いやしの道協会ブログ

いやしの道協会の最新情報をお届けします。

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9月 関西支部

令和元年98日(日)大阪府高槻市現代劇場の集会室にて

関西支部研修会が行われました。

この日は35度を超える暑い一日でした。

 

 

腹診と背候診の対応 

 

ペアになり主訴を聞きながらお腹と背中の状態を比べていきます。

お腹をみて背中とどのように対応しているかみていきます。

ペアで確認した後、指導者の先生にポイントを教えていただきます。

 

 

 

『傷寒論真髄』村田先生

 

この日は村田先生が漢方薬を煎じて持参してくれたので

はじめに皆で試飲しました。生薬をかじって「これは苦い」

「シイタケっぽい味がする」など感想を言い合いながら

いただきました。たまたま他の人が持参した「ナツメ」も

一緒に漢方薬とともにいただきました。

 

 

 

今回の講義は少陰病の白通湯(314章)、白通加猪胆汁湯(315章)

真武湯(316章)、通脈四逆湯(317章)のお話でした。

 

白通湯証のメインは「下利」

陰証の下痢を主治する湯液の比較をすると

冷えて陽気がめぐらずに下痢をするのが白通湯証で、

それがより重篤になれば白通加猪胆汁湯証となる。

脱証で下利清穀するのが四逆湯証で、より重篤ならば通脈四逆湯証となる。

真武湯証は水毒が溜まって下痢をする。

 

真武湯の章では矢数道明先生の『漢方処方解説』を参照に

心臓疾患、メニエール、高(低)血圧、胃腸疾患、腎臓疾患、関節リュウマチ

湿疹、遺尿症など、様々な真武湯の応用について模式図を元に解説していただきました。

その他、浮腫の鍼灸治療の症例や西洋医学的な浮腫の考え方などのお話がありました。

 

 

基本の型・チェックシート

 

昼食の休憩をはさんだ後は、基本の型の稽古です。

15分の時間制限でペアになり基本の型をしていきます。

時間を計ってすると、集中力がより高まるような気がします。

 

 

 

『方伎雑誌』井上先生

 

お昼休憩を挟んで井上先生の『方伎雑誌』の時間です。

この日で第一巻が終わります。今回は「狂症」について。

ぶつぶつ言いながら立ち騒ぐ人を大承気湯で治す話が出てきました。

発狂している人に「病」ではなく「狐憑き」だということで

騒がしい読経を続けたところ自殺してしまったという話もありました。

「江戸時代にはこういうこともあったのかぁ」という会話から

現代でも同じようなことがあったという実話のエピソードが

参加者から淡々を語られ、静かな衝撃でした。

激しい症状でも大承気湯で良くなった症例から、現代にも通じるお話で

西洋医学で沢山の精神安定剤を服用して良くならない人も

漢方薬で良くなる可能性もあるということだと感じました。

 

 

入門講座 玉水先生

 

 

腹診、『傷寒論真髄』、『方伎雑誌』のそれぞれの講義の時間には

玉水先生による「いやしの道しるべ」入門講座が別途行われていました。

入門したての方、もしくはこれから入門を希望する方向けの講座です。

今回は「万病一風的治療の実際」のところをやりました。

講義とともに、実際にやってみてテキストに書いてあることと

照らし合わせながら進めていました。

時折笑い声も聞こえ和気あいあいとした雰囲気で行われていました。

 

 

 

丹田呼吸と身体づくり

照明を消して少し暗い中で座りました。

 

 

治療と課題の発見

 

実技の時間は、主訴を聞いて実際に治療をしていきます。

気持ちの良い鍼の響きについウトウトしてしまいます。

 

 

 

振り返りの会

 

入門したばかりの方や、今度入門される方など、新しい方が増えてきた

関西支部。新しい風が吹き、初心を思い出し新鮮な気持ちになります。

 

次回関西支部は同じく高槻市の現代劇場集会室にて10/13(日)に開催予定です。

 

(文責:竹ノ上)

| ◇関西支部 | 16:45 | - | -
8月 関西支部 研修会
8月18日日曜日、高槻芸術会館にある市民会館和室にて、関西支部研修会が行われました。








祝出版!横田観風先生の最新著書「鍼と禅」の販売会からスタートです!



○腹診と背侯診の対応



腹と背との比較だけで身体を診ると、普段あちこちに気が散って、結局曖昧になってしまっていることに気付きます。

○初伝入門講座実技



まだ参加は数回のメンバーですが、覚えが早くて素晴らしい。

○講義「傷寒論真髄」村田先生



310章猪膚湯

そんなに虚寒ない状態で、少し陰に傾いたくらいや、陰病から陽病へ転ずる時になる状態といわれる場合もある。
少陰病なので表証はないので、虚気上逆して喉など症状ある場所を直接治療する。

