いやしの道協会ブログ

いやしの道協会の最新情報をお届けします。

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2月東洋医学と養生の会
2月24日(日)よく晴れた小春日和に、東洋医学と養生の会が行われました。
今回の会場は、東寺南門から真っ直ぐ南へ進んだ、京都南青少年センターでした。


○自由稽古

可愛いらしい影が…


○講義「経絡流注講義」玉水先生



第3章 足の陽明胃経
(4)精神症状について
胃脈の気虚と気実では、それぞれ脳に対してどのような影響を及ぼすか。
また、それぞれが脳から誘起されて起こる精神症状はどのようなものか。
虚と実では違いがあるが、共通するのは、双方何かと思い悩むこと、とある。

手首以外に首の人迎穴の脈で比較する方法を試してみられて患者さんに、首を絞められている様で苦しい、と言われた等の奮闘記が書かれているのを拝見すると、観風先生も一つ一つ経験から身につけて来られ、今に至るのだと改めて思い知らされます。
次回は、第4章足の太陰脾経〜。

○総稽古










一人一人の課題から、気づかなかった疑問も共有できる総稽古は、一粒で三度美味しい(グリコ)

○講義「楽訓」(貝原益軒)村田先生



「楽(楽しみ)」について。
楽しみとは何なのか。
浅い楽しみ、深い楽しみ、本来の楽しみ、他なる楽しみ、虚しき楽しみ、明るい楽しみ、暗い楽しみ、、、
儒学では重要だとされていない楽しみについて、
「人と共に楽むは、天のよろこび給う理にして、誠の楽しみなり」と、楽しみにも善と悪、嘘と誠があり、学びや善行より得る楽しみは気も養う、と。
また、楽しむのは自然なこと、人だけでなく、鳥獣草木にもあり、草木生い茂る様子は楽しんでいる姿とも書かれている。

○「活元運動」玉水先生








周りを気にせず、意思でなくカラダの動きたいように動く。
自分の中から湧き上がる欲求のままに身体を揺り動かすことによって、カラダの滞りやコリを改善する、動く瞑想法とも言われる野口整体の養生法の一つ。



本日の参加は鍼灸師5名、可愛い助手さん1名でした。 次回は少し期間が空きまして、5月26日(日)に行われます。場所はまだ未定です。
関西支部メンバー以外でご参加希望の方は、一度お問い合わせくださいませ。
(文責:田原)
| 東洋医学と養生の会 | 13:17 | - | -
1月 東洋医学と養生の会

1/27(日)上賀茂にある心耳庵にて東洋医学と養生の会が行われました。

屋根には薄く雪が残る、キリっとした空気の晴れの日でした。

 

 

 

稽古の時間

 

鍼灸師だけ早めに集り、それぞれ今抱えている課題を

指導者の先生にみていただき、アドバイスをいただきました。

 

 

貝原益軒 楽訓 村田先生

 

楽訓の一部分を輪読し、村田先生が解説をしてくださいました。

以下はその解説の概要です。

 

人間は天地の気が集まり出来た存在で

心の中に天地の気が生き生きと働いている。

その働きを「楽しみ」という。

人間だけでなく天地の気の働きによって鳥や獣、魚や草木など

全ての生き物にも楽しみは備わっている。

 

「楽しみ」というのは自分の外にあるものに感じるが、そうではない。

外にあるものは、それを感じる手助けをするもので

人間の心の中には元々楽しみが存在している。

普段それに気づかないのは、私欲により

心の中に本来備わっている楽しみを見失っている。

天地の気がのびのびと働いて、心の中の楽しみが十分に

発揮されている状態であれば、一切のことが全部楽しくなる。

ただし、私欲は少なくしないといけない。

 

月の光、雨露、山の色の変化など美しい景色

天地自然の移り変わりを眺めていると心が清らかになり

穢れが洗い流されるようになる。

 

 

今回は短い部分だけでしたが、とても大きな内容のお話でした。

私が普段「楽しい」と感じていた多くのことは、外にある出来事に対してのことで

貝原益軒のいう「楽しみ」はもっと深いもの。

生命の根元的なことを言っているのだと学びました。

それは時代を超えて、今の世の中にこそ必要な「楽しみ」なのだとも感じます。

 

呼吸法 玉水先生

 

