いやしの道協会ブログ

いやしの道協会の最新情報をお届けします。

※当ホームページ、ブログに掲載する画像・文章の無断転載、転用はご遠慮ください。
5月 湘南研修会

 5月10日木曜日、激しい通り雨のある変なお天気でしたが、いつものように平塚に集合!

 今日はHさんが来てくれました。

 

 

 〇呼吸法

 鍼を打つための体作り。

 体が温かく、そして手がびりびりしてくる感じに変化してきます。

 

  

 

 〇実技

 モデル ー臍福Ъ蠎鵑稜惷痛 両小指の痛み。風邪の症状あり。両者に関連の有無は?鑑別次第で治療は変わる。

 モデル◆ー臍福頭痛 寒熱の状態は?鍼道発秘を参考に。

 モデル 主訴:トレーニング中の下腿肉離れ。

 

 Hさん、初めて来たのにしごかれてます(笑)

 

 〇切脈一葦 木村珠雄先生

 

 後ほど記載。

 

 

 

 

 〇傷寒論真髄講義 海野流観先生

 

 385章 悪寒、脈微而復利、利止、亡血也、四逆加人参湯主之。

 

 この章は「鍼道発秘講義」の霍乱(吐き下し)を参考にできる。

 陰病(消化吸収不全、脱水、栄養失調他)傾向で悪寒、下痢、脈微の状態。

 貧血の場合、下痢が止む。

 

 四逆湯と、茯苓四逆湯とも薬味の構成など比較してみる。

 どういう状態に使用するか理解できる。

 

 類聚方広義から茯苓四逆湯の解説を引用。

 西洋医学的にはどういう状況か?

 

 いろんな角度からみてみると、湯液のイメージがつかみやすい。

 

 

 来月は6月14日(木)、13時半より、平塚市民センター三階和室にて。

 少人数なので、指導者の先生からたくさん御指南いただけます。

 ふるってご参加ください。

 

 (文責 伊藤)

 

 

 

| 湘南研修会 | 23:45 | - | -
4月 湘南研修会

桜の季節は終わり、ハナミズキが咲き誇っています。

今年は季節の移り変わりが早いです。

 

さて今回は湘南研修会は特別編にて会場はコメダ珈琲店(笑)

 

 

傷寒論真髄講義 海野流観先生 

 

379章 嘔而発熱者、小柴胡湯主之。

 

96章 小柴胡湯証 正証を参考に。

 

379章厥陰病から陽に転じて少陽病・小柴胡湯になったケース。

 

そこで、厥陰病から少陽病(小柴胡湯証)になる時にはどんな成り立ちが

あるか?そのイメージは?と海野先生からの質問。

 

厥陰病は生きるか死ぬかの間際の状態であるが、陽に復したときに、

出てくる邪熱はどこから来るのか?(四逆湯のような熱の要素のないものもある)

厥陰病の時に局所の毒は沈静化している?それとも活性化しているのか?

こういう議論は理解が深まります。

意外に分かっていません。

 

ヒントになったのは石井先生のコメント。

高齢者の肺炎は熱が出ない。

レントゲンを撮ると、肺が真っ白(炎症兆候あり)にもかかわらず・・

胸中にはウイルス、細菌やらは活性化してそこに存在する。炎症反応は少ない。

毒は沈静化はしていない。ただ、戦う体力、免疫力がない状態。

陽に転じて、戦う力が出て発熱、症状が出現するが、毒を沈静化できる。

見た目は治ったように見える。

 

厥陰病は、実際は鍼灸だけで陽に復すのは難しい。

栄養をつけたり、温めたりなど加えながらやる。

 

本日は特別編にて講義終了。

 

次回は再び平塚市民会館に会場を戻します。

5/10(木)13:30より

傷寒論真髄385章を学びます。

ふるってご参加ください。

 

 

ほぼ初のコメダ珈琲にて大興奮(笑)

 

(文責 伊藤)

| 湘南研修会 | 12:52 | - | -
3月湘南研修会

3月8日木曜日

平塚市民センターにて湘南研修会が行われました。

 