311章 甘草湯方
甘草一味だけ、という思い切った薬方。
平滑筋や皮膚粘膜に接触する事で効果ある薬方なので、喉痛の場合は喉などに当たる様にゆっくり少しづつ飲むのが良い。 矢数道明「漢方処方解説」治験例より考察。
甘草はアルドステロンに近い働きがあるため、満月様顔になることも稀にあるが、その場合五苓散を処方すると良いそう。
桔梗湯方
甘草湯で治らない、扁桃腺まで腫れて痛む場合の例、尾台榕堂「類聚方広義」参照。
312章 苦酒湯方
口内炎、舌炎、扁桃腺炎など、龍野一雄「新撰類聚方」尾台榕堂「類聚方広義」参照。
卵を殻ごと、酢と半夏を入れて沸騰させる、と、家で作れそうな薬方。
浅田宗伯はジフテリアに用いた様。口唇ヘルペス等にも良いかも。


313章 半夏散及湯方
桂枝が含まれるのつま、表証ある邪に入られたものに用いる。
本日の薬方は全て喉に痛みあるものなので、西洋医学的に見た上気道感染症(風邪)や、溶連菌かどうか見分け方を西洋医学書数冊より参照したもの、解説して頂きました。

○入門講座講義 玉水先生



質疑応答、声飛び交って盛り上がっています。


○基本の型・チェックシート








○総稽古








総稽古は、全員の見ている前で自分の課題を教わります。
勇気ある挑戦に場は緊張の空気にもなりますが、それぞれ正直な気持ちで意見交換し、リラックスして学べる時間でもありました。

○入門講座講義 玉水先生




○丹田呼吸と身体づくり

肩の力を抜き足腰落ち着いて坐れる、各々しっくりくる形を探してから始まりました。


○相互治療と課題の発見


とにかく治すことに注力。
そして、それぞれ今後の課題を見つけます。

○振り返りの会





来月は、9月8日日曜日、会場は同じく高槻市民会館にて行われます。

奮ってご参加ください。


(文責:田原)
〔関西支部研修会〕毎月第二日曜日 8月のみ第三日曜日             

9月8日(日)、10月13日(日)、11月10日(日)、12月8日(日)です

〔東洋医学と養生の会〕 毎月第四日曜日に 会場:心耳庵(京都 上賀茂) 又は、栖賢寺で開催する予定です。 

8月24、25日(和歌山県色川 合宿)、9月22日(日)、10月27日(日)、11月24日、12月(休み)

| ◇関西支部 | 21:49 | - | -
7月 関西支部研修会

714(日)高槻市民会館和室にて関西支部研修会が行われました。

お隣の神社では、これから結婚式です。

腹診と背候診の対応       村田先生、井上先生

腹診のあと、背中との対応を学びます。

それが実際の治療時に力となっているのを感じます。

目の付け所と治療ポイント。鍼をして体の変化を見ます。

稽古を重ねるにつれて、相手の体質、鍼への感受性、普段の状態などが解ってきます。

入門講座実技と講義      玉水雲観先生

学生さん(1年生と2年生)。真っ新なひとに「いやしの道」をどう伝えるか、

静かな熱意の交感が行き交います。

傷寒論真髄        村田底観先生

307章 桃花湯の具体的な例

小便不利は津液の亡失によっておこる。下痢やまず、膿血便は桃花湯が主治。

西洋医学病名では、赤痢、痔、潰瘍性大腸炎、自己免疫疾患(関節リュウマチ、エリテマトーデス、儀薪尿病)など

鑑別1 ‖臘(しぶり腹) 便通やおならで楽になる。

    ⊂腸(嘔吐をともなう) おへそ回りの痛み。

鑑別2 慢性下痢  159章 赤石脂禹餘湯 下痢やまず(下焦)。虚がひどいわけではない(太陽病)。

           316章 真武湯 腹をあたためれば楽になる。虚寒水毒、四肢沈重(少陰病)

用い方 熱が下がってから用いる。(尾台榕堂) 熱のある場合は桃花湯証ではない。

308章 下痢膿血便への刺法

【黄帝内経明堂】  腹哀、太白、下巨虚  :熱を減らす、下腹の熱を引く鍼

【同】慢性下痢には 会陽、四満、復溜、中都(ゆるんでダダもれの時) 

309章 呉茱萸湯  吐利、手足厥冷、煩躁(死にそうなほどの) 

頭痛がある(頭重、めまい)、嘔(げっぷ、しゃっくり)、胸満(胸焼け、不眠)、煩躁、心下痞鞕(食欲不振、胃不調)、発作前(首、肩の凝り)

鑑別1 胸満3種(奥田鳳作)

仝礦ヨ弌\垢蠑紊る 枳実 窪んで詰まった 8朴 丸く張った感じ(ガス)

鑑別2 腹中の寒冷(水毒)上へゆけば吐、下へ行けば下痢

‥任メイン 呉茱萸湯 下痢がメイン 四逆湯  

 

東洋医学のとらえる病態が、西洋医学の違った病名の中に横断して見られるのは、病の診方が変わります。

他章と突き合わせて、胸満や腹証の違いを鑑別するのは、情報が整理されて解りやすいです。

 

基本の型(15分制限)・チェックシート     

時間を切って基本の型を通してすると、今の自分の状態と課題がはっきり解ります。

 

『方伎雑誌』   井上泰観先生

47  鼓脹の婦人の妊娠、出産の治療2例

 鼓脹(腹部が腫大して腹皮に青筋があらわれ四肢の腫れない病証)