ヨーガの呼吸法で、まずは基本の呼吸から。

吐息(レーチャカ)、吸息(プーラカ)、保息(クンバカ)を何度か繰り返します。

 

 

途中、骨盤や背骨を動かしたり、体を柔軟にして、再度呼吸法をします。

体を動かした後の方が呼吸もしやすいことに気づきます。

 

その後は、ふいごの呼吸(バストリカー)を体験。

何度かやると体が温かくなってきます。

呼吸器系の疾患や冷えの人にも効果的とのこと。

 

 

最後はシンハ・アーサナという獅子のポーズの体操。

膝を揃えて足を立てて、両腕は伸ばして上体を前かがみに。

アゴを胸に引き寄せ口を大きくあけて舌を最大限に引き出し、目を見開く。

写真を撮ると、撮られた人から苦情がきそうな斬新なポーズなので

写真は控えました。

風邪の初期症状でノドの痛みなどに効果的ということです。

風邪が流行っている今の季節には特にお勧めのポーズです。

普段の生活では、目を見開き口を大きくあけて舌を最大限に

引き出す機会があまりないですね。

顔の体操にもなり美容にも良いとのことなので、

毎日、口をあけて舌を動かすだけでも効果がありそうです。

 

治療の時間

 

今回は一般の参加者の方はお一人だったので

鍼灸師同士でも治療をしました。

触診の仕方や鍼の響き方など、鍼を受けるのも

打つのと同じくらい勉強になると改めて感じました。

 

 

振り返りで最後にひと言ずつ

 

今回初めて参加された一般の方は、よく坐禅をされるそうで

共通の話題も多く、初めてとは思えない雰囲気の方でした。

色んなところでご縁が繋がるものだなあと思いつつ

今年初めての養生の会が終わりました。

 

今回は鍼灸師6名、一般参加者1名の計7名でした。

 

次回の養生の会は2/24(日)会場は同じく心耳庵の予定です。

 

(文責:竹ノ上)

 

| 東洋医学と養生の会 | 17:48 | - | -
11月 東洋医学と養生の会

11月11日(日)京都上賀茂 心耳庵にて「東洋医学と養生の会」が行われました。

今日は秋晴れのいいお天気です。

養生の話       村田先生

これから、貝原益軒「楽訓」を読んでゆくのですが、

その前にプリントが1枚。 

「鍼道発秘」の「心を得ること」とは何か?を、

皆で、あらためて考えてみました。一つの答えだけがあるわけではありません。
それぞれの心に、その問いがあらためて投げかけられました。
その後、「楽訓」を読み進めて行きます。
「あめつちの恵みをうけて、生きとし生ける諸々きはまりなき内に、人ばかり貴き物なし、
如何となれば、人は萬物の霊なればなり。」
と始まります。儒学者らしいことばです。日本人の死生観と合っているのでしょうか、
違っているのでしょうか、現代の私たちの死生観も問われます。
「あはれみの心を本として行ひ出せる諸々の善を、すべて仁と云う。」
あわれみの心とは何か? 仏教の慈悲とは? 仁とは?
わかっているようで、わからない言葉たちです。
それぞれに思ったことを話し合います。その中の素適なことばが心に残ります。
でもそれは、まだ自分の言葉にはなっていない、とも思います。
気功・ヨーガ     玉水先生
今日は患者さんも、村田先生も風邪ぎみなので室内でおこないます。
まずゆっくり足首を回して、ほぐして行きます。
ゆっくり回していると、体の遠くに響く感じがあったりします。味わいます。
足の裏を押して行きます。凝っているところ、押えると痛む所、響く所があります。
ほぐして行きます。足の表側も押してゆきます。
呼吸と座禅
ゆったり呼吸して、丹田を意識します。丹田で呼吸します。
治療・実技
今日の村田先生は風邪気味で咳がでています。
皆で治療してゆきます。
今日の参加者は、患者さん1名、鍼灸師5名、学生2名です。
治療は同じ患者さんであっても、その都度違ってきます。
稽古を積んでいても、伸びる時、伸びない時、があります。
ことばにできること、できないことがあります。
振返りの会
それぞれの想い、反省点、気付いたことなどをシェアします。
今日も1日、良い時間をもつことができました。ありがとうございます。
東洋医学と養生の会は、12月はお休みです。
次回は、1月27日(第4日曜日)となります。
関西支部研修会は11月25日(日)
東京から堀雅観先生をお招きしての特別講習会です。
会場は、京都南青少年センターでおこないます。
自分の鍼灸の手の内について、ブラシュアップの良い機会になると思います。
どうぞ、奮ってご参加下さい!!!
連絡は玉水先生までお願いします。
(文責:小倉)
追記
手を撮ることで、手と心と場を乱しました。申し訳ありません。
固くなる前の集中した柔らかい手がこちらです。振返りの会の雰囲気はこちらです。
 