朝から冷たい雨が降り続く、寒い日でした。

その為、部屋の暖房温度の関係で、講義からの開始となりました。

 

◎講義「切脈一葦」木村先生

本日は、P443終わりから

〜陰病なのに陽脈を現す者は生きて、陽病なのに陰脈を現す者は死ぬと決断するのは

大きな間違いである。

〜陰病の重い者に、微大・微浮・微数・微動・微滑の類の軽い陽脈を現す者は、

邪気の脈だと雖も、胃気があるので生きる。もし陰病の重い者に、極大・極浮・極数・極動・

極滑の類で、獨陽の脈を現す者は、陽脈と雖も胃気が無いので生きることはできない。

陰病に獨陽の脈を現す者は、大虚の徴候なので必ず死んでしまう。

質問:獨陽の脈とは?→胃の気のない脈のこと。そこだけでパコパコしている脈。

胃の気のある脈とは、ダイナミックでリズミカルで力強い脈。

胃の気とは、生命力そのものでしょうか。

 

◎講義「傷寒論真髄」海野流観先生

前回の解説をふまえ、さらに梔子鼓湯と半夏瀉心湯を比較

梔子鼓湯の場合、体が虚して、それがきっかけで、胸の熱が悪さをして不安、胸満、

精神不安、不眠、のぼせ、ノイローゼ、かゆみなどの症状が出る。

薬味は、二つで虚を補うよりも熱を瀉す。

半夏瀉心湯では、みぞおちから胸部の熱。

薬味は六つで痰飲、水毒、急迫、胸の熱、裏熱、心下痞硬、攣飲強急にたいしての薬味。

お腹の熱、胸の熱、心下の熱、お腹の水毒と冷え、ガスこれらを同時に治す処方。

これは心身症につかう。もとは心の悩みから身体の症状がでてくるぱたーんが主。

この様な人には鍼だけでなく、みえない一鍼が必要。

これをどう治療するか、鍼道発秘を使ってどう治療していくか。

梔子鼓湯は、「放心」から

寒熱補瀉を考えて

半夏瀉心湯は、「腹痛」「痰症」「肝症」を参考に

刺法は、先後、深い浅い、遅速、気の通し方、気の引き方を考えて。

378章 乾嘔、吐涎沫、頭痛者、呉茱萸湯主之。

243章 食穀欲嘔者、属陽明也、呉茱萸湯主之、得湯反劇者、属上焦也。

309章 少陰病、吐利、手足厥冷、欲死者、呉茱萸湯主之。

 

身体が冷えて、嘔吐して、下痢して、頭痛する。

この場合は、体の上下から大切なものが出ていくので、危険信号として頭痛が起こっている。

陰病の身体疼痛というのも、体が危険を知らせている。

この頭痛もそのような意味がある。

方極、薬徴をみるとポイントは胸と心下にありそうだ。

鍼道発秘の「頭痛」では、なぜまず両の手に引くのか?

頭痛にも熱と冷えの頭痛がある。それを考えずに治療してはいけない。

表位の散鍼は、+のところも−のところもやってしまうと逆効果になる。

ここでも治療の先後、鍼の深さ浅さ、などを説明していただきました。

次回は、379章です。

◎組稽古

二組にわかれ、痰症の方をモデルに治療するという稽古をしました。

先程の解説がとても役に立ちます。

 

 

 

来月は、4月12日(木曜日)

参加ご希望の方は、

うんの治療院 ☎045(335)0967

までご連絡ください。

よろしくお願いいたします。

 

文責:牛尾

| 湘南研修会 | 10:53 | - | -
2月 湘南研修会
2月8日木曜日
平塚市民センターにて湘南研修会が行われました。

夕方また雪が散らつく寒い一日でした。


○調和息

腹式呼吸〜逆腹式呼吸




掌を合わせ、気を感じる




鍼を持って、気を感じる





○エアー鍼で、エアー治療。
お題は…
『不眠(65歳女性、普段は肩こりの常連患者さま、胸に熱、みぞおち硬い、お腹の奥と横に筋張り、首筋こり、肩井こりこり、志室・痞根もこりこりに固まっている。寝付き悪く、時々目が覚め、朝なかなか起きられない。お腹は空かないが食欲あり、時間がきたら食べている)』
と、詳細な設定をしたモデルケースを脈と舌を含めて診断し、どういう順番で、どの様に治療するか、先ずは診断について疑問や意見を出し合い、各自エアー鍼。