‖膕牡丹皮湯では→大病人 当帰芍薬散と虎杖煎で→小便快利、腹脹軟和、経血順利

大承気湯、当帰芍薬散、真武湯 証に随い兼用 → 腫脹大いに減ず → 産後では著効なし

48  方用に熟すれば、当惑することなし

たとえ、方意の解りかねる方であっても、自由に活用できる。

49  若き日の、往診デビューの話

僻地に生まれたことで、かえって、未熟なときに経験をたくさん積むことができて幸いだった。

50  寸白(真田虫)の症について

51  破傷風について

52  発狂の陽症は滝水に当たるのがよい。

 

井上先生の講義はたんたんと進んでゆくので、後で一人で疑問に悩むこともあります。でもそれも含めて、自分の頭で考えるための講義だと言えます。

 

丹田呼吸と身体づくり

部屋の照明をおとして静かな時間を持ちます。

それをどう感じるかは人それぞれです。どうだったでしょうか。

相互治療の課題の発見

(腹診と基本の型)で見つけた課題にトライしつつ、新たな稽古相手の治療をします。

振返りの会

今日の研修会でのその人の新しい発見など、それぞれの胸の内を知ることができます。自分の中でそうした言葉への共鳴や反響、反芻もあります。濃密な1日でした。先生方、皆さんありがとうございます。

 

〔関西支部研修会〕毎月第二日曜日 8月のみ第三日曜日             

8月18日(日)、9月8日(日)、10月13日(日)、11月10日(日)、12月8日(日)です

 

〔東洋医学と養生の会〕 毎月第四日曜日に 会場:心耳庵(京都 上賀茂) 又は、栖賢寺で開催する予定です。 

7月28日(日)、8月24、25日(和歌山県色川 合宿)、9月22日(日)、10月27日(日)、11月24日、12月(休み)

 

文責:小倉

| ◇関西支部 | 14:25 | - | -
6月 関西支部 研修会
6月9日日曜日、高槻芸術会館にて関西支部研修会が行われました。




○自己紹介

今日は初参加の方がお二人来て下さいましたので、一言づつ自己紹介。




○実技・腹診

(腹診背診を詳しく)


○実技・入門講座

(基本の型を稽古)



○初伝終了試験

筆記試験が行われました。





○実技・基本の型

(基本の型に忠実に)





○実技・治療と課題の発見

(とにかく治す事を考える)







○研修内容についての話し合い

(議題) ・腹診だけの実技稽古について
・基本の型の実技稽古について
・治療と課題発見の実技稽古について
・傷寒論真髄の講義について
・方伎雑誌の講義について
・いやしの道しるべ入門講座について
・丹田呼吸と身体づくりについて

今思うこと、困っていることなど意見を出しあい話し合う機会を頂きました。
最初の緊張感は直ぐに和らぎ、正直な意見が言える空気になり、ざっくばらんな話し合いの場となりました。
当日初参加のお二方も新鮮な意見や感想を出してくださいました。

それぞれ何の為の勉強なのか、何を身に付ける為に実技の時間を分けてタイムテーブルが組まれているのか、改めて一つ一つのスケジュールに対する理解も深まりました。

○講義・「方伎雑誌」井上先生



「四三〜四六」
現代では信じがたい、10代に満たない婚姻形態や、寿命も今より短い時代においての還暦以降の懐妊など、不思議に思える事例がたくさん出てきた。
書かれた時代でも驚いたからこそ、話題に取り上げて記したのだろうが…
時代変われば常識は変わる。その上人の身体は十人十色。目の前の人の身体を、自分のちっぽけな常識だけで考えず、あらゆる不思議はおこりえるのだと思って、起こっている事実に対応することが大切。

西洋医学から見た腎臓について、あくまで水(小便)の通り道であり、精に関係するて考えるのは間違いであると、東洋医学批判について触れている。
また、腎虚に使われる八味丸は、吉益東洞先生は利水の剤であるといわれていたと、補腎に使うは誤りだと言われていたそう。それは薬方は補うものではなく、攻めるものだという考えからだそうだか…
時代により、立場により、見え方は変わり、考えかた方も変わる。

○講義・いやしの道しるべ

質問など活気よく言葉が飛び交って、盛り上がっていました。




○振り返りの会

今日一日学んだこて、感じたこと気づいたことを皆一言づつ。


来月は、7月14日日曜日 10:00〜
場所は同じく高槻芸術会館にて行われます。奮ってご参加くださいませ。



(文責:田原)
| ◇関西支部 | 11:09 | - | -
5月 関西支部研修会
5月12日日曜日、関西支部研修会が高槻芸術会館にて行われました。

ゴールデンウィーク過ぎたばかりですが、すでに30度超える真夏日でした。




・開始前、準備と質問の時間





○腹診
基本の型の腹診部分を集中して学びます。






○入門講座 実技
今日は学生さんお二人。






○講義 「傷寒論」村田先生

302章麻黄附子甘草湯
陰証だが無裏証=手足も冷え悪寒しごろごろ寝ていたい。少陰病にかかり二〜三日経過するも嘔吐や下痢、お腹の不具合はまだ出ていない。前章の麻黄附子細辛湯と比較すれば、細辛を去っている=停水少なく、甘草を加えている=急迫症状が強い。

