いやしの道協会ブログ

いやしの道協会の最新情報をお届けします。

※当ホームページ、ブログに掲載する画像・文章の無断転載、転用はご遠慮ください。
8月 東洋医学と養生の会 色川合宿

8月24日・25日、《東洋医学と養生の会》の初めての合宿を開催しました。

 

いつも車で片道5時間かけて関西支部研修会に通ってこられる峯先生の所に、

皆で行ってきました。

 

大阪方面から特急に乗って、右手に雄大な海を眺めながら、

和歌山の沿岸部を進んでいきます。

 

普段、盆地の京都に住んでいると感じられない、

海の向こうへの憧憬が胸の内から湧き上がってきます。

ひょっとすると、はるかな昔、

海を越えてこの列島にやってきた先祖の血が首をもたげるのかもしれません。

 

峯先生のご案内で、まずは橋杭岩に。

弘法大師が立てたという伝説の奇岩群は、

厳かな雰囲気というよりは、むしろ温かな感じでした。

 

 

波の寄せる音に誘われて歩いていくと、

足元には小さな貝が岩に付いていて、

秋の気配の漂う海の冷たさが素足に心地良く触れます。

 

昼食は、丁寧に出汁をとったうどん・そばと、

勝浦港で陸揚げされたマグロの丼ぶり。

 

それからイルカ・クジラの漁で有名な太地町を通り、

那智勝浦から那智大社へ。

 

 

樹齢八百年の楠がありました。

鎌倉時代から人間の営みを見つめてきた古木に、

現代人の心はどのように映っているのでしょうか。

 

 

那智の滝は遠くから臨むと、

落ちてゆく水がスローモーションに見えて、

時間の流れが一瞬変容してしまったような、

独特の感覚に襲われます。

 

同時に、日本列島の自然造形は、

穏やかな感じがするものだなあと改めて思われます。

 

しかし水しぶきのかかるような近くで見上げると、

滝から吹き下ろしてくる冷気の圧迫感で、息ができなくなり、

思わず顔をそむけて呼吸を確保しなければならなくなります。

 

 

そして峯先生の住む色川へ。

 

 

美しい棚田が見られるここ色川は、住人の半数を移住者が占める、

日本の山間部の地域としては移住先進地なのだそうで、

峯先生の連れて行って下さった喫茶店も、

東京から移住してきた若夫婦がやっている素敵なお店でした。

 

 

ご夫婦の二か月の赤ちゃんも抱っこさせてもらいながら、

書棚の充実した本のラインナップを眺めました。

 

有精卵やオーガニックの梅干し、梅ジャムなどが、

しばしば驚くような安価で並べられていました。

 

ご夫婦で淹れてくださったコーヒーを堪能した後、

野菜をもらいに寄ったお宅も、移住してこられたご家族でした。

牛を飼い、鶏を飼い、

子どもたちが川沿いの樹を牛に食べさせていました。

 

偶然にも、いやしの道会員が何名かお世話になっている滋賀県朽木の参禅道場にも、

行かれたことがあるとのことでした。

 

 

夜は、色川で獲れた鹿肉・猪肉や無農薬野菜などで、バーベキュー。

子どもたちは花火を楽しみ、

とっぷりと夜のとばりも下り、

大人たちは美酒を片手にいつしか鍼の話に。

 

治療後二週間にわたって身体が変化しつづける鍼の話。

感覚を信じることができるか。

勉強は本当は必要なのか。

勉強して分かるということと、勉強して覚えるということの違い。

 

また、<病気のメカニズム〉のゼロ段階〜五段階までは学習していても、

所生病的是動病の講義が不足しているために、

<病気のメカニズム>を目の前の患者さんの治療に活用しにくい状況になっていること、

に気付かされました。

 

深夜まで鍼の話は続き、某先生は酔っ払って、

「鍼なんて適当にやれば効くんですよ」

ばかり連呼してもはやどうにもならない状況に。

 

やがて治療が始まり、

鍼をされた人が一人、また一人と眠りに落ちていきました。

全員寝静まったのは、深夜2時頃でしょうか。

 

