いやしの道協会ブログ

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8月湘南研修会

少し慣れてきたものの・・今年は暑さの夏休みはないのかしら?と
思うほど酷暑が続いています。
台風一過後のカンカン照りの本日、平塚にて湘南研修会が開催されました。


調和息から気を練ってエアー鍼へ〜湘南研のいつものルーティーン。
今日は学校が夏休みということでFさんが遊びに来てくれました。


今日の実技のモデルはFさん、首肩の凝りが主訴。
治療者はMさんです。
写真をご覧ください。あちこちから、いろいろ注意されています。
総稽古のようですね。





治療すべきポイントは?核心は海野先生と、石井先生は一致。
触診や刺鍼のテクニックや経験からくる素早い判断は流石としか
言いようがないです。
こういう場面を間近でたくさん見られる事が、各々の臨床力を高めます。
湘南研は少人数で実技時間も多いので、思いっきり実技、稽古したい
方に向いています。

あとは組になって稽古。


木村珠雄先生による「切脈一葦」の解説。

 

意訳
陽病で脈が大、浮、数、滑で、病が未だに癒える兆候なくして
沈、しょく、弱、遅、微と為る者は、精気が脱するの候である。
陽病で脈が大、数、動、滑で、病が将に癒えようとしていて、
沈、しょく、弱、微と為る者は、邪気が除かれるの候である。
陰病で脈が沈、しょく、弱、遅、微で、病が未だに癒えようとする
兆候なくして、大、浮、数、動、滑と為る者は、邪気が進む兆候である。
陰病で脈が沈、しょく、弱、遅、微で、病が将に癒えようとしていて、
大、浮、数、動、滑と為る者は、精気が回復する兆候である。
これまた陰病に陽脈をあらわし陽病に陰脈をあらわす者の例を以て
論ずるべからず。これらは皆な脈証の時を以て論ずる者である。
是れを活眼を開いて文字を活用して読むという。若し徒りに文字を
守って、位と變と時との差別のある事を知らない時は、必ず掌を返す
が如きの誤りあり。読者は深く心を用いるべし。

陽病時の陰脈、陰病時の陽脈の時は上記のような傾向になるという。
めずらしく分かりやすい内容でした。

 

 

 

海野流観先生による「傷寒論真髄」の講義。



387章「吐利止、而身痛不休者、当消息和解其外、宜桂枝湯小和之。」
吐利止みて、身痛休まざる者は、まさに消息してその外を和解すべし。
宜しく桂枝湯にて小しく之を和すべし。
※消息とは、「事情をくみ取る」という意味とのこと。

桂枝湯の正証は
「太陽病、頭痛、発熱、汗出、悪風者、桂枝湯主之。」
下腹部に力なく腹直筋拘攣、頭頂部・肩背部に熱感、
皮膚はうっすらと湿り気のある諸症状に処方。

前回、五苓散と理中丸の講義だったがそれと合わせて読む。
まず、霍乱に対して五苓散(表位に熱、腹に水毒、口渇、
小便不利)を飲ませたら、吐利は止んだが身痛が残った。

簡単そうで、細かくみると疑問点が出てくるそうで。
「而身痛不休者」とあるが、どこに痛みがでるのか?
桂枝湯の薬味をみると、桂枝、芍薬、生姜、甘草、大棗。
このうち生姜を除く四つが痛みを主治する
もともとの体質、沈静化した水毒からの痛みなのか?
桂枝の皮膚表面の痛みなのか?

この他にも水毒に関わる様々な話(朮が効く日本人の体質、痰飲、
細胞への水分の取り込みに関与するアクアポリンなど)で理解を深めました。

次回は388章へ進みます。

 

毎月第二木曜、13時30分より平塚市民会館・和室にて

開催しております。詳しくは海野先生まで!

 

(文責・伊藤)
 

| ◇湘南研修会 | 13:26 | - | -
7月湘南研修会

*西日本豪雨の被害にあわれた皆様に、心よりお見舞い申し上げます。

 

7月12日(木)太陽の日差しがまぶしく、七夕飾りがキレイな

平塚市民センターにて湘南研修会が行われました。

 

1・調和息

腹式、逆腹式呼吸

 横になって、お腹に何かのせて腹式、逆腹式呼吸

手を合わせ、気の操作

2・組稽古

二組にわかれてモデルさんを治療します。

診察、診断、治療方針をたて、治療します。

自分の診たてはどうか、それに対してどう鍼をしていくか

とても勉強になります。

本日のおやつ

これ以降の写真は撮り忘れました。陳謝。

 