303章黄蓮阿膠湯
スジ肉様のものや、鶏卵の黄身など入る、珍しい薬方。少陰病にかかり、二〜三日以上。前章より少し進んで裏位にも症状ある状態。

下腹に虚=下痢など。胸に熱=湿疹、喉の渇き、唇の乾燥あるかも。また、胸の熱ある場合、それを体外へ出そうとして便に血が混じる場合もある。(黄蓮は胸部の熱を散じ、阿膠は強壮止血剤。)
304章、305章 附子湯
少陰病にかかり1〜2日、発熱なく胃気まだ正常で、口中和(熱をもっていない)で背悪寒。とにかく冷えている場所を温める必要ある。背悪寒は寒冷感の自覚。因みに背微悪寒の場合は、口燥渇で大煩渇、脈洪大など、症状が全く違うので識別は容易。口中和の逆として、336頁の口不仁と383頁の口苦を参照。
305章の手足寒は、手首までか肘までか、肩までか?どこまで冷えているか、を確認。
306章 桃花湯
なんらかの原因少陰病になり下痢し、長引かしているうち津液が亡失し、陰証に陥ったもの。熱ないが、腸管内どこかにビラン等あって邪熱あり。(細菌性大腸炎など)赤石脂は鉱物で、赤い色をしていることから桃花と名付けられたそう。





○入門講座
沢山質問が出て盛り上がっている様子、活気ある声がよく聞こえていました。



○実技 基本の型
やはり大切なのは基本。




○講義 「方伎雑誌」井上先生
三四章
自らの手に負えない場合は、患者様へことわり、名医あれば譲ること。
三五章
患いは、早く診れば早く治るが、長く経過したものは治るのに時間がかかる。
特に小児や女子がこの傾向にあるので、我慢せず、早く言うこと。
ほおっておいては拗らせば治りにくくなるので、早めに対処するのが良いと、近しい者には特に、これを伝えておくとよい。
三六章
嘔吐治す方法いろいろ書かれている。しかし、飲食の必要な節制を本人がしない場合、いくら鍼灸治療をしても治せぬ、との事。
三七章
刺絡について。人によるが、薬より即効性あることあり。しかし、気を失う場合もあり、その場合の処置云々。自身が年を重ねてからは、何より気絶を見るのが嫌で、刺絡がいやになった、との事。
三八章
痰飲、咳嗽家が年老いて精力弱ると書いてあるような症状が出て、遂に不二に至るので、初めからご家族や近くに居る人によく説いて薬を渡すこと。
三九章
小児に風邪や乳食の停滞にて大熱やらいろいろある場合の対処法。
四〇章
えい児を診る場合は成人をみるよりもっともっと、心を込めて診ること。
四一章
天然痘は小児の一大事。年齢に応じて出る症状も変わる。薬で元気になっても、それは酒を飲めば暫く元気になってるねと同じようなこと。大人になってかかると悪いというが、それは一論だと。



時代違えども、治療は同じで共通すること多し。しかし、時代が違えば環境や原因か違う。現代の様子と比較検証。他方に話が広がり興味深く学べました。




○入門講座「いやしの道しるべ」玉水先生
さらにさらに質問攻撃。やる気が溢れています。




○丹田呼吸と身体づくり
皆の気により、場の空気がどんどん変わっていきます。





○治療と課題の発見
ペアを変えて一日3回の実技の時間があります。









・振り返りの会では、それぞれ学んだこと、気づいたこと、感じたことを皆で共有できました。




来月は、
日程 6月9日第2日曜日
場所 高槻市芸術会館 3階和室、にて行われます。
奮ってご参加くださいませ。
(文責:田原)

| ◇関西支部 | 11:00 | - | -
4月 関西支部研修会
4月14日 日曜日、東寺の近くにある京都南青少年研修センターにて、平成最後の関西支部研修会が行われました。





◯腹診
基本の型より、腹診部分を詳しく学びます。





◯入門講座 実技 玉水先生

今日は新しい方が増えて、学生さんが三名。賑やかになってきました。






◯講義「傷寒論」村田先生



279章
桂枝加芍薬湯
はじめ太陽病で風邪のひき始めのような状態だったが、誤って攻下してしまい陰証になってしまった場合、に良い。
もし、攻下したあと虚して便通なく、冷えて腹痛あれば、桂枝加芍薬湯に大黄を足した、桂枝加大黄湯がよい。

桂枝加芍薬湯証は、陰の中でもあまり酷くない、陽よりの虚。
漢方を使用される医の報告によると、消化不良による腹痛、腰痛、痔、咳を沢山し過ぎて腹筋が痛む、などの場合に出したら効果あった薬方と言われている。
桂枝加大黄湯証は、裏急後重(しぶり腹)に効果あり。お腹の筋張同じでも、いろいろあり。383頁の模式図参照。
絞られるようなお腹な痛み、便を出したいのに出ない、お尻の辺りが重い感じ、少し出ても残っているようなスッキリしない感じ、出る時に痛み伴い度々出たくなる、下痢気味、江戸時代の文献でもいろいろな表現をされている。
「大実痛者、桂枝加大黄湯主之」大便不痛により痛むの意。
寒の病に属するため、鍼灸では気海、関元など虚したツボを温めるとよい。
腹痛、胸満、心中煩悸など、攻下した後どうなるかは、元々の体質しだいで違うもの。