早朝5時半、峯先生の古くからのご友人が治療を受けに来られ、

皆で診察させていただきました。

 

朝まで酔っ払っているかに見えた某先生は、

患者さんを前にする頃にはちゃんと正気に戻られ、

内心心配していた私はホッと胸をなで下ろしました。

 

皆で相談しながら灸点を下し、

あとは峯先生の治療で少しずつ身体の状態が良くなっていくことを祈るばかりです。

 

治療後、皆で手分けして支度して朝食となりました。

峯先生のご親戚が作られた絶品の漬物各種と、

和歌山特産の干物、

地元野菜たっぷりの味噌汁、

有精卵の卵かけごはんをいただきました。

 

 

それから色川よりさらに奥へ、

恐ろしい山道を車で慎重に慎重に進みながら、

秘境の滝に向かいました。

その名も宝龍の滝。

 

車を降りて進んでいき、

危険な岩場はバケツリレーのようにして大人3人で子供を受け渡しながら川を渡ると、

見事な滝がありました。

 

 

先頭を歩く峯先生は、滝壺のあたりからサギが飛び立つのを目撃されたそうです。

 

色川では、ウリボー、キジなどの動物が前を横切り、

蛇口から流れる水は自然の清水で美味しく、

そこここを流れる川はどれも蒼く透き通った清流でした。

 

最低限の現金収入の目途さえ立てば、

移住してもやっていけるとのこと。

 

他方で、集落から外れたさらに山奥では、

道の途中でポツン、ポツンと家が現われ、

何かハッと胸を打たれるような感じがありました。

 

人間の生活の多様性ということ、

望んでそこに暮らしたのか、

やむをえない事情があってそこに暮らしたのか、

そしてそれら一切の人間の営みを包みこみ、やがて呑み込んでいくかのような、

南紀の自然。

 

中上健次の『枯木灘』の舞台はもう少し北のあたりになります。

 

桃源郷のような色川の集落は、

その風景を大切にする人たちの絶え間ない営みがあって、

守られているのだと、

旅から戻ってから気付かされます。

 

 

そういえば、杉山真伝流にも影響を及ぼした妙鍼流は、

伝承によれば熊野発祥の古い流派の鍼法を残していると、

機関誌に書かれていました。

 

《東洋医学と養生の会》、9月は再び京都に戻って、

第四日曜日に心耳庵にて開催予定です。

 

(文責:村田/写真:小倉)

| 東洋医学と養生の会 | 10:23 | - | -
7月 東洋医学と養生の会

7/28(日)京都上賀茂にある心耳庵にて東洋医学と養生の会が行われました。

湿度が高く蒸し暑い京都の夏本番の一日でした。

 

 

経絡流注講義(玉水先生)

 

一般の人が来られる前に希望者が集まりました。

この日は『足の太陰脾経』をやりました。

病気のメカニズムの話や膝痛の話が出ました。

 

 

貝原益軒 楽訓 (村田先生)

 

貝原益軒の楽訓の輪読と解説。

 

今回は「足るを知る」でした。

欲に惑わされる「楽しさ」を求めるのではなく

貧しくても心を豊かに「足ることを知る」ということが大切。

 

「自分の過去や他人と比べてしまう」

「頑張りすぎてしまう」

「体を壊してから考え方が変わった」

皆さんの個人的な経験から「楽しさ」についての気づきがあり。

参加者の方々の心の琴線に触れるような言葉が重なり。

それぞれの心の声を伺うことが出来た貴重な時間となりました。

 

でも「楽しむとは」と改めて突き詰めていくと難しいから

あまり深く考えんとこうかな、という意見にも私は賛成です。

 

 

気功と呼吸(玉水先生)

 

体を動かす時間です。

この日のテーマは「身体のセンターを意識する」です。

体を動かしながら自分の重心を確かめます。

呼吸をしながら、肩の力を抜いていきます。

下半身を安定させるのがポイントです。

 

 

 

立ったり座ったり自由な格好で呼吸をしながら自分の体と向き合いました。

 

治療の時間

 

初めて鍼を受けるという参加者の方もいらっしゃいました。

学生の方も指導を受けながら実践稽古をします。

 