細かな設定から自分がする治療を思い描がいたら、実際のようにどんどん分からない壁にぶつかりました。
浮かび上がる具体的な疑問を、直ぐ目の前の先生方に尋ねて教わりますが、また次々に自分の問題点が浮き彫りになりました。
あー、ダメなとこだらけ…なのに、
なんだか、楽しい!
普段聞けない先生方の秘伝の技や、経営面にも話が及び、目から鱗な稽古でした。




○組稽古
エアー鍼稽古で気付けた事、頭において各自練習。
初一鍼を大切に…






○今日のおやつ
もうじきバレンタインデー、Uさんより素敵なチョコのプレゼント!
みんな大好きうなぎパイと共に、ご相伴させて頂きました。




○講義「切脈一葦」木村先生


邪正一源の項、続きを解説して頂きました。


症状は軽いようにみえる陽病なのに脈は重い陽病だったり、軽いようにみえる陰病なのに重い陰脈であったりする場合は、病が軽いように思えても、大病になる可能性があることの前兆である。

また、重い陽病にみえても軽い陽脈をし、重い陰病にみえても軽い陰脈である者は、病は重くとも大病にならない可能性があることを示唆している。

みえる様子と脈は逆の場合もあるが、実際の病の状態を見間違うこと無いように、脈は重要視すること、との事です。




○講義「鍼道発秘」海野先生




375章「 下利後、更煩、按之心下濡者、為虚煩也、梔子豉湯」

前回に引き続きまして、梔子豉湯を解説して頂きました。

鍼道発秘より… 熱のいろいろを検討
虚煩の梔子豉湯と実熱の半夏瀉心湯と比較。
嘔のいろいろを検討。
出せば好転するのか、出したらダメなのか。
鍼の浅深を検討。
背や腹と、手足に対してどう刺すかを比較。
気の動かし方、引き方を検討。
巡らすのか晴らすのか、それは補か瀉かを比較。
治療の先後や、その他治療で出来る技術的な事はしっかり勉強して身に付けること。
その上で…半夏瀉心湯等で考えられる患者さんの辛い状態に対応するには、見えない一鍼も大切になってくる。

次回は、378章呉茱萸湯へと続きます。





来月は、 3月8日第二木曜日17:30〜
平塚市民センターにて

皆様どうぞご参加下さいませ、


《以下、今後の予定のお知らせです》
4月12日第二木曜日、場所時間共に未定です。
5月10日、6月14日、7月12日、8月9日第二木曜日は、平塚市民センターにて、時間は13:00〜17:00です。


(文責:田原)
| 湘南研修会 | 20:41 | - | -
1月 湘南研修会
2019年1月11日木曜日
平塚市民センターにて、新年初回の湘南研修会が行われました。

本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

○調和息
腹式・逆腹式呼吸





手を合わせ、気を操作









○総稽古
各々抱える課題を稽古し、指導して頂きました。
あ、稽古に集中して写真が撮れていない…




○今日のおやつ

さすが新年、豪華です。


○講義「傷寒論真髄」海野先生

375章 「下利後、更煩、按之心下濡者、為虚煩也、宜梔子豉湯」
を解説して頂きました。

毒の元は胸中の熱。
虚煩と心中懊悩の違いについて、比較。
胸の熱が起こる症例や状態は76章を参照。

病位が近いものとして、胸中の熱あり、消化器系の働き弱く、深いところに冷えがある半夏瀉心湯を検証。
こちらの胸は実熱。
梔子豉湯は虚ある場合の胸の熱。
胸の熱にも虚実あり。