281章
麻黄附子細辛湯
少陰の病たる、脈微細にして、はなはだ寝んと欲するなり。
少陰病とは、身体が虚して冷えて、眠っているように活力ないが、目覚めている、そんな状態。
反発熱とは、本来発熱ないはずの時に表位の邪による熱あるもの。確認するポイントは脈。沈ならこれ。
脈浮で熱ある場合は陽病なので、これではない。

この他、先生方が経験された治療のお話から、自分ならどうするか、鍼灸師として大切なことは、、、
目の前の患者さまへできる限りを尽くす為、いざという時の為に症例を身につけておくことの大切さ、心に残りました。


◯基本の型

何をするにも、やはり基本が大切です。 身体が覚えこむまで、考えなくても出来るようになるまで反復します。





◯講義「方伎雑誌」井上先生




29章〜34章

尾台榕堂先生が生涯悔恨した、26歳の時の妊娠の診たて誤りがあったそう。
その後40余年妊娠の診察は1人も誤らずにきたとの記述。
身内ならば信じたくない、どんなに倫理に外れた懐妊でも、妊娠だと断定したことで、その後に間違いは一つもなかったとの事。
藪医者で終わりたくない、そうありたくないという想いが、正直な文面からリアルに想いが伝わってきます。
他にも、治らないかもと思っていたことが、案外治った話など、歴史に名を残すビックネームも現在生きる私たち同様に、間違いながら、迷いながら、道を進んでおられたのだなあと思い、なんだかホッとしました。


◯入門講座 玉水先生
こちらも盛り上がっています。



◯丹田呼吸と身体つくり



座り方、呼吸の仕方について、基本のやり方を教わり、15分の静坐を行いました。


◯治療と課題の発見

実践形式で治療し合います。



◯振り返りの会


新学期にあたる今月は、新しい学生さんと遠方メンバーが参加され、賑やかな会になりました。幸先よい春に、皆それぞれ感じた事や、今日気づいた学びなどについて順番に語りました。

研修会に参加すると、勉強だけでなく皆さんの質問や雑談からも、何かしら自分の抱える問題を解くヒントが見つかったりします。









来月は、令和元年5月12日 日曜日
高槻現代劇場 集会室304号室にて行われます。
皆さま奮ってご参加下さいませ。
http://www.city.takatsuki.osaka.jp/bunka/theater/
アクセス
http://www.city.takatsuki.osaka.jp/bunka/theater/access/index.html

(文責 田原)
| ◇関西支部 | 09:18 | - | -
3月 関西支部研修会

平成31310日(日)大阪府高槻市民会館の集会室にて

関西支部研修会が行われました。

 

 

腹診の時間 

 

ペアになり主訴を聞きながらお腹の状態をみていきます。

 

『傷寒論真髄』村田先生

 

今回から太陰病証にはいりました。参加されて日が浅い人もいらっしゃるので

まずは、傷寒論の概要の説明から。陽病とは、陰病とは、、、、

 

太陰病は陰病の中でも陰証の初めなので、弱っているが

まだ甚だしく衰えてはいないので、陽病に似た症状が現われる。

太陰病の症状には次のものがある。

「腹満(虚満)・腹痛・不食・嘔吐・下痢・脈沈遅・脈沈弱・手足の温感・腰脚冷痛」

 

症状のひとつに下痢があるが

陰証の場合、飲食物が喉を通らなくても下痢がますます甚だしくなる。

一方陽証の場合は、飲食多ければ下痢多く、少なければ下痢も少ない。

三陰病は皆下痢をするのが特徴だが、喉の渇き度合いにより三陰病を鑑別する。

太陰病→少陰病→厥陰病と病が重くなるに従い、喉の渇きも激しくなる。

太陰病では、自利するも口渇しないが、危篤に近い厥陰病では、自利して消渇する。

 

実際に臨床で陰病で下痢をしていた人の治療話などを盛り込みながら

わかりやすく講義をしていただきました。

 

 

基本の型・チェックシート

 

昼食の休憩をはさんだ後は、基本の型の稽古です。

会に入門されたばかりの人も一緒に型の稽古をします。

 

 

『方伎雑誌』井上先生

 

今回で3回目となる方伎雑誌です。

論だけの医者にならず、学術道に励むように。

本は何でもかんでも読めば良いとういものではなく、良い本を何度も

文外の意もくみながら読むように。

「人人、利欲・名声の念を慎み、伎術を啄磨して、天職に供すべし」

「病人、元と無事、庸医、之を殺す。天下、元と無事、庸相、之を乱る」

背筋がシャキッとするようなお言葉の数々です。

 

玉水先生による「いやしの道しるべ」入門講座

同じ時間、隣では新しく入会された人に入門講座が行われていました。

今回は鍼道発秘のところをやりました。

学生さん2名が参加されましたが、生きたツボについて、

傷寒論と鍼道発秘をどのようにつなげて考えるかなど、

時折笑い声も聞こえ、和気あいあいとした雰囲気で行われていました。

 

丹田呼吸と身体づくり

 

今回は照明を消して少し暗い中で座りました。

いつもより厳粛な雰囲気となりましたが、コクリコクリと揺れている人も?