| 東洋医学と養生の会 | 09:04 | - | -
10月 東洋医学と養生の会

10/21(日)京都市左京区にある洛北禅房 栖賢寺にて

東洋医学と養生の会が行われました。

 

この日は気持ち良い秋晴れのお天気。

山の澄んだ空気とお寺の落ち着いた雰囲気に

清々しい気持ちになります。

 

 

【座禅の時間】

まずはご住職のお話。

座禅をする時の心構えや座り方なども丁寧にご説明いただけますので

初めて座禅をされる方も安心です。

「只、座る」ということの心の在り方を教えていただきました。

お話の後は回廊を渡って観音堂へ向かいます。

 

観音堂の中は撮影出来ませんでしたが

それぞれのスタイルで30分ほど座りました。

ただ、座る、何もジャッジをしない時間。

聞こえるままに感じるままに、自分を解き放つ時間でした。

座禅をした後は少しピリっと、でも穏やかな気持ちになりました。

 

【作務の時間】

草むしりなど。

苔の中の小さなキノコや珍しい木の実の発見などを

楽しみながら、お庭のお手入れをしました。

 

 

 

【昼食の時間】

今回はお寺の近くの「五右衛門かまどごはんの会」に

昼食をお願いしました。

 

野草を使った菜食のごはん。

具沢山のお味噌汁付きで、体にも優しく美味しいご飯でした。

 

お昼の後は、お庭を眺めながら休憩。

ぼーっと眺める時間も癒されます。

 

 

【養生の座学の時間】

今回は小倉重成先生の『無病息災の食べ方』から

病の基本原因について考えました。

人格、環境、生活の3つが病の基本原因となり

生活は「姿勢、呼吸、食べ方、鍛練」の不適正に起因するとのお話でした。

 

 

【気功の時間】

お寺のお庭でする気功は、いつも以上に気持ち良いです。

リラックスしながら気を感じる時間です。

 

 

【鍼灸治療の時間】

鍼灸治療を受けたことがないという方にも体験をしていただきました。

鍼灸学校の学生の方など、希望者は見学も出来ます。

 

今回は一般4名、学生2名、鍼灸師7名の計13名の参加でした。

参加していただいた皆様、ありがとうございました。

 

最後に

 

栖賢寺は台風21号の影響で境内の大木が多数倒れ

建物に多くの被害が出ました。

座禅をした観音堂や回廊の屋根にはブルーシートが貼ってありました。

無檀家の禅寺である栖賢寺がまた元の美しい姿に戻る為に

現在お志のある皆様のご寄進をお願いしています。

URL https://www.seikenji.org/

 

ゆうちょ銀行:00960-8-311306

宗教法人 栖賢寺 シユウ)セイケンジ

店名:099(ゼロキュウキュウ)店

当座:0311306

 

次回の東洋医学と養生の会は、11/11(日)に心耳庵にて開催予定です。

通常は第4日曜日ですが、次回は第2日曜日になっています。

お間違えないようお願い致します。

 

 

(文責 竹ノ上)

| 東洋医学と養生の会 | 11:26 | - | -
9月 東洋医学と養生の会

9月23日(日) 京都上賀茂心耳庵にて「東洋医学と養生の会」が開かれました。

 

貝原益軒「養生訓」      村田 底観先生

 群盲象をなでるではないですが、今日は鼻、今日は足と読み進めてきました。

 今日は、養生訓のまとめということで、「養生訓」のエッセンスを抜き出して、話をされました。

養生訓の要は何ですか?