そこで、虚気上逆より放心について考える。
放心は、鍼道発秘のまず一番初めに出てくるもの。
虚実、補瀉、治療において重要な事、先ずすべき事や方法は何なのか、そして何故放心が鍼道発秘で一番に出てくるのだろうか等、喧々諤々どんどん深いお話しへと発展。。。
まだまだ次回へと続きます。







次回は、
平塚市民センターにて
2月8日木曜日13:30〜です。

※時間や場所は変更ある場合があります。ブログご確認の上、どうぞ奮ってご参加くださいませ

寒さ厳しく体調崩しやすい時期です。 どうぞ皆様、くれぐれもご自愛下さいませ。

(平塚駅から望む落日)

(文責:田原)
| 湘南研修会 | 14:08 | - | -
12月湘南研修会
12月14日木曜日平塚市民センターにて、今年最後の湘南研修会が行われました。


○調和息






昼下がり、柔らかな陽の光が差し込む中で息を整えます。

気の操作、エアー鍼で試します。
一年の締めくくりですので、メンバー紹介風に、パチリ。


















○総稽古

今日は原田先生の技を拝見。
そして、よい治療をする為に、自分のカラダをより良く使えるよう、力を抜く方法を伝授して頂きました。



○組稽古


二人一組でじっくり教わりながら、苦手を克服。





○今日のおやつ
なんとなくクリスマス☆






○講義「切脈一葦」木村先生



死生について論ずる時は、病の重篤なものについて論ずるものである。
また、脈をもって生死をみる時は、胃の気の有無をもって決断することが常識である。
軽い陽脈陰脈であれば死生を論ずることはない。
重い陽脈陰脈であってもら胃の気があれば死脈ではない。
重い病であっても、脈が重い状態でなければ、死を考えなくともよく、重い病で脈も共に重い状態であれば、死を考える必要がある。

余談として、、、
ロウソクの火が、消える前に盛んに炎が燃えるように、命の火も、死を迎える前には盛んに燃えることある。そういう時には元気な脈になるが、それを胃の気ある脈と勘違いしないよう要注意。




○講義「傷寒論真髄」海野先生



373章 下利、欲飲水者、以有熱故也、白頭翁湯主之。
374章 下利、譫語者、有燥屎也、宜小承気湯。


(※この二つの章は厥陰病の頁にあるが陽明病です。下利の事例としてここに載っているのです。)

373章は、腹中、特に腸管内に熱がある下利で熱利。
374章は、胃実で邪熱あるが、熱ある場所が腸管の内か外か不明の下利。
熱あれば燥して大便難と考えてしまうところだか、下利も有り得る。 また、同じ下利でも、同じ陽明病でも、原因が腸の中にあるのか外にあるのかで状態は違い、薬方が違う。

燥屎無ければ、小承気湯 燥屎有れば、大承気湯


この章では、燥屎あって小承気湯となっており、明らかにおかしい為に「修正されるべきであろう」と書かれています。



小承気湯と大承気湯の違いについて、概念としての燥屎であれ燥屎の有無について等、沢山意見を出し合い議論して盛り上がり、あっと言う間に時間となりました。
従って、次回に引き続きます。

○忘年会

平塚駅前にある「七海」秋田美人の女将さんのいるお店にて。
今年一年の感謝を込めて、きりたんぽ鍋でカンパーイ!


○次回は、
新年1月11日木曜日、17:15〜
平塚市民センターにて行われます。

来年度も湘南研修会をどうぞ宜しくお願い申し上げます。
新年も皆様のご参加お待ちしております。




| 湘南研修会 | 16:54 | - | -
11月湘南研修会
11月9日木曜日平塚市民センターにて、湘南研修会が行われました。
秋も深まり立冬が過ぎ、冷たい北風が吹き始めました。

○調和息

腹式呼吸〜逆腹式呼吸



手を合わせて気を操作〜
鍼を持って気を操作


○総稽古
一人一人、現在抱える課題について、実際にやって、見て頂いて、間違いや良くなる為のポイントを、皆さんからどんどん意見を頂き、教わります。
総稽古は、恥ずかしいとか、かっこ悪いとか、そういう気持ちは吹っ切って挑むこと。
自分では気付けない間違いや不要な癖を取る好機です。
これ、何かを思い出す…
鬼の○本ノック受けてる感じ??
それは違うか^ ^
とにかく、緊張感いっぱいの稽古でした!