 

ふりかえりの時間

 

一人ずつ今日をふりかえり感想を言います。

 

「体と向き合うことで自分の体をより愛おしく感じました」

という意見がありました。

 

 

お久しぶりな方も、初めての方もいつものメンバーも。

養生の会にはその時々で色んな方が来られますが

いつでも養生の会の空気は柔らかだなあと感じます。

 

「今日は良い話を聞かせていただいて良い夏の一日を過ごしました」

 

支部長の締めの言葉で暑い養生の会が終わりました。

 

 

次回養生の会は8月は和歌山に行く予定です。

その次は9/22(日)開催予定です。

 

(文責:竹ノ上)

 

| 東洋医学と養生の会 | 14:13 | - | -
6月 東洋医学と養生の会

6/23(日)上賀茂にある心耳庵にて東洋医学と養生の会が行われました。

夏至も過ぎたのに、まだ梅雨入りしない関西の晴れの間です。

 

 

経絡流注講義 玉水先生

 

一般の人が来られる前に鍼灸師の希望者が集まり四部録基礎講座。

この日は『経絡流注講義』の序文をやりました。

時代とともに発展進化していった流注。

そもそも経絡とは、というお話でした。

 

 

貝原益軒 楽訓 村田先生

 

初めての一般参加もいらっしゃったので、まずは自己紹介から。

その後、貝原益軒の楽訓を輪読と解説。

 

今日は「自然の景色を愛でる楽しみ」

以下は概略です。

 

四季の移ろいや山水月花の美しさを楽しむ心を持ちましょう。

それはお金があってもなくても楽しめることです。

自然の営みに感動する楽しみには制限はありません。

それは外のものに対する欲ではなく、自分の心の中にある楽しみです。

お金があり欲のままに過ごしても、その時は良くても後々苦しくなります。

例えば豪華な食べ物を欲しいままに食べ、その時は心地よくなっても

やがてはそれが元で病になり、自分の苦しみとなります。

山水月花を楽しむのは、一日中楽しんでも他人を苦しめることも

自分の身を損なうこともありません。

天地自然の営みは心を養うもので、貧富の差に関係なく楽しめることです。

 

 

確かに、、、

景色をみてキレイだなあと思うのはタダです。

キレイな景色をみて踊り出したくなるような歓びを感じる人になれたら

毎日が感動の連続です。

都会の中で暮らしていて自然が感じられないという人も、

せめて空を見上げてキレイだなあと思えるような余裕を持ちたいですね。

何せ今の世の中は、心にゆとりを持つのが難しいです。

欲は限りなく、それに反比例するように余裕がなくなっているような

息苦しさを感じることがあります。

 

さて、お勉強の後は体を動かす時間です。

今日は真向法の体操です。(玉水先生による指導)

 

 

まずは足首を回してから、順番にストレッチを。

呼吸と合わせて体をじっくり伸ばしていきます。

 

体が固い!イタタタ、、、という人も

無理せず気持ちよく自分の呼吸を意識しながら。

 

 

ヨガのひねりのポーズも取り入れて

まんべんなく体をほぐしていきます。

 

最後はゴロンと横になり。

体の力を抜いていきます。

全身リラックスで気持ちいいー!

眠ってしまいそうです。

 

そして、体がほぐれた後は治療の時間。

 

 

一般参加者の人に受けていただきます。

鍼灸師同士もお互いに治療します。

 

最後は円座で今日のふりかえりの時間。

 

体の感覚を信じるということ。

感覚に気づくということ。

それぞれの気づきがありました。

 

参加者の皆様、ありがとうございました。

次回の養生の会は7/28(日)の予定です。

 

(文責:竹ノ上)

| 東洋医学と養生の会 | 09:27 | - | -
5月 東洋医学と養生の会

5/26(日)上賀茂にある心耳庵にて東洋医学と養生の会が行われました。

5月とは思えない真夏のような暑い日となりました。

 

 

 

経絡流注講義 玉水先生

 

経絡の話から、病気の話、病が「治る」とはどういうことか、、、

なかなか深いお話に発展していきました。

 

 

貝原益軒 楽訓 村田先生

 

