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2月杉山真伝流の勉強会

『杉山真伝流』勉強会 第148回 平成30217

              講師 大浦慈観先生

◆◆◆シリーズ:『杉山流三部書』から(7)◆◆◆

今回のテーマ:『療治大概書』(頭痛・心痛・眩暈)

『十四管術』より(推指管術・巧指管術)

頭痛で来院する患者さんは身近に多く検証したい病症の一つ。鎮痛剤常用は薬によって

感じないようにしているだけで、瘀血や水滞など異常があるはずである。鍼が入らない

ほど硬いひとが多く、治療は揺さぶる手技を使い、手によく引くことを勧める

頭痛にも原因があると書いてある。

虚証の人が風寒の気にあたり風邪になり頭痛を起こす。髪など洗い乾かさずそのまま寝

ると冷えて頭痛になる。肥えている人の頭痛は「気虚痰湿なり」ということは、頸肩が

慢性的にこわばり湿痰が留まり頭の方に血液が巡らず頭痛になり。痩せている人は

「血虚痰火なり」ということで、胃腸が弱く体の血液を作る成分を腸で吸収できず栄養

が不十分な血液しか巡らず血を作る力が弱く全身の筋肉を栄養することができない。

疲れるとラジエターの水がなくなるように熱を持って頭痛となる。

頭風なり(慢性的に頭痛し発作が反復して起こる。)真頭痛は激しい痛みを伴うもので

脳腫瘍などである。(急性症状で嘔吐したりする、鍼をしても一時的のことなので重症

ある)鍼で治らないもの。治療対象は、片頭痛や一般的な頭痛の治療である。

百会、列缺、前頂、合谷、曲池、肩井、印堂オーソドックスな刺鍼。

前頭部痛・・胃の調子悪い、心下部の調整に前頭部の散鍼、眉当たり刺絡や散鍼が良い

真伝流の感冒風邪、頭痛身熱の穴参考に、風池、風府の穴、目回りの攅竹に邪気を散らし

手に引き鍼。前頭部は合谷へ。側頭は三焦経へ、後頭部小腸経。

心痛(胸痛)天突、(下に向かい)、鳩尾(上に向かい)、章門、(内に)中脘(直刺)

不容鍼の刺入方向と邪気を集めて抜く説明。 逆流性食道炎や胃下垂の人は、胃内停水や

ガスがあり噴門部に締まりがないので、少し食べ過ぎても食べてすぐ横になっても、

じりじりと胸やけしてくる。噴門部の改善が大事でお腹側と背中側の膈兪、肝兪を緩める

と食道や胃の血流が良くなり効果がある。鍼に熱気を感じるので、深いところのびりびり

とする邪を鍼に集め少し上部に鍼を上げ、再び邪気を集め抜く。天突も気を集め上に引き

抜く。両面からの治療を施さないとなかなか改善しない。両手足冷え肘や膝まで冷え上が

ると真心痛(狭心症、心筋梗塞を起こして)死んでしまうといっている。大浦先生の

心臓壊死状態と心臓仮眠状態の患者さんのお話しは驚くが、根気良い治療は、相当重症の

病気を改善して、びっくりさせられる。

眩暈(めまい)百会(血取るまたは灸)、承山(下に気を下げる)、足三里、人中

(気付け)章門(いない停水右の熱取る)、めまいの治療基本的に胃内停水があること

が多い。耳に通じる側頸部がつり、リンパのながれが悪くめまいが起きている。

肝臓に熱を持っている人は右側の頸肩が固まり胸脇苦満のある人。肝の熱が上がり

側頸部より内耳に行く。病態により、上記穴の他、足臨泣や懸鍾、肝経の太衝、手は

三焦経に引く。

端座流の読み下し

[塢孫發犬燭觧。足のひの鍼の穴(勇泉)より四つぶせ下)を、深さ3寸ばかり

立てて鍼口に灸を三つするなり。それにても治せずばまた鍼をたてて三つするなり。

日腫。鼻の先より上へ五寸にばかり、刃針にて割り針に立つるなり。

血出つれば吉し。出でねば死す。

 

推指管術・巧指管術 鍼実技

 

次回3月17日です。

(市川友理)

 

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