いやしの道協会ブログ

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1月接心



2012年 初めての接心が始まりました。
20:00 随坐
20:30〜21:30 坐禅
21:30 茶礼

茶礼
観風先生より、無為塾時代、禅堂で必死に坐禅を組んでいた頃の話や、筆禅道の寺山先生との出会いなど貴重なお話を聞くことができました。


2011年の接心に皆勤した7名に観風先生より、講話でも取り上げられた「主人公」の書が贈呈されました。
昨年は皆勤レギュラー陣の多くが災害鍼灸マッサージプロジェクトの中枢を担っていたため、ここには含まれていませんが、気持ちは一つでした。
「主人公」については七月接心講話をご参照下さい。



5:00   開枕  
  |
5:30   読経 
  |
6:00   座禅(4しゅ) 
  |
8:00   粥座 
  |
8:15   休憩  
  |
9:15   筆禅道


なんとこの日の朝は−6℃。東京との気温差は10℃ありました。
車が真っ白け!



一年の始まりは筆禅道から
いつもの作務の時間に筆禅道を行いました。

どりゃ〜 気合い満点
筆禅道はまず、一本棒と円相から。呼吸と肚を整えて思い切り書いていきます。これだけでも汗をかきそうなくらい体が熱くなります。

半紙はとっても貴重なもの。それぞれ考えてきた文句をまずは練習として新聞紙に一文字一文字かいていきます。


いよいよ本番。

無位真人(観風先生作)

今年は寝ても覚めても鍼・鍼・鍼 鍼三昧




無位之真人
日々是好日
一歩一歩。
鍼三昧。
自由自在
慈愛
などなど

筆禅道の筆は極太です。だから気合を入れながらも肩の力を抜かないと筆先がバラバラになって文字がわれてしまいます。無駄な力を抜く意識は鍼と同じですね。



こちら門人の書

時間と紙が少し余ったので、皆が考えてきた文句を観風先生に書いていただきました。




講話
今回は本式で茶をたてていただきました。



さてなんと読みますか?


この色紙は円相の中に、「吾唯知足」と書いてある。四文字に共通な「口」という字を中心に四角を描き、その周りを残りの遍(へん)や旁(つくり)を書くという洒落たデザインになっている。
読み方は、「吾れ唯だ足るを知る」とよむ。広辞苑で「知足」を調べでみると「現状を満ち足りたものと理解し、不満をもたないこと」とあった。

戦後、日本は敗戦国となり、本当に貧しい生活を余儀なくされてきた。そのため、国民は皆、物質的豊かさこそが真の幸福と信じ、経済優先の政策が主軸におかれてきた。その結果、現在日本は、世界有数の経済大国に発展し、一度、家の中を覗けば、家電用品が数多くあり、街は夜遅くまで、晃々と明るく照らされている。
薄利多売、大量生産、大量消費。それを実現させるために、生み出された大量エネルギー。
原発などはその代表的なものと言えようか?

しかし環境に目を向ければ水質・大気・土壌汚染、砂漠化、ヒートアイランド、気候変動、温暖化と数多くの問題を抱え、このままでは人類の存続すら危ういとされている。
また物質は豊かになった一方で、精神的ゆとりは満たされたかというと、否である。


昨今、ブータンの国民総幸福量(GNH)が話題とされている。GNHは文明国が指標としている国民総生産(GNP)即ち金銭や物質の豊かさを目標にするのではなく精神的な豊かさを目指すべきだという考えから生まれたという。このような方向性こそ見習うべきであろう。

いやしの道の治療は「万病一風論」に基づく。
即ち、万病は体内の邪や毒さえのぞけば治癒するという考えである。これを今の場合に当てはめてはどうなるか?
 環境問題を起こす根源には「もっと金銭的、物質的に豊かになりたい」という心がある。即ち貪欲の心。これは心の問題であり漢方薬や鍼灸では埒が明かない。各個人の心の持ち様を変えてもらうしかないのだが、これこそ最も難しい。

今回のテーマである「吾れ唯だ足を知る」こそ、この問題に対する最適の治療法ではないだろうか?
仏教では「少欲知足」と教える。即ち「欲望を少なくして、現状を満ち足りたりたものと理解し、不満を持たないこと」となろうか。

金銭的、物質的に豊かな状態を味わったものにとって、その状態が保てなくなることは恐怖であろう。
しかし勇気を持って「少欲知足」を実行してゆけばエネルギー使用量が減じ人の種の消滅も回避されるのみならず、精神的にも余裕が生まれ満たされるのではないだろうか?

さあさあ、一考されたし!



総稽古
一人一人、課題や疑問など質疑応答形式でおこないました。
質問者の答えに対し、観風先生だけではなく、みんなで議論しまいた。




原 志免太郎 の腰部八点灸 
婦人科疾患や膀胱の病など下焦の病に良く効くといわれています。

このいい、おしりは誰でしょう?




反省会
観風先生
「極寒のなか皆良く、参加してくれた。
昔は冬になると参加人数が通常の半分くらいになったが、ここ数年はみんな、やすまずよく参加してくれている。今年もはりきっていきましょう。」


椿とブルーベリーの照り葉

(文責:池内)
| 八郷接心 | 17:42 | - | -
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