楽訓の一部分を輪読し、村田先生が解説をしてくださいました。

 

「人を恨み怒り、自らほこり、人をそしり、人の小なる過ちをせめ、

人の言をとがめ、無禮をいかるは、其器小なり」

 

人の小さな過ちを責めたり咎めたりするなんて、器が小さいよ

 

「世の人のひが事多きは、うき世の習なれば、如何ともしがたし」

「人の愚かなるによりて怒りて、我が心を悩ますべからず」

 

いくら言ってもわかってもらえない場合もあるし、人を責めてそのことで

自分の頭を悩ましても、自分の心は楽しくないですよ。

 

この日の講義をまとめると

「自分の思い通りにはならないことが多いですが、イライラしないように」

ということでしょうか。

 

おっしゃる通り!

う〜ん、でも些細なことについ惑わされる私の心は如何ともしがたし。

 

そういう時はキレイな景色をみて深呼吸でもしましょう。

ということで、次の時間は裏山に登って気功をします。

 

裏山で気功

 

近所の神社の横を抜けて裏山へ向かいます。

 

昨年の台風で裏山は、沢山の木が折れてしまいました。

今も倒れたままの木がありますが、そこも抜けて進みます。

 

暑くて、虫もブンブン纏わりついてきますが、どんどん奥へ。

 

山頂のちょっとした広場に到着。

ぶらぶら腕を動かして、体をゆるめて。

土と木と太陽を感じながら、深呼吸をします。

やっぱり自然の中で体を動かすのは気持ちが良いです。

 

 

治療の時間

 

今回は参加者は鍼灸師だけだったので、ペアを組んで

治療をしました。

この日は私は体調があまり良くなかったのですが

おかげさまで、すっかり元気になりました。

ありがとうございました!

 

そして、最後は村田ファミリーの新しい家族のお披露目。

かわいい〜!小さい〜!なんと、癒されることでしょう。

ようこそ、村田ファミリーへ。

 

今日の最後の皆の感想は「来て良かった!」ということでした。

「それは皆さん良かったですね」という笑顔の支部長の言葉が

いつもと変わらぬ養生の会の風景でした。

 

次回の養生の会は6/23(日)の予定です。

 

(文責:竹ノ上)

 

| 東洋医学と養生の会 | 14:58 | - | -
2月東洋医学と養生の会
2月24日(日)よく晴れた小春日和に、東洋医学と養生の会が行われました。
今回の会場は、東寺南門から真っ直ぐ南へ進んだ、京都南青少年センターでした。


○自由稽古

可愛いらしい影が…


○講義「経絡流注講義」玉水先生



第3章 足の陽明胃経
(4)精神症状について
胃脈の気虚と気実では、それぞれ脳に対してどのような影響を及ぼすか。
また、それぞれが脳から誘起されて起こる精神症状はどのようなものか。
虚と実では違いがあるが、共通するのは、双方何かと思い悩むこと、とある。

手首以外に首の人迎穴の脈で比較する方法を試してみられて患者さんに、首を絞められている様で苦しい、と言われた等の奮闘記が書かれているのを拝見すると、観風先生も一つ一つ経験から身につけて来られ、今に至るのだと改めて思い知らされます。
次回は、第4章足の太陰脾経〜。

○総稽古










一人一人の課題から、気づかなかった疑問も共有できる総稽古は、一粒で三度美味しい(グリコ)

○講義「楽訓」(貝原益軒)村田先生



「楽(楽しみ)」について。
楽しみとは何なのか。
浅い楽しみ、深い楽しみ、本来の楽しみ、他なる楽しみ、虚しき楽しみ、明るい楽しみ、暗い楽しみ、、、
儒学では重要だとされていない楽しみについて、
「人と共に楽むは、天のよろこび給う理にして、誠の楽しみなり」と、楽しみにも善と悪、嘘と誠があり、学びや善行より得る楽しみは気も養う、と。
また、楽しむのは自然なこと、人だけでなく、鳥獣草木にもあり、草木生い茂る様子は楽しんでいる姿とも書かれている。