○今日のNEWS
拱辰丹(コンジンタン)
史上最強の漢方薬?


石井先生の患者様のお母様が好んで飲まれている漢方を頂きました。
見た目通りに高価なもので、一粒なんと七千円?!
大事に切り分けて…恐る恐る皆でお試しです。

匂いは…何かに似ている?高麗ニンジン?フルーツぽい? 口に入れたら…
不味いっ!人と、美味しい?人に別れました。
アラフィフ以下にはだいたい不評、それ以上にはまずまず好評とは、やはり滋養強壮剤だからでしょうか。。。

金粉でコーティングされた直径1.5センチ程の粒を半分に切ってみると、中はこんな感じでした。




○今日のおやつ
お口直しに^ ^



○講義 「傷寒論真髄」 海野先生






先月に引き続き…
372章 下利、腹張満、身体疼痛者、先温其裏、乃攻其表、温裏、四逆湯、攻表、桂枝湯。
より、解説して頂きました。

(テーマは虚寒と表証が同時にある場合の治療)
鍼道発秘、名家灸選、鍼灸真髄の治療原則を系統立ててみて、 どの様な時には背にしているか腹にしているか、それは深くか浅くか、早くか遅くか、補瀉や虚実とは違う見方で、攻めと護りとの違いを比較する。
その様にして、系統立てた治療方法が大枠で頭に入っていれは、目の前の患者様に合った治療ができる。
やっていい事、やってもいい事、やってはいけない事、がサッと浮かび正しく治療ができると、治療後苦しくなったり、急に目が回ったりとか、防ぐことができる。
そして最後は、その人その人に合わせて生きたツボを使う等して、微細な治療をするとよい、との事です。

来月は、373章374章を解説して頂きます。
○来月は、
12月14日木曜日 13:15〜17:15
平塚市民センターにて行われます。
今年最後の湘南研、みなさま、ご参加くださいませ!

(文責:田原)
| 湘南研修会 | 19:30 | - | -
10月湘南研修会
10月12日木曜日、平塚市民センターにて、湘南研修会が行われました。


汗滲む夏のような陽気でしたが、空には秋らしい雲が広がっていました。




○調和息

腹式呼吸〜逆腹式呼吸で息を整えます。





お腹にモノを置き、お腹を大きく動かせているか確認します。





ヤマカゲのツボを意識して、手をカラダを気でつなげて動かします。蜘蛛の糸が途切れないように…










○組稽古

各自の疑問質問を率直にぶつけて学べる好機です。








○ブレイクタイム




○講義「切脈一葦」 木村先生






陰陽邪正一源之圖の項を解説して頂きました。
脈とは血気の神であり、邪正を映す鑑である。そのため、病のない脈は必ず正しく、病の有る脈は必ず邪である。次回なる場合は有余であったり、不足であったりする。之を名けて陽脈・陰脈という。
…と、ここでは、陰脈陽脈の軽・重・極を図にあらわしている。

その図では、大浮数動滑沈濇弱遅微の脈を太い細い高い低いと変化させたり、上下して比較し表されている。
これは、陰陽で分けて脈を比較して書かれた図であって、脈自体の形を図に表したものではない。




○講義「傷寒論真髄」 海野先生





372章 下利、腹張満、身体疼痛者、先温其裏、乃攻其表、温裏、四逆湯、攻表、桂枝湯。

を、解説して頂きました。

虚寒と表証、同時にある場合の治療が今日のテーマです。


鍼道発秘と名家灸選より虚寒と表証の治療法をいくつか抜粋し、それらを系統立てて比較することで治療原則が見えてくる事を示して頂きました。

※鍼道発秘から、大熱・頭痛・口中歯痛・咽喉痛

※名家灸選から、眼病・牙歯の疼痛・歯肉炎・歯槽膿漏・虫歯・咽喉炎・喘急・喉痺・喘息





治療原則の先補後瀉と先急後緩は、何がどの様に違い、それは何故同じではないのか。
自分だけで考えていると、頭の中がややこしく絡まってしまうのに、解説して頂いたら謎が解けました。

