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10月 杉山真伝流勉強会

『杉山真伝流』勉強会 第144回 平成291021

              講師 大浦慈観先生

◆◆◆シリーズ:『杉山流三部書』から(3)◆◆◆

今回のテーマ:『療治大概書』(中風・傷寒・瘧)

『八八重の術』より(八重隷術・八重垣術)

今日から【病症篇】に入ります。
今回のテーマは中風・傷寒・瘧。それぞれについて、読解と説明がありました。

この『療治大概書』では、各病症について、大まかな説明と使用穴について

書かれています。中風を例にとると、中風では、状態を4つに分け、

偏枯・風痱・風懿・風痺としています。中国の医書では理論立てて各項目を

説明するところですが、「偏枯といって、痛みなく、半身手足の萎えるものである」

と説明しているのみです。日本人は物事を単純化して理解することに長けているため、

こうした文章になったとのこと。国民性の違いがよく現れていますね。

治療穴は、いわゆる中風七穴を使用していたようです。

さて、この中風七穴。患側と逆に鍼をせよ、とあります。つまり健側に行うようなのです。

固く動かなくなった患側ではなく、自由に動く健側に鍼をする意味は、何なのでしょう?

反対側に脊髄反射で効果があるかもしれないという見方と、患側をしっかりと刺激した方が

いいのではないかという意見とがあり、大浦先生と脳卒中の治療経験がある聴講生との

会話は、学生の方にも、リアルな勉強になったのではないでしょうか。

『端座流当流鍼書』の解読は、「小児おこりの鍼」「傷寒の鍼」「気付け鍼」を行いました。

杉山真伝流のデモンストレーションでは、八重隷術と八重垣術について行いました。

 


八重隷術は、了鍼術→内調管を行う術です。久しく留め、久しく捻る補法となります。
八重垣術は、刺鍼転向を行う四傍天人地術を、簡単にしたもの。簡単にしたとはいえ、

上下左右に八九息と長い時間を旋撚や雀啄を行います。

☆日程のお知らせ
次回は11月18日(土)です。

会場入館の時間:16時半からです。

(林 弘観)

| 杉山真伝流勉強会 | 20:50 | - | -
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