^食を慎むこと。

怒りをこらえること。

飲食を慎むことと怒りをこらえることの具体策がそれに続きます。食事は少なめ、お酒はほろ酔いで留める。寝る直前の食事は控える。等々。

飲食が慎めそうもない時、怒りをこらえられそうもない時、どうすればよいですか。

歌をうたってみましょう。詩を音読してみましょう。踊ってみましょう。掃除をしてみましょう。と続きます。

他人に100パーセントのことを求めていないか考えてみましょう。自分の能力以上のことを抱え込んだり、やろうとしたりしていないか考えてみましょう。といったものもあります。

規則正しく生活してみましょう。全身を上から下まで隈なくなでてみましょう。足の指、足の裏をもんだりこすったりしてみましょう。櫛で髪をといてみましょう。体に関すること。

丹田呼吸をやってみましょう。人付き合いを減らしてみましょう。言葉を減らしてみましょう。

天地自然や他の人達に生かされていることに思いを馳せましょう。と締めがあります。

そうした節制が習慣化するとどうなりますか?

元気が養われて、無病長寿の日々がやってきます。そして目が開けて知りたいことを知り、できなかったことができるようになります。(これは益軒先生の実感ではないでしょうか)

そして・・・天地に仕えるという生き方ができるようになります。(大切なもののために、命をかけて働く勇気が湧いてくるそうです)

養生の他に、元気なうちにやっておくと良いことはありますか。 

緊急時の応急処置や薬のことなど、基本的な医学知識を心得として知っておきましょう。

よい医者を見つけておきましょう。(勉強熱心で、分け隔てなく、臨機応変の処置ができる。師匠について学び、いつも医学や患者のことを考え、他の医者の悪口をいわず、自慢話をしない。流行っているからといって、良い医者だとは限らない)

 象(養生訓)の姿が見えてきました。

 

ヨーガと気功          玉水 雲観先生

まず足のほぐしから。 

 いつもは上賀茂の裏山の林の中ですることが多いのですが、先の台風のダメージがここにも在りました。今日は室内です。

ていねいに一本一本足指をまわします。足の裏を緩めて行きます。足首をまわして行きます。

 足の指をまわしていると、普段、足を粗末に扱っていると感じます。

 足の指や足の裏、足の感覚が甦ってきます。

気功法(呼吸法)

(スワイショウ) 楽に立って、ぶらぶら腕を前後に振ってゆきます。こんどは左右に回します。

(背骨の揺らし) 背骨を前後に、左右に揺らし、回転させて、詰まった所を緩め、気を通します。

(大地の呼吸法) 丹田から足を通り、大地に息を吐いて、吸います。

そして、頭の上の手の指先まで息を吸って、

吐きながら、手を降ろして、丹田に気を収めます。

(気の体感) 手を向い合せて、手で呼吸をしてみます。 そのうちに、もやーとしたものが手の間に感じられてきます。

 呼吸の中に子供たちもいます。 こどもたちがいて養生の会らしいと思います。 

 

鍼灸治療

一般の参加された方の治療です。

担当した鍼灸師は最後までやりきって、それが良い治療になるのが基本ですが、

何か足りないと感じる時、行き詰まった時、村田先生、玉水先生にアドバイスをいただいたり、その先の治療をお願いすることもあります。

自分が見えていなかったこと、部分部分は見えていても、全体像が掴めていなかったり、ポイントがずれていたり、踏み込みが浅かったり、鍼の手技、灸の手技が未熟であったり。先生方のアドバイスと治療が指針となります。ありがとうございます。

 

 

振返りの会

今日は一般の方3名、学生2名、鍼灸師5名でした。

一般の方も、学生の人もいろんな背景をもって参加されています。

いろんな時がここに重なってゆきます。

 

通天閣の下に暮らす方の参加がありました。今夜の京都タワーです。

 

次回の養生の会は、10月21日(第3日曜日)栖賢寺です。

栖賢寺さんも台風の被害に遭われています。驚かずに心づもりをしてお越しください。

文責:小倉

| 東洋医学と養生の会 | 14:50 | - | -
8月 東洋医学と養生の会

8/26(日)京都の上賀茂神社の近く

心耳庵にて東洋医学と養生の会が開かれました。

 

【貝原益軒「養生訓」 村田先生】

 

食事や一日の過ごし方等について、養生訓にもとづき

質問形式にしたレジメを元に話し合いました。

食事の内容(脂っこいもの、味の濃いもの)をよく食べるか

食事の量、バランス、食事を取る時間帯、おかずの品数など

私たちの日常と養生訓で良いと言われている内容を比べて

それぞれの意見や質問が交わされました。

 

 

休憩中、村田先生がその日の朝に上賀茂神社で汲んできた

お水をいただきました。美味しくて、ゴクゴク。

 