○「活元運動」玉水先生








周りを気にせず、意思でなくカラダの動きたいように動く。
自分の中から湧き上がる欲求のままに身体を揺り動かすことによって、カラダの滞りやコリを改善する、動く瞑想法とも言われる野口整体の養生法の一つ。



本日の参加は鍼灸師5名、可愛い助手さん1名でした。 次回は少し期間が空きまして、5月26日(日)に行われます。場所はまだ未定です。
関西支部メンバー以外でご参加希望の方は、一度お問い合わせくださいませ。
(文責:田原)
| 東洋医学と養生の会 | 13:17 | - | -
1月 東洋医学と養生の会

1/27(日)上賀茂にある心耳庵にて東洋医学と養生の会が行われました。

屋根には薄く雪が残る、キリっとした空気の晴れの日でした。

 

 

 

稽古の時間

 

鍼灸師だけ早めに集り、それぞれ今抱えている課題を

指導者の先生にみていただき、アドバイスをいただきました。

 

 

貝原益軒 楽訓 村田先生

 

楽訓の一部分を輪読し、村田先生が解説をしてくださいました。

以下はその解説の概要です。

 

人間は天地の気が集まり出来た存在で

心の中に天地の気が生き生きと働いている。

その働きを「楽しみ」という。

人間だけでなく天地の気の働きによって鳥や獣、魚や草木など

全ての生き物にも楽しみは備わっている。

 

「楽しみ」というのは自分の外にあるものに感じるが、そうではない。

外にあるものは、それを感じる手助けをするもので

人間の心の中には元々楽しみが存在している。

普段それに気づかないのは、私欲により

心の中に本来備わっている楽しみを見失っている。

天地の気がのびのびと働いて、心の中の楽しみが十分に

発揮されている状態であれば、一切のことが全部楽しくなる。

ただし、私欲は少なくしないといけない。

 

月の光、雨露、山の色の変化など美しい景色

天地自然の移り変わりを眺めていると心が清らかになり

穢れが洗い流されるようになる。

 

 

今回は短い部分だけでしたが、とても大きな内容のお話でした。

私が普段「楽しい」と感じていた多くのことは、外にある出来事に対してのことで

貝原益軒のいう「楽しみ」はもっと深いもの。

生命の根元的なことを言っているのだと学びました。

それは時代を超えて、今の世の中にこそ必要な「楽しみ」なのだとも感じます。

 

呼吸法 玉水先生

 

ヨーガの呼吸法で、まずは基本の呼吸から。

吐息(レーチャカ)、吸息(プーラカ)、保息(クンバカ)を何度か繰り返します。

 

 

途中、骨盤や背骨を動かしたり、体を柔軟にして、再度呼吸法をします。

体を動かした後の方が呼吸もしやすいことに気づきます。

 

その後は、ふいごの呼吸(バストリカー)を体験。

何度かやると体が温かくなってきます。

呼吸器系の疾患や冷えの人にも効果的とのこと。

 

 

最後はシンハ・アーサナという獅子のポーズの体操。

膝を揃えて足を立てて、両腕は伸ばして上体を前かがみに。

アゴを胸に引き寄せ口を大きくあけて舌を最大限に引き出し、目を見開く。

写真を撮ると、撮られた人から苦情がきそうな斬新なポーズなので

写真は控えました。

風邪の初期症状でノドの痛みなどに効果的ということです。

風邪が流行っている今の季節には特にお勧めのポーズです。

普段の生活では、目を見開き口を大きくあけて舌を最大限に

引き出す機会があまりないですね。

顔の体操にもなり美容にも良いとのことなので、

毎日、口をあけて舌を動かすだけでも効果がありそうです。

 

治療の時間

 

今回は一般の参加者の方はお一人だったので

鍼灸師同士でも治療をしました。

触診の仕方や鍼の響き方など、鍼を受けるのも

打つのと同じくらい勉強になると改めて感じました。

 

 

振り返りで最後にひと言ずつ

 

今回初めて参加された一般の方は、よく坐禅をされるそうで

共通の話題も多く、初めてとは思えない雰囲気の方でした。

色んなところでご縁が繋がるものだなあと思いつつ

今年初めての養生の会が終わりました。

 