 

治療と課題の発見

 

実技の時間は、課題に取り組むうちにあっという間に過ぎてしまいます。

 

 

振り返りの会

最近時間がなくて出来ていなかった振り返りの会。

他の人が感じたことを聞く時間もやはり必要だなと思いました。

 

 

次回関西支部は場所詳細は未定ですが

4/14(日)に京都で開催予定です。

 

(文責:竹ノ上)

| ◇関西支部 | 20:09 | - | -
2月関西支部研修会

2月10日(日)

高槻市現代劇場の和室にて関西支部研修会が行われました。

寒さの中に春の気配が感じられます。

 

自由稽古

学生の方が2名、3回の参加を経て入会されました。

今日の自由稽古は、風邪とノドの痛みの被験者を稽古台に、

ノドや胸などの診かたを学んでいるところです。

学生さん達の真剣な眼差しに、私たちの背筋も伸びます。

     ※   ※   ※

その横の仕切られた空間では、初伝終了実技試験が行われています。

静かな張りつめた緊張感が伝わってきます。

 

腹診

腹診を続けていると、ある時、これはこうかな・・・と感じられる時が訪れます。

それとはまた逆に、できていると思っていたことが、実はできていなかったと気付くこともあります。

心身の雑音が減り、力が抜けるに従って、世界が広がるように感じます。

 

方伎雑誌(10〜18)   井上先生

【10】 東洞先生診腹の法

・病人の診察をうける姿勢

・術者の姿勢

・胸の診かた 何を診るか

  (胸膈の脹満・陥下、虚里の動の亢静、痰の昇降する響き)

・腹の診かた 何を診るか

心下 (気痞、鞭満、痛否、悸動、水飲の滞留等、按じて肩背・腹部への攣及)

季肋、脇下 (鞭軟、凝結、攣痛、水毒の滞留等)

臍上 (腎間の動の静躁) 臍の左右 (微結、凝滞、蓄水、拘攣)

少腹 (血塊、拘急、攣引、水毒による麻痺・膨脹)

【11】 水腫の小便閉

・膀胱の満急する者 (カテイテルを使う) ※満急しない者には使わない。

・満急せざる者 (的(適)症の利尿剤を使う)

・利尿剤にて通ぜぬ者 (腹証を詳らかにして、大黄牡丹皮湯、桃核承気湯、大黄甘遂湯、大承気湯を撰用すべし) 腹証を精診すること、治療の要道なり。

【12】 腹証の診かた

・手指に余り力を入れるべからず。(羸弱人は腹内動揺)

・心を用い、穏やかに伺い取るべし。(肩背・手足・腰股に患があれば、しっかりと診る)

【13】 12か所を診る  病人の診察時の姿勢の大事

・胸膈・心下・大腹・小腹 × 左・右・中 = 12か所

これ簡略のようなれども、診候に熟す時は、疾の所在が明らかに知るるなり。

・必ず病者を平生に仰臥させて診すべし。これ肝要なり。

【14】 名人芸の限界と医術の受け伝え

・「規矩の都」と呼ばれた三稜鍼の名人は、年を取り、自分一人で出来る治療には限りがあると嘆いた。

・私も医術に長く従事し、いささか得たところもあった。弟子たちは修練と造詣を深めて、私の得た物を受け継いで伝えて行って欲しい。

【15】 病に吊り合った薬剤と服数が大事

【16】 「医経」「経方」共に研究・通習すべし

【17】 【18】 古典の話。『井観医言』『橘黄医談』に詳述している

尾台榕堂先生は幕末と明治を生きた方です。

文中の「カテイテル」という言葉に驚きました。西洋医学にも目配りされた方のようです。

いつもは、講義のなかで議論があったり、寄道の話題が出たりして、簡単に進むわけではないのですが、前回は(関西支部的には)不思議なほどスムーズに(議論や寄道もさほどなく)講義が進みすぎたという印象がありました。

今日は、村田先生から問い掛けが多く出され、議論や寄道もあり、いつもにもどって講義は活性化?されました。

立ち止まってみんなで話している中で、文章はくっきり立ち上がって、ことばの向こう側が見えてくるように思えます。患者の受診時の姿勢についての異論、刺絡する部位や「腎間の動」などの議論がありました。

 

いやしの道しるべ   玉水先生

少し離れて、いやしの道の手ほどきの講義が行われています。和やかな雰囲気と笑い声、そして真剣さが伝わってきます。

 

昼食休憩

炊事設備の無い部屋なので、お弁当の方、外へ出る方など、それぞれです。

 

基本の型・チェックシート

基本の型、そして各自のチェックシートの課題に取り組みます。

3組に分かれ、それぞれに指導者の先生が付きます。

 