【ヨガと座禅 玉水先生】

 

身体が固い人もそれぞれが気持ちの良いように。

 

お盆を過ぎても、まだまだ暑いこの日。

子供たちはおでこにアイスノンを乗せて遊んでいます。

 

ヨガでリラックスした後は呼吸を整えて座ります

 

【実技】

 

今回は一般の方の参加者が少なかったので

鍼灸師同士でもペアで治療しました。

身体が楽になり笑顔になって帰っていく参加者の方から

こちらも元気をもらえます。

今回は鍼灸師7名、一般の方1名の参加でした。

ありがとうございました。

 

次回の東洋医学と養生の会は、9/23(日)の開催予定です。

 

(文責:竹ノ上)

| 東洋医学と養生の会 | 17:48 | - | -
7月東洋医学と養生の会
7月22日(日)京都の禅寺、栖賢寺にて東洋医学と養生の会が開かれました

栖賢寺さんのホームページです↓

https://www.seikenji.org/









○和尚様のお話

・気の流れについて。
・坐禅について。


お庭の整備をされた時の事例から、地面も川も人の身体も同じ自然であること、明らかに全てのものに気が流れているのだと実感できる、興味深いお話。
また、坐禅については、心がスーッと楽になるお話を、わかりやすい表現でお示し下さいました。



○坐禅(和尚様のご指導のもと、観音堂にて)
15分を二回。
先程のお話を基に、自由な気持ちで坐らせて頂くと頭に浮かんだのは、あの有名なフレーズ。「これでいいのだ〜」




○作務

美しい苔を踏まないように、無心に草引き。
日除け対策万全に…。
しかし不思議と暑さはあまり感じないのでした。


○養生について(村田底観先生)

貝原益軒養生訓より、現代生活における休息を考える。
・消極的休息より積極的休息
・お腹をいかに休ませるか
・心の休養
・睡眠の前後に自立神経を整える

人が生きる環境は、それぞれ違います。 仕事や食べ物や暮らし方も時代と共に変化します。
しかし、大事な事や人を思いやる気持ちの大切さは、昔も今も変わりません。
養生訓から感じた、色々なものが言葉になって出てきました。
これがまた、心の浄化→心の休養につながりそうです。





○気功(玉水雲観先生)
極暑の気候が続いています。無理せず屋根の内でゆったりとスワイショウ。
気を動かすのが分かりにくい方にも、丁寧に指導して下さいますので、だんだん全体の気が穏やかに柔らかくなっていきます。 身体の中に幾度も上下に気を流します。 あぁ気持ちいい〜
大きく膨らませた気は、しっかり丹田に納めます。
治療の前に、自身の身体に気を充実させます。





○鍼灸治療
指導を受けながら質問も出来て、実践形式で治療ができます。心強いです。




○振り返り
それぞれ、学びや感想を言葉に表します。 今日の養生訓の時間には、思い出すことや素直に感じたいろいろな想いを、いつもよりも沢山語らいました。「良い気の溢れる素晴らしい環境がそうさせてくれたのかも…」との言葉に、納得でした。




来月は8月26日(日)京都上賀茂の心耳庵にて開催予定です。
皆さまご参加くださいませ。
(本日参加メンバーは、鍼灸師6名、学生さん2名、一般の方1名でした。)

(文責:田原)

| 東洋医学と養生の会 | 14:24 | - | -
6月 東洋医学と養生の会

6月24日(日)上賀茂、村田邸にて、6月の東洋医学と養生の会が開かれました。

 

傷寒論の素読     小倉

あらたに参加された鍼灸師の方に、鍼灸師が傷寒論を学ぶことの意味について、

玉水先生の話を交えながら、素読と書写をおこないました。

傷寒論が各自の中を通過する一助になればと思います。

 

貝原益軒「養生訓」     村田先生

梅雨晴れの日差しの下、夏の養生の項から。

【夏の養生】

夏は肌膚大いに開き、外邪入りやすし。涼風に久しくあたるべからず。

また夏は伏陰とて、飲食の消化する事おそし。多く飲食すべからず。

温なる物を食ひて、脾胃をあたたむべし。

冷水を飲むべからず。すべての生冷の物をいむ。


 

 

