義「傷寒論真髄」海野流観先生

前回の解説をふまえ、さらに梔子鼓湯と半夏瀉心湯を比較

梔子鼓湯の場合、体が虚して、それがきっかけで、胸の熱が悪さをして不安、胸満、

精神不安、不眠、のぼせ、ノイローゼ、かゆみなどの症状が出る。

薬味は、二つで虚を補うよりも熱を瀉す。

半夏瀉心湯では、みぞおちから胸部の熱。

薬味は六つで痰飲、水毒、急迫、胸の熱、裏熱、心下痞硬、攣飲強急にたいしての薬味。

お腹の熱、胸の熱、心下の熱、お腹の水毒と冷え、ガスこれらを同時に治す処方。

これは心身症につかう。もとは心の悩みから身体の症状がでてくるぱたーんが主。

この様な人には鍼だけでなく、みえない一鍼が必要。

これをどう治療するか、鍼道発秘を使ってどう治療していくか。

梔子鼓湯は、「放心」から

寒熱補瀉を考えて

半夏瀉心湯は、「腹痛」「痰症」「肝症」を参考に

刺法は、先後、深い浅い、遅速、気の通し方、気の引き方を考えて。

378章 乾嘔、吐涎沫、頭痛者、呉茱萸湯主之。

243章 食穀欲嘔者、属陽明也、呉茱萸湯主之、得湯反劇者、属上焦也。

309章 少陰病、吐利、手足厥冷、欲死者、呉茱萸湯主之。

 

身体が冷えて、嘔吐して、下痢して、頭痛する。

この場合は、体の上下から大切なものが出ていくので、危険信号として頭痛が起こっている。

陰病の身体疼痛というのも、体が危険を知らせている。

この頭痛もそのような意味がある。

方極、薬徴をみるとポイントは胸と心下にありそうだ。

鍼道発秘の「頭痛」では、なぜまず両の手に引くのか?

頭痛にも熱と冷えの頭痛がある。それを考えずに治療してはいけない。

表位の散鍼は、+のところも−のところもやってしまうと逆効果になる。

ここでも治療の先後、鍼の深さ浅さ、などを説明していただきました。

次回は、379章です。

◎組稽古

二組にわかれ、痰症の方をモデルに治療するという稽古をしました。

先程の解説がとても役に立ちます。

 

 

 

来月は、4月12日(木曜日)

参加ご希望の方は、

うんの治療院 ☎045(335)0967

までご連絡ください。

よろしくお願いいたします。

 

文責:牛尾

| ◇湘南研修会 | 10:53 | - | -
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