傷寒論真髄     村田先生

263章、266章、267章

少陽病に入りました。1年で1回りする予定は無理でしたが・・・それでも、それなりに来ました。

今日1日で、少陽病は通過です。

263章

口苦、咽乾、目眩は、軽微であっても、下から波及したもの。太陽病では無くなっている。

胸脇苦満、往来寒熱、舌白苔と言った主症状が出ていないか確かめる。

266章

小柴胡湯証 胸脇苦満は胸肋部に熱感をともなう。症状が重くなるにつれ、下へ範囲が広がる。胸脇背部にも症状が出る。

267章

壊病 16章参照。「その脈証を(心に)観て、いずれの逆を犯せるかを知り、証に随って之を治す」

《観風先生》

『観るとは、こころの鏡にただ無心に写し取ること』

『何らかの東洋的な「行」を修する必要がある』

『頭の中の腹診図に書き込め → この人の体でなにが起こっているかイメージする → 臨床力』

横田先生の言葉にいつも帰ってゆきます。

 

丹田呼吸と身体づくり

鈴(りん)の音が響きます。井上先生の音色は少し控えめですが、過不足なく、澄んだいい音です。

音は空間を浄化し鎮めてゆきます。 静かに坐ります。

 

治療と課題の発見

私自身の課題に集中していて、このコーナーの写真を撮り忘れました。

ほぼ、終わりに近いころの風景です。緊張の中に、笑いが入る関西支部的風景です。

濃密な追究の後に、緊張から解放される一とき。

 

振返りの会

タイトな時間割がダダ押しで、部屋の退出時間が迫り、

振返りの会は各自の心の中で、それぞれ行われることとなりました。 

それぞれの声を聴きたかったのですが、それはまた次回に・・・

濃密な1日の余韻を味わいながら三々五々帰路につきます。

 

次回の関西支部研修会は 3月10日(日) です。

高槻市現代劇場 3階 304号室 お隣の部屋となります。

 

[関西支部研修会]毎月第2日曜日 ※ 8月のみ第3日曜日

4月14日、5月12日、6月9日、7月14日、8月18日、9月8日、10月13日、11月10日、12月8日

 

[東洋医学と養生の会]毎月第4日曜日

会場:心耳庵(京都 上賀茂)または栖賢寺で開催予定です。

2月24日、3月(休み)、4月(休み)、5月26日、6月23日、7月28日、8月25日、9月22日、10月27日、11月24日、12月(休み)

参加希望、問い合わせは玉水先生までメールをして下さい。

 

(文責:小倉)

| ◇関西支部 | 09:00 | - | -
1月関西支部研修会
2019年1月13日(日)高槻芸術劇場にて、平成最後年の今年初めての関西支部研修会が行われました。

新年おめでとうございます。
本年も、いやしの道・関西支部をどうぞ宜しくお願い申し上げます。


研修会は、いつものように穏やかに始まりました。






○自主稽古




○講義 「経絡流注講義」玉水先生
「病気のメカニズム」に基づく説(117項)〜是動病(118項)所生病(120項)〜陽経と陰経との所生病の相違について(121項)を詳しく解説して頂きました。



第一段階から第三段階の初期までに相当する是動病について、患者さんを例に様々な様子に対して、治療で対応するやり方を教わりました。
患者さんによっては経過説明を詳しくする必要があったり、対応の仕方もそれぞれ。

ここまでの段階では、主には気の変動であり、毒性にはまだほとんど変化が見られない段階という事だか、肩こりやギックリ腰を治療する時でも、どの段階にあるのかを見極めて治療することが大切。
所生病は、第三段階の中期から第四段階に相当する
内攻した邪気が沈静化した毒に到達し、そこに入り込んである期間去らなければ、しだいに毒は質的に変化してくる。 是動病は気なり、とは目に見えないはたらきの異常、所生病は血なり、とは実態の異常を象徴している。

読み進めながらも、実際の患者さんをどう治療するかをイメージしながら、様々な話をしていると頭がこんがらがってくるが、細かな部分に引っかかりながら読む事で、より内容を理解できる気がしてきます。

○稽古「腹診」
型の稽古の腹診部分を、じっくり稽古する時間です。



○講義 「傷寒論真髄」 村田先生
二五二章〜二六三章を解説して頂きました。



大承気湯で、とにかく急いで下すの章。
二五二章
ポイントは、目の症状に注目すること。とは言え、目眩や表症ある少陽病とは違って陽明病である。傷寒六七日、目がぼんやり、はっきり見えない自覚症状ある。目に力と動きがない状態。表症なく奥の方から蒸し出されるような熱ある。腹中に邪があり、急な便秘。繰り返した便秘により腸管内に沈静化した邪毒あり胃実。
とにかく急いで下す。
二五三章
尋常でない汗出ていて寒気のない熱=表証ない。
とにかく急いで下す。
二五四章
発汗させても治りきらない。張った腹痛。腹診すると邪が暴れている。
とにかく急いで下す。
二五五章
腹満あり大承気湯で下すも、マシになるがまだ腹満、という場合は冷えているので温めるが良い。
腹満で、抑えて痛くないのが虚で、痛がるのが実という見方もある。
二五六章
陽明と少陽の合病。陽明の症状が強いなら大承気湯を、少陽の症状がつよければ、大柴胡湯を使う。

二六〇章〜二六三章

黄疸の章で、胸や腹の熱をさばいて、小便を出させて、奥の湿熱による皮膚症状を改善する。
金匱要略には黄疸だけの章もあるそうで、黄疸にも色々レベルがあり、使う薬方も様々。
新生児黄疸の場合は、「マクリ」によって胎毒を下したり、昔は「梔子」(クチナシ)で染めた産着を着せて予防したりしていたそうです。



○講義「いやしの道しるべ」玉水先生

初伝入門講座が、講義の時間に机を離して行われています。
この寒い時期ですから、体調不良でお休みの方もありました。マンツーマン講義の熱い質疑応答の様子が離れていても伝わってきます。




○稽古「基本の型・チェックシート」
基本の型が身についているか??チェック!