養生は心が基となります。

【心の養生】

1)養生の術はまず心気を養ふべし。心を和にし、気を平らかにし、

いかりと慾とをおさへ、うれひ思ひをすくなくし、心をくるしめず、

気をそこなわず、ただ心気を養う要道なり。

 

2)人ただ心の内の楽を求めて、飲食などの外の養をかろくすべし。
 

3)心は身の主なり。しづかにして安からしむべし。

身は心のやつこなり。うごかして労せしむべし。

 

4)飲食の欲、好色の欲、睡臥の欲、あるいは怒、悲、憂をもって身をせむ。

これらは皆我身の内よりおこりて、身をせむる欲なれば、内敵なり。

 

5)内敵に勝つには、心つよくして、忍の字を用ゆべし。忍はこらゆるなり。

心つよくこらえて、ほしいままにすべからず。

 

6)外敵に勝つには、畏の字を用て早くふせぐべし。風寒、もっとも恐るべし。

 

9)気は一身体の内にあまねく行わたるべし。胸の中一所にあつむべからず。

いかり、かなしみ、うれひ、思ひあれば、胸中一所に気とどこほりてあつまる。

七情の過ぎて滞るは病の生ずる基なり。

 

10)心は楽しむべし、苦しむべからず。身は労すべし、やすめ過ごすべからず。

およそ、わが身を愛し過ごすべからず。

美味をくい過ごし、芳醞を飲み過ごし、色をこのみ、

身を安逸にして、おこたり臥す事を好む。

皆これわが身を愛し過ごすゆえに、かへつてわが身の害となる。

 

11)12)〈中国の隠棲の読書人たちのような、清貧高雅の生活のすすめ〉

 

13)心をしづかにしてさはがしくせず、ゆるやかにしてせまらず、

気を和にしてあらくせず、言をすくなくして声を高くせず、高くわらはず、

つねに心をよろこばしめて、みだりにいからず、悲をすくなくし、

かへらざる事をくやまず、過ちあらば、ひとたびはわが身をせめて二度悔いず、

ただ天命をやすんじてうれへず、これ心気をやしなふ道なり。

 

14)万(よろず)の事、皆わがちからをはかるべし。

ちからの及ばざるを、しゐて、其のわざをなせば、気へりて病を生ず。

分外をつとむべからず。〈自分のちからを知る〉

 

16)およその事、十分よからんことを求むれば、わが心のわずらひとなりて楽なし。

禍(わざわい)もこれよりおこる。

又、人の我に十分よからん事を求めて、人のたらざるをいかりとがむれば、

心のわずらひとなる。〈100パーセントを求めない〉

 

一般参加の、子育てや家事、仕事と、忙しく毎日を送っている方たちの、

生活者の実感と説得力ある養生訓への感想を、聞くことができました。

 

  


参加者の子供たちを引受けていただいている

村田伸子さん、いつもありがとうございます。

今日の子たちは4人、プラス村田家2人。

お母さんと一緒だった赤ちゃん1人でした

 

気功と座禅     玉水先生

身体とこころをゆるめて、気のとおりを良くし、丹田に気をおさめて、

静かに深く息をしてゆきます。

 

おとなたちの世界のそばに、こどもたちの世界がひろがっています。

ふだんお母さんにいわれつづけているのでしょうか、お母さんそっくりの口まねで、

じぶんよりも小さいこどもをさとす声がきこえてきたりします。

二つの世界はつながって、往き来します。

 

 

実技 (一般参加者の治療)

 

一般参加の方が増えてきました。そして鍼灸師もまた増えました。

指導者がそばにいて、初学者のいやしの道の治療がすすめられます。

目の付け所、治療のポイント、姿勢、ことばかけ、など、

そうした時間が初学者のなかに沁みてゆきます。

幽かだった感覚は、ある時はっきりしたものとなり、

少しずつ自信や世界が広がって行きます。

そこでは、うまく行かなかったこともまた糧となります。

 

一般参加者の信頼によって、鍼灸師が育てられています。ありがとうございます。

 

反省会

 

それぞれの治療風景をそばで感じ合っているなかで、

それぞれが何を感じ考えたのか、言葉の中にたがいに感じるものがあります。

 

次回 東洋医学と養生の会は

7月22日(第4日曜日) 栖賢寺でおこないます。

午前中開始、作務もあります。観音堂での座禅はまた格別です。

どうぞ、ふるってご参加ください。

 

(文責:小倉)