今回は鍼灸師6名、一般参加者1名の計7名でした。

 

次回の養生の会は2/24(日)会場は同じく心耳庵の予定です。

 

(文責:竹ノ上)

 

| 東洋医学と養生の会 | 17:48 | - | -
11月 東洋医学と養生の会

11月11日(日)京都上賀茂 心耳庵にて「東洋医学と養生の会」が行われました。

今日は秋晴れのいいお天気です。

養生の話       村田先生

これから、貝原益軒「楽訓」を読んでゆくのですが、

その前にプリントが1枚。 

「鍼道発秘」の「心を得ること」とは何か?を、

皆で、あらためて考えてみました。一つの答えだけがあるわけではありません。
それぞれの心に、その問いがあらためて投げかけられました。
その後、「楽訓」を読み進めて行きます。
「あめつちの恵みをうけて、生きとし生ける諸々きはまりなき内に、人ばかり貴き物なし、
如何となれば、人は萬物の霊なればなり。」
と始まります。儒学者らしいことばです。日本人の死生観と合っているのでしょうか、
違っているのでしょうか、現代の私たちの死生観も問われます。
「あはれみの心を本として行ひ出せる諸々の善を、すべて仁と云う。」
あわれみの心とは何か? 仏教の慈悲とは? 仁とは?
わかっているようで、わからない言葉たちです。
それぞれに思ったことを話し合います。その中の素適なことばが心に残ります。
でもそれは、まだ自分の言葉にはなっていない、とも思います。
気功・ヨーガ     玉水先生
今日は患者さんも、村田先生も風邪ぎみなので室内でおこないます。
まずゆっくり足首を回して、ほぐして行きます。
ゆっくり回していると、体の遠くに響く感じがあったりします。味わいます。
足の裏を押して行きます。凝っているところ、押えると痛む所、響く所があります。
ほぐして行きます。足の表側も押してゆきます。
呼吸と座禅
ゆったり呼吸して、丹田を意識します。丹田で呼吸します。
治療・実技
今日の村田先生は風邪気味で咳がでています。
皆で治療してゆきます。
今日の参加者は、患者さん1名、鍼灸師5名、学生2名です。
治療は同じ患者さんであっても、その都度違ってきます。
稽古を積んでいても、伸びる時、伸びない時、があります。
ことばにできること、できないことがあります。
振返りの会
それぞれの想い、反省点、気付いたことなどをシェアします。
今日も1日、良い時間をもつことができました。ありがとうございます。
東洋医学と養生の会は、12月はお休みです。
次回は、1月27日(第4日曜日)となります。
関西支部研修会は11月25日(日)
東京から堀雅観先生をお招きしての特別講習会です。
会場は、京都南青少年センターでおこないます。
自分の鍼灸の手の内について、ブラシュアップの良い機会になると思います。
どうぞ、奮ってご参加下さい!!!
連絡は玉水先生までお願いします。
(文責:小倉)
追記
手を撮ることで、手と心と場を乱しました。申し訳ありません。
固くなる前の集中した柔らかい手がこちらです。振返りの会の雰囲気はこちらです。
 
| 東洋医学と養生の会 | 09:04 | - | -
10月 東洋医学と養生の会

10/21(日)京都市左京区にある洛北禅房 栖賢寺にて

東洋医学と養生の会が行われました。

 

この日は気持ち良い秋晴れのお天気。

山の澄んだ空気とお寺の落ち着いた雰囲気に

清々しい気持ちになります。

 

 

【座禅の時間】

まずはご住職のお話。

座禅をする時の心構えや座り方なども丁寧にご説明いただけますので

初めて座禅をされる方も安心です。

「只、座る」ということの心の在り方を教えていただきました。

お話の後は回廊を渡って観音堂へ向かいます。

 

観音堂の中は撮影出来ませんでしたが

それぞれのスタイルで30分ほど座りました。

ただ、座る、何もジャッジをしない時間。

聞こえるままに感じるままに、自分を解き放つ時間でした。

座禅をした後は少しピリっと、でも穏やかな気持ちになりました。

 