また、腹部と背部の両方へ施す場合、折角の治療をプラスマイナスゼロにしない様にするには、鍼の深さ速さをどう違えて補瀉するか等、気を付けるポイントを教えて頂きました。

次回は374章小承気湯に進みます。



来月は、11月9日木曜日17:00〜20:00まで、平塚市民センターにて行われます。

開始時間が久しぶりに夕方になります。お間違えないよう、奮ってご参加くださいませ。




(文責:田原)
| 湘南研修会 | 20:42 | - | -
9月 湘南研修会
9月14日木曜日、平塚市民センターにて湘南研修会が行われました。
秋なのに、まるで夏の様に汗ばむ陽気の一日でした。




○調和息


座って腹式呼吸→逆腹式呼吸
横になって腹式呼吸→逆腹式呼吸

お腹をしっかり動かし呼吸していると、気がカラダに充満してきます。








鍼を持ち、それぞれ自由に治療をイメージして気を操作。


○総稽古


訴えが多い患者さんの例でしたが、主訴以外の事に心奪われないように、先にすべき事を見極めて治療方針をたてる。
そして、決めた治療方針から、為すべきことを決めて鍼をする。
こうしよう、という想いをもって、鍼を操作することが大切。





○組稽古

各々抱える疑問や課題を、先生方に鍼を受けて頂いて、ご指導頂きます。






○今日のおやつ☆ラスクと瓦煎餅☆


○講義「切脈一葦」木村先生


邪正一源の項の続きを解説して頂きました。




大浮数動滑、沈濇弱遅微妙を十脈と云は誤なり……………
是れ活眼を開て、文字を活用して讀ざるの誤なり。


(意訳)
文章を作るうえで分かりやすく形容する為に、陽脈陰脈を五つ挙げている訳で、傷寒論に挙げてある脈状はこればかりではない。
意味を知らないまま書物を読んでいると、文字に縛られてしまって、その内容を理解し活用するよう読むことはできず、文章の大意を知ることができないという事態に陥る。
これは活眼を開いてその真意を悟って、文字を活用して読めないという誤りである。





○講義「傷寒論真髄」海野先生


370章 通脈四逆湯
371章 白頭翁湯
について、冷の下利と熱の下利との比較など解説して頂きました。

370章 下利清穀、裏寒外熱、汗出而厥者、通脈四逆湯主之。


四逆湯といえば、だいぶ状態が悪い方を想像してしまうが、普通の方でも風邪をきっかけにしたり、急になることだって ある。 四逆湯、通脈四逆湯、四逆加人参湯、茯苓四逆湯を薬味の甘草・乾姜・附子の分量や茯苓の有無より比較検討し、カラダの状態を考える。
鍼灸で治療するのはどの様にするか。
お灸だと腹に塩灸などして補し、胸にはせず背中を瀉す。


371章 熱利、下重者、白頭翁湯主之。

白頭翁
オキナグサの根。熱利、下重を主治する也。「薬微」より
黄連
オウレンの根。胸中の煩悸を主治する。熱を瀉し、充血を去り、心下の痞え下利を治す。「薬微」より
黄檗
キハダの樹皮。心煩を主治するなり。傍ら発黄を治す。「薬微」より
泰皮
トネリコの樹皮。〜滑瀉を固有し、腸間の結熱を除く。「古法薬議」より
熱の下利で、出血を伴うもの。

※様々な症状に対して、鍼ではどの様に治療するのか、を考える時の大切なのは、、、
カラダをどの様な方向へ傾けると不調が改善するか。
熱や水や便だけでなく難産や流産の場合なども、良くする為には出したら良いのか出ないようにしたら良いのか、治療方針を見極める。
そして、取穴するのはどこか、体幹か手足か、強刺激か弱刺激か、基本的なやり方を応用することで治療ができる。



次回.10月12日木曜日13:15〜17:15
(開場は12:55です)
平塚市民センター3階和室にて行われます。
是非ご参加ください。
(文責:田原)
| 湘南研修会 | 14:14 | - | -
8月 湘南研修会

 

 八月は平塚市民センターにて13時より開始。

 研修会会場が変更になり、開始時間が不規則ですので

 参加する際はご注意ください。前回ブログにて開始時間の記載あり。

 

 

 

 会場は旧東海道にあります。平塚宿だって!