 

| 東洋医学と養生の会 | 12:22 | - | -
5月 東洋医学と養生の会
5月27日(日)、京都の『心耳庵』にて、東洋医学と養生の会が行われました。

(心耳庵そばにある、上賀茂神社の摂社の大田神社)


・養生会前)傷寒論真髄」の素読
小倉先生
素読の後、原文と模式図を書写。
写すのに難しい漢字にじっくり目をこらしていると、文字を読むだけでは気づかない内容が見えてきます。





第一部)養生のお話
村田先生






貝原益軒『養生訓』より【体を動かす】

心は出来るだけ静かに、体は出来るだけ動かすが良い、と始まります。
飲食を滞らせる事が病の最大の原因と考えた江戸時代の養生の基本は、食後はじっとせず、せいぜい数分で良いので少しの運動する事、と。
また、それぞれの職業で出来る事、それぞれの立場で出来る事、いかにして忙しい日常の中に体を動かすタイミングを見出すかを示されている内容から、江戸時代の風景が浮かんできました。
昔に比べ現代はすっかり便利になり、生活は一変していますが、人間の体は同じです。
人々の基本的な悩みや困り事なども、たいして変わらない様な気がしてきます。


具体的に書かれた方法を皆で体験しました。
体を曲げたり伸ばしたり、撫でなり摩ったり、気持ちよく気血が巡る感覚を感じながら行ないました。


第ニ部)気功
玉水先生
大田神社の裏山へ各自のペースで登りました。
樹々や大地の気に溢れた丘陵での気功は、格別です。




掛けて頂く言葉に合わせ、呼吸に意識を向け、脊柱の一つ一つの関節に意識を向け、感じることに集中していると、頭が空っぽに、心と体が軽くなっていきます。


沢山の気をしっかり丹田に収められ、余分な力の抜けて心地良い気分で、また各自のペースで下山しました。


第三部)治療体験
一般の参加者の方に鍼灸治療をさせて頂きました。
鍼灸師同士の練習ではないので緊張がありますが、指導者の先生が近くに居て下さる安心感があります。
しかし、やはり必死で素の自分が出ます。
気づかなかったクセもたくさん見つけて頂き、指導して頂けました。
治療後、鍼灸師だけで集まる反省会では、今起こった問題点を、すぐに聞いて頂けて言葉を頂けます。

実際の治療の現場で学ぶ事ができるのも、この場で治療を受けて下さる方あってこそ、有難いです。


(夕暮れ時の上賀茂神社)



次回は、
6月24日(第四日曜日)心耳庵にて、開催予定です。
(文責:田原)

(上賀茂神社東側「社家」の町並み)
| 東洋医学と養生の会 | 15:10 | - | -
4月 東洋医学と養生の会

4月22日(日)、京都の心耳庵にて「東洋医学と養生の会」が開催されました。

 

鍼灸師8名。

一般4名。

他、鍼灸師の子供と一般の方の子供を合わせて2名。

 

第一部)『養生訓』より、呼吸法について

 

濁った気を口から吐き出して胸の中をからっぽにし、

天地自然の清らかな気を鼻から吸って丹田に納める。

 

少しアレンジを加えながら、皆で実際にやってみました。

 

これをさらに進めると、

丹田に納めた気を再び両手に行き渡らせて、それで鍼をする、ということになるでしょう。

(「凝然として丹田を端守して・・・精神魂魄意も相い与に混じり、融化して一気と為り、而して丹田に聚まり、凝りて至宝と成る。其の凝りを解き、其の気を左右の手指に遺さ令む、此れを真伝と謂う」『杉山真伝流 中巻』「鍼刺心要」)

 

 

第二部) 気功

近所の大田神社の裏山に登って、気功をしました。

大地との気の交流。

木との気の交流。

子供たちは周りを遊びまわっています。

 

 

第三部) 鍼灸治療

診たことのない主訴の患者でも、診たことのない持病を抱えた患者でも、

本質的にはやることは一緒なのだと、ある程度腹がくくれるところまで、

臨床経験を積んだり、師の治療を体験したり、先輩の治療を見学したり、自分や家族の病と取り組んだり、

技の稽古をしたり、勉強をしたり、治験を読んだり、

気長に続けていくことが大事なのだと思います。

 

 

次回は5月27日(第四日曜日)、心耳庵にて開催予定です。

(文責: 村田)

 

 

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