【作務の時間】

草むしりなど。

苔の中の小さなキノコや珍しい木の実の発見などを

楽しみながら、お庭のお手入れをしました。

 

 

 

【昼食の時間】

今回はお寺の近くの「五右衛門かまどごはんの会」に

昼食をお願いしました。

 

野草を使った菜食のごはん。

具沢山のお味噌汁付きで、体にも優しく美味しいご飯でした。

 

お昼の後は、お庭を眺めながら休憩。

ぼーっと眺める時間も癒されます。

 

 

【養生の座学の時間】

今回は小倉重成先生の『無病息災の食べ方』から

病の基本原因について考えました。

人格、環境、生活の3つが病の基本原因となり

生活は「姿勢、呼吸、食べ方、鍛練」の不適正に起因するとのお話でした。

 

 

【気功の時間】

お寺のお庭でする気功は、いつも以上に気持ち良いです。

リラックスしながら気を感じる時間です。

 

 

【鍼灸治療の時間】

鍼灸治療を受けたことがないという方にも体験をしていただきました。

鍼灸学校の学生の方など、希望者は見学も出来ます。

 

今回は一般4名、学生2名、鍼灸師7名の計13名の参加でした。

参加していただいた皆様、ありがとうございました。

 

最後に

 

栖賢寺は台風21号の影響で境内の大木が多数倒れ

建物に多くの被害が出ました。

座禅をした観音堂や回廊の屋根にはブルーシートが貼ってありました。

無檀家の禅寺である栖賢寺がまた元の美しい姿に戻る為に

現在お志のある皆様のご寄進をお願いしています。

URL https://www.seikenji.org/

 

ゆうちょ銀行:00960-8-311306

宗教法人 栖賢寺 シユウ)セイケンジ

店名:099(ゼロキュウキュウ)店

当座:0311306

 

次回の東洋医学と養生の会は、11/11(日)に心耳庵にて開催予定です。

通常は第4日曜日ですが、次回は第2日曜日になっています。

お間違えないようお願い致します。

 

 

(文責 竹ノ上)

| 東洋医学と養生の会 | 11:26 | - | -
9月 東洋医学と養生の会

9月23日(日) 京都上賀茂心耳庵にて「東洋医学と養生の会」が開かれました。

 

貝原益軒「養生訓」      村田 底観先生

 群盲象をなでるではないですが、今日は鼻、今日は足と読み進めてきました。

 今日は、養生訓のまとめということで、「養生訓」のエッセンスを抜き出して、話をされました。

養生訓の要は何ですか?

^食を慎むこと。

怒りをこらえること。

飲食を慎むことと怒りをこらえることの具体策がそれに続きます。食事は少なめ、お酒はほろ酔いで留める。寝る直前の食事は控える。等々。

飲食が慎めそうもない時、怒りをこらえられそうもない時、どうすればよいですか。

歌をうたってみましょう。詩を音読してみましょう。踊ってみましょう。掃除をしてみましょう。と続きます。

他人に100パーセントのことを求めていないか考えてみましょう。自分の能力以上のことを抱え込んだり、やろうとしたりしていないか考えてみましょう。といったものもあります。

規則正しく生活してみましょう。全身を上から下まで隈なくなでてみましょう。足の指、足の裏をもんだりこすったりしてみましょう。櫛で髪をといてみましょう。体に関すること。

丹田呼吸をやってみましょう。人付き合いを減らしてみましょう。言葉を減らしてみましょう。

天地自然や他の人達に生かされていることに思いを馳せましょう。と締めがあります。

そうした節制が習慣化するとどうなりますか?

