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5月杉山真伝流勉強会

『杉山真伝流』勉強会 第139回 平成29年5月20日
              講師 大浦慈観先生
◆◆◆シリーズ:田中知新流と杉山真伝流(24)◆◆◆

今回のテーマ:「五蘊抄」南部(腰痛)、二十五術 風発術・骨明術


久ぶりの受講生の方々のために上記テーマを学んでいますが、
基本は杉山真伝流を理解しようとやっている。杉山流の前後の江戸期は
たくさんの流派が活躍していました。歴史的に知るだけでなく病証に
どんな穴を使って、我々の臨床にどう生かせているか見てきた。
現在田中知新流と杉山真伝流「「五蘊抄」東部が終わり南部をしています。
1690年以降には日本の鍼灸の核のようなものができ、使う鍼も太目の鍼の
刺入の工夫から管を使い痛みをなくし、穴を正しく抑え、管での手技も使い
細目の鍼に変わり治療スタイルも変わってきた。田中知新流は末端穴の
使い方を工夫していることが読める。手足の要穴を使って効果を出す工夫
をする。局所を避けているそれは使う鍼にもよる。


(鉄鍼か銀鍼5番以上と想像する)(杉山和一は3番か5番)と察する。
実は「五蘊抄」は穴のみである。それをどんな使い方で効かすか考えること。
要するに深読みが大事であるとの大浦先生の説明ですが、実際大浦先生の
臨床経験も参考に、たくさんの臨床の治験例の深読みで楽しい講義が
続いている。私は臨床家ですので大変感謝です。

今月は腰痛の五パターンです。1腰辺腫痛(腰の辺が腫れて痛いので慢性
ではなくぎっくり腰だろう)使用穴は、崑崙、委中、通里、章門の四穴あり、
大浦先生は崑崙が好み。大浦先生がX先生から聞いたという、上の方の
痛みに末端穴、腰の方だったら委中。頸と手首、足首は関連する。
頭痛は井穴の末端を用い、末端には末端という方法論。末端穴2穴で
治すのは難しい。腫れて痛んでいるので委中は血を採っている可能性がある。
通里は痛みを止めるためか・手に引き落ち着かせるためだろ精神的な緩和に
。章門、腰痛の人は腹直筋が棒状に突っ張っている。これを緩めないと
腰痛も取れない。先生は章門より大巨を使って腹直筋を緩めることが多い
ようです。鍼の太目、長めの時は章門からの方が良いかもとのこと。


2腰痛して腹鳴る。太溪(腎経)、太衝(肝経)、三陰交(脾経)、
大腸兪、胃兪灸30壮、神闕灸100壮。ガスと冷えが原因。田中知新はお腹を
改善し腎肝脾経どちらでもいいが下腹冷えは腎経、お腹全体には脾経、
脇腹が痛いは肝経。腰痛と腹痛と同時のことがある。便秘の場合は便秘を
解消しないと腰痛が止まない。腰痛のひとは腹痛を起こしている人多い。
冷えでも便秘でもお腹が張っているときは足の経は冷え切って血は巡って
いない。「気が臓腑に逆している」と和一は言っている。
臓腑と経絡間の気血が留守状態で経として末端まで行っていない。

そこで足の要穴からまずは患部に通じさせて引く。
大腸兪、胃兪30壮、神闕に灸100壮、お腹と連動してくる。
3腰痛して甚だしく、小便渋り、并びに婦人の腰痛にも尤も妙。胞膏。
婦人の腰痛やこしけや産後の腰痛、男性は尿路結石、前立腺肥大あって
小便が渋り腰痛。
先生は次髎穴の細い穴の刺入が得意で良く使う様です。胞膏穴は股関節に
向かいきょろきょろした硬い筋を横刺か斜刺するが骨盤内の冷えやあるいは
瘀血を解消する。 
4老人の腰痛  命門(灸3壮)腎兪(20壮)。
老人の腰痛は下腹部が虚し冷えていることから起こるので、針で腰の強張り
を緩めるだけでなく、灸を中心にして下腹部をあたため深いところの筋層を
緩めることが大事。
主は腎兪。老人は腎機能が弱ってきていので、夜に横になってから尿がたまり
夜何度もトイレに行く。


(市川友理)

 

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