○丹田呼吸と身体づくり
座るときの形、意識、心持ちなど、村田先生の具体的な説明を受け始まります。すぐに良い気が一面に充満してきます。

○講義「方伎雑誌」井上先生



本日より「方伎雑誌」が始まりました。江戸時代に活躍された偉大なる漢方家である尾台榕堂先生が私的に書き溜めておかれたものを、お弟子さん方からの要望で、尾台榕堂先生が亡くなるのと同じ年、明治三年に本にされたもの、という事になっている。全三巻。
巻一(一〜九)
尾台先生は五十年来、傷寒論を主軸とし参考にして治療をしてきた。
張仲景先生以後、他にも数々漢方を解き始めているが、いくら才気あり博識ある医者とはいえ、あれこれ用いて何を選べば良いのか分からなくなってしまい、方則もたたぬのは、それらを濫用するからである。
薬能を知りたいという者は、尾台榕堂先生の師匠の師匠である、吉益東洞先生が書かれた、「薬徴」「類聚方」「方極」「類聚方講義」を読むべし。
これが良いという事は、自信を持って言える、と。
傷寒論の薬方は多くて七〜八、主従がシンプルである。故に薬方と症状が合えば、効能も分かりやすい。それに比較し「備急千金要方」「外台秘要」は多味なので、何が効いたのだか分かりにくい為、活用し難い。
病の診断が出来たとしても、それに合う薬方が分からなければ、病という敵の首は取れない。

薬方も鍼も同じで、あれこれ継ぎ接ぎの知識を持つよりも、一つを学び深めて臨床を重ねることが、よい治療家になる近道のようです。


○稽古「治療と課題の発見」
実践の治療形式での稽古です。




○振り返りの会
年末年始の慌ただしさや、新年を迎えて心構えなど、皆それぞれの想いと今日一日を振り返りました。
京都八坂神社の御神饌を皆で頂き、縁起良く関西支部研修会の一年が始まりました。


来月は2月10日(日)10:00〜18:00
高槻市現代劇場3階303室にて行われます。
どうぞ奮ってご参加ください。
お待ちしております。
(文責:田原)
| ◇関西支部 | 14:17 | - | -
12月 関西支部研修会

平成3012月9日高槻市にある現代劇場の和室にて

関西支部の研修会が行われました。

この2,3日で急に寒くなり真冬の寒さの日曜日でした。

 

10時〜 自由稽古・経絡流注講義

 

それぞれの課題や気になることを指導者の先生に教えていただきました。

 

経絡流注講義(玉水先生)

 

お隣のお部屋では四部録基礎講座として『経絡流注講義』をしました。

 

11時〜 『傷寒論真髄』(村田先生)

 

240章〜249章、大承気湯証の続きから呉茱萸湯証

調胃承気湯証のところを解説していただきました。

 

・煩熱の場合、太陽病と陽明病の違い、汗を出して解する場合と

下剤をかけて治療する場合の見分け方。

脈や舌、発熱の仕方など患者の状態をみて用いること。

・呉茱萸湯証は陽明位に属しているが陽明病ではく陰病に用いられる。

腹中の強い寒冷により消化機能が低下している状態。

同じように吐き気がある場合でも小柴胡湯とは違う。

・燥屎まではなっていないが便秘があり、体の表面だけでなくお腹の中にも

熱がある場合に調胃承気湯を用いる。

腹脹満で調胃承気湯を用いる場合には陰陽虚実を鑑別して用いる。

お腹の毒が実して起こる場合、虚寒で張っている場合、胃腸の状態が悪くガスで

張っている場合など、色々な要因で腹脹満という症状が出る。

 

傷寒論真髄の講座では、同じような症状でも陰陽虚実を考えて治療することの

大切さ、その際の目の付けどころを教えていただけるので、参考になります。

 

 

昼食を兼ねて忘年会

 

さて、本日メインの忘年会!

ご飯やお菓子お酒など、各自持ち寄ったものがテープルに並びます。

焼きそばや煮卵、人参のラペやお寿司、チーズに生ハム、ワイン日本酒など

和洋折衷豪華な宴会となりました。

 

 

鍼灸学校時代の話や治療院の経営の事、今後やりたい事や宇宙人の話まで

これまた長時間に渡り様々な話題で盛り上がりました。

 

 

指導者の先生方、今年も一年お世話になりました。

研修会で伸び伸びと楽しく出来るのは、いつも真摯に、時に大らかに

私たちに向き合ってくださっている先生方のご指導のお陰です。

来年も明るい関西支部でありますように。

 

来年初めの関西支部研修会は1/13(日)高槻市の現代劇場の会場で

開催予定です。

 

 

(文責:竹ノ上)

| ◇関西支部 | 10:56 | - | -
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