元気が養われて、無病長寿の日々がやってきます。そして目が開けて知りたいことを知り、できなかったことができるようになります。(これは益軒先生の実感ではないでしょうか)

そして・・・天地に仕えるという生き方ができるようになります。(大切なもののために、命をかけて働く勇気が湧いてくるそうです)

養生の他に、元気なうちにやっておくと良いことはありますか。 

緊急時の応急処置や薬のことなど、基本的な医学知識を心得として知っておきましょう。

よい医者を見つけておきましょう。(勉強熱心で、分け隔てなく、臨機応変の処置ができる。師匠について学び、いつも医学や患者のことを考え、他の医者の悪口をいわず、自慢話をしない。流行っているからといって、良い医者だとは限らない)

 象(養生訓)の姿が見えてきました。

 

ヨーガと気功          玉水 雲観先生

まず足のほぐしから。 

 いつもは上賀茂の裏山の林の中ですることが多いのですが、先の台風のダメージがここにも在りました。今日は室内です。

ていねいに一本一本足指をまわします。足の裏を緩めて行きます。足首をまわして行きます。

 足の指をまわしていると、普段、足を粗末に扱っていると感じます。

 足の指や足の裏、足の感覚が甦ってきます。

気功法(呼吸法)

(スワイショウ) 楽に立って、ぶらぶら腕を前後に振ってゆきます。こんどは左右に回します。

(背骨の揺らし) 背骨を前後に、左右に揺らし、回転させて、詰まった所を緩め、気を通します。

(大地の呼吸法) 丹田から足を通り、大地に息を吐いて、吸います。

そして、頭の上の手の指先まで息を吸って、

吐きながら、手を降ろして、丹田に気を収めます。

(気の体感) 手を向い合せて、手で呼吸をしてみます。 そのうちに、もやーとしたものが手の間に感じられてきます。

 呼吸の中に子供たちもいます。 こどもたちがいて養生の会らしいと思います。 

 

鍼灸治療

一般の参加された方の治療です。

担当した鍼灸師は最後までやりきって、それが良い治療になるのが基本ですが、

何か足りないと感じる時、行き詰まった時、村田先生、玉水先生にアドバイスをいただいたり、その先の治療をお願いすることもあります。

自分が見えていなかったこと、部分部分は見えていても、全体像が掴めていなかったり、ポイントがずれていたり、踏み込みが浅かったり、鍼の手技、灸の手技が未熟であったり。先生方のアドバイスと治療が指針となります。ありがとうございます。

 

 

振返りの会

今日は一般の方3名、学生2名、鍼灸師5名でした。

一般の方も、学生の人もいろんな背景をもって参加されています。

いろんな時がここに重なってゆきます。

 

通天閣の下に暮らす方の参加がありました。今夜の京都タワーです。

 

次回の養生の会は、10月21日(第3日曜日)栖賢寺です。

栖賢寺さんも台風の被害に遭われています。驚かずに心づもりをしてお越しください。

文責:小倉

| 東洋医学と養生の会 | 14:50 | - | -
8月 東洋医学と養生の会

8/26(日)京都の上賀茂神社の近く

心耳庵にて東洋医学と養生の会が開かれました。

 

【貝原益軒「養生訓」 村田先生】

 

食事や一日の過ごし方等について、養生訓にもとづき

質問形式にしたレジメを元に話し合いました。

食事の内容(脂っこいもの、味の濃いもの)をよく食べるか

食事の量、バランス、食事を取る時間帯、おかずの品数など

私たちの日常と養生訓で良いと言われている内容を比べて

それぞれの意見や質問が交わされました。

 

 

休憩中、村田先生がその日の朝に上賀茂神社で汲んできた

お水をいただきました。美味しくて、ゴクゴク。

 

【ヨガと座禅 玉水先生】

 

身体が固い人もそれぞれが気持ちの良いように。

 

お盆を過ぎても、まだまだ暑いこの日。

子供たちはおでこにアイスノンを乗せて遊んでいます。

 

ヨガでリラックスした後は呼吸を整えて座ります

 

【実技】

 

今回は一般の方の参加者が少なかったので

鍼灸師同士でもペアで治療しました。

身体が楽になり笑顔になって帰っていく参加者の方から

こちらも元気をもらえます。

今回は鍼灸師7名、一般の方1名の参加でした。

ありがとうございました。

 

次回の東洋医学と養生の会は、9/23(日)の開催予定です。

 

(文責:竹ノ上)

| 東洋医学と養生の会 | 17:48 | - | -
CALENDAR
S M T W T F S
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930     
<< September 2019 >>
SELECTED ENTRIES
CATEGORIES
ARCHIVES
LINKS
PROFILE