 

 今日はお盆休み前で参加者もちょっと少なめです。

 

 

 ○調和息

治療する身体を作るための調和息。。

それに海野先生のアレンジが加わり。昼寝してる訳ではありません。

今日は高良さんが指と呼吸を使った鍛錬法を教えてくれました。

 

 

〇実技

 

 

海野先生が模範実技をしてくれました。

モデルの主訴は腰痛。

一ヶ月位前から右側が痛い。

夏は冷房とビールなどの飲食の影響で、腰痛が多いとの事

 

治療の順番通りに、写真を並べてあります。

「先急後緩」だとわかりますね。


 

 

 

〇講義 「切脈一葦」木村珠雄先生

 


病重くして極大極浮極数極動極滑の類、極重き陽脈を見わす者を
獨陽の脈と云。邪気盛にして胃気なき脈なり。病重くして極沈極濇
極弱極遅極微の類、極重き陰脈を見わす者を獨陰の脈と云。精気奪れて
胃気なき脈なり。
脈の軽重に因て胃気の脈と為り、胃気のある邪気の脈と為り、胃気なき
邪気の脈と為る事如此何ぞ一概に、大浮数動滑沈濇弱遅微の文字を以て、
陰陽を論ずべけんや。書言を盡さず言意を盡さず、軽重の位は
愚筆の及ばざる所、読む者等に黙して知るるべし。素問に、春の胃は
微弦を平と曰く、弦多く胃少を肝の病と曰、但弦にして胃無を死と曰うの
語あり。難経に、春の脈は微弦を平と曰、弦多く胃の気少きを病と曰。
但弦にして胃の気無を死と二作る。此語は分配家の説と雖も、
軽重の位を論じたる者なり。讀者四時配富の説を除て、微多但の三字を
味うときは、脈状の軽重に因て、平病死の別ある事を識るべし。



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〇講義 「傷寒論真髄講義」海野流観先生

 

嘔吐に使用される湯液を比較されながら

359章 乾姜黄連黄ごん人参湯の解説をされました。

「傷寒、もと自ずから寒下し医かえって之を吐下し、寒格して

更に吐下を逆らえ、若し食口に入れば則ち吐するは

乾姜黄連黄ごん人参湯之を主る。」

「類聚方広義」によると

「為則按ずるに、心中煩悸及び心下痞こうして吐下する者を治す也」

注に「胃反、心胸鬱熱、心下痞こう・・を治す。・・骨蒸労熱、

心胸煩悶、咳嗽、軽嘔おるいは下痢の者この方に宜しい。」

 上記によると、食道がん、結核、など命に関わるような

重病の患者に使っていた様子。

 これらに続いて心中煩悸の類である小建中湯や

炙甘草湯、黄連阿膠湯、柴胡桂枝乾姜湯を薬味などを参考にしながら

次々と解説されていきました。

 小建中湯などは、年配者の「眠くて怠い、あちこち痛い、腰痛、

口が乾く(唾液が出なくて咽るので飴をなめている)」や鬱病にも

使用し、イメージと違って激しい瞑眩も時にはあるとのこと。

 柴胡桂枝乾姜湯証は虚がベースで少陽位に邪熱がある。頭汗出や寝汗が

特徴的で更年期や円形脱毛症、鬱病などにも使用する。

治療の仕方は「鍼道発秘講義」の「大寒」「霍乱」「序文」が参考になる。

背中、腹、足などの経穴を上手く使って腹の虚を補って胸の邪を瀉す。

 

今日のおやつ

海野家自家製干し柿他

 

ご参加希望の方は場所と時間にご注意ください。

 

(文責・伊藤)

 

 

 

 

| 湘南研修会 | 23:34 | - | -
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