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11月杉山真伝流勉強会

『杉山真伝流』勉強会 第145回 平成291118

              講師 大浦慈観先生

◆◆◆シリーズ:『杉山流三部書』から(4)◆◆◆

今回のテーマ:『療治大概書』(痢病・嘔吐・泄瀉・霍乱)

『八八重の術』より(八重雌雄・八重すて術)

前月説明のように『療治大概書』では各病証について、大まかな説明と使用穴について

書かれています。今日の病証の痢病・嘔吐・泄瀉・霍乱の4症は似たような病証で、

考え方や寒熱の判別と刺法をどうしたらよいかであるという説明からはいりました。

痢病 『湿熱なり、赤きは血、白きは気、赤き白き交わり出るは脾胃和かず、飲食、

腸胃の間に滞り脾を傷る故に痢病をなす』本病の病因の分類大便の性状による分類

また病状の軽重度で分ける。下痢をしているので脾胃の虚状があり、お腹中に水滞、

腸管内の食滞がベースにあるところに、冷えや悪いものを食べ病原菌が入り炎症をおこし

下痢となる。大浦先生は痛み強く引き攣れて痛みある時は天枢を使い緩める。

潰瘍性で熱あるときは邪熱をさばき落ち着いてからお灸も含めて立て直す。

三里の使い方は下痢させたいときと、補的に使いたい時の手技に注意。

嘔吐 吐くと良い時でも胃が虚していると吐けない。胃を元気つける。

大浦先生の昔の経験話の中脘、足三里の話は驚くが面白い。鳩尾、噴門部を緩めて

吐かせる。

泄瀉 脾胃が弱くいるのに食物過ぎ、風寒暑湿の気にあたり泄瀉する。

使う穴の章門の使い方で議論があった。良く使う人と、脾の募穴であるが使っていない人。

霍乱 O157のようなウイルス性、細菌性なので速く吐かせ速く下痢させて、

または血を採る。(効果は?僅かの血でどうか?足に毒解毒狙い?)お腹に熱のある時は一気に動かすと

足の方に毒が流れ、浮腫や瘀血の色の足になるので注意。

端座流当流針書の解説は「けつのいでたる時の針」「膈咽ひる、胸虫、積に用ゆる針」

杉山真伝流の手技は「八重雌雄術」「八重すて術」

八重雌雄術は天人地の三段階に久捻術と竜頭管術を施す複合術です。

八重すて術は気嗶術を基本に扣管術を加えて穏やかな瀉法の複合術です。

次回12月16日午後 5時〜8時

市川友理

| 杉山真伝流勉強会 | 21:37 | - | -
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