3・講義「切脈一葦」木村先生

P447 7行目から

病毒に痞塞させられて、仮の陰脈を現す者がいる。これは陽病に陰脈を現す者と同じである。

病毒に痞塞させられて、仮の陰病を現して、陽脈になる者もいる。これは陰病に陽脈を現すものに似ているけれども、

病毒の為すことであって、陽病に陽脈を現す者と同じである。

虚損が極まって、仮の陽脈を現す者もいる。これは陰病に陽脈を現す者と似ているが、虚損が災いを起こしていること、

陰病に陰脈を現している者と同じである。

虚損が極まって、仮の陽病を現して陰脈になる者がいる。これは陽病に陰脈を現す者と似ているが、虚損が原因であって、

陰病に陰脈を現す者と同じである。

これらは全て脈証の変を以て論ずる者である。まさに軽重極の三位を以て死生を決断する。

蓋し陽病に陽脈を現す者と同じ者は、陽病の治法に従う。

  陰病に陰脈を現す者と同じものは、陰病の治法に従う。

陰陽合病は病毒が有って精気が脱している者である。

病毒に痞塞させられて、仮の陰病・陰脈を現す者は、病毒が盛んで精気が脱していない者である。

虚損の極で、仮の陽病・陽脈を現す者は、精気が脱して病毒が無い者である。

 

切脈一葦は、読んでいると?となりますが、漢文に親しむこと、一通り読むことが大事で

「万病一風論的に読んでいると味がある」と観風先生がおっしゃったそうです。

味が解かるように読みましょう。

 

4・講義「傷寒論真髄」海野先生

前回の続きから、霍乱で吐き下しをしたときには2つのケースがあり、

仝淮蟷→表に邪熱があり、中に水毒がある。それによる諸症状に五苓散は使います。

     五苓散の一番のポイントは、口渇と小便不利。

⇒中丸→口渇がない、表に熱はなく(表に邪熱がない)お腹に冷え、虚寒がある。

類聚方広義「心下痞硬し、小便利せず、或は急痛し、或は胸中痺する者を治す。」

二つにはこの違いがある。

霍乱になって、陽病(五苓散)の場合と陰病(理中湯)の場合でどちらも小便不利がある。

小便不利から見ていくと、

五苓散は、尿をつくるよう腎臓に作用する。電解質のバランスの乱れや組織の炎症などによる病的状態(浮腫など)

でアクアポリン(細胞膜上の水透過性に関係)を阻害することで、浮腫の形成、炎症を抑制する。アクアポリンの

抑制作用は朮や猪苓、桂皮がかかわっている。

理中湯は、四逆湯と薬味が似ていて、四逆湯は虚寒。理中湯は虚寒と水毒。

消化器系とか、体全体が弱っていて正常な機能が落ちていて、なおかつ水毒がたまっている状態。

心臓も虚弱で軽い心不全気味だったり、消化器も弱って下痢になっている。

 

五苓散の鍼の治療と、理中湯の鍼の治療は同じで良いのか?

鍼で治療する場合、お腹に冷えなのか熱なのか?虚なのか実なのか?陰陽寒熱虚実に対する刺法がもとになる。

『鍼道発秘』小便より 小便繁き・・気海、石門を深く刺して留める 

           小便不利‥百会、肩井、項の左右を刺して気を漏らし陰陵泉に引く。

前回、小便繁き(小便の回数が多い)は、膀胱炎など炎症があり熱のときと、冷えて回数が多くなる冷えの

二つのパターンがあった。それゆえに気海、石門を深く刺して留める刺法は

寒なのか、熱なのか、どう考えるべきであるのか。海野先生が持論を展開してくださいました。

さらに、小便に対するお灸はどうなのか?澤田流など小便数の記載はない。

『名家灸選』転胞小便閉・・・玉泉(中極)に灸すること七壮、又は第十五椎へ灸すること五十壮。又臍下一寸へ灸する

              又大小便閉するを治す。

→お腹に灸をすると尿がでるのか?それは虚寒だからなのか?

 

小便不利には、/婬’縦祺次幣便が作られない場合)

       排尿障害(小便が作られているが、前立腺肥大なのどで尿がでない場合)がある。

小便頻数は、少量しか小便が出ずに回数が多くなる時と、冷えて回数が多くなる時がある。

いろいろ細かなところをみてみると違いがあり、鍼の刺法にも違いがある事が分かる。

まだまだ検討すべきことは多いですね。

 

次回の湘南研修会は

8月9日(木)13:30より平塚市民センターにて開かれます。

ご参加お待ちしています。

 

文責:牛尾

| ◇湘南研修会 | 11:19 | - | -
6月湘南研修会

紫陽花のきれいな6月、今年も半分過ぎようとしています。

6月14日木曜日平塚市民センターにて湘南研修会が行われました。

1・調和息

腹式、逆腹式呼吸

横になり、お腹に物を載せて、腹式、逆腹式呼吸です。

手を合わせ気の操作

2・実技

モデルさんの治療をしていきます。

主訴:両小指の関節の痛み

現病歴:かなり前にどちらかの指を打撲した。片方の打撲であったが、両方の小指が痛む。自発痛はなく、運動痛。

朝方、手の強張りあり。口渇少しあり。小便不利は

腹診:それぞれホワイトボードに書いてみました。

邪を感じるところはどこか、どこの毒が問題なのか。どうして小指に痛みがあるのか?

これをふまえて治療していきます。

ー蠅飽く 

この時生きたツボがどこにでているか?

今日は、全員でツボを探してみました。

選ぶツボはそれぞれでしたが、そこで効果が出せればよいのですね。

胸の熱をさばく

壇中の辺りの圧痛点から邪を抜きます。

お腹の邪に対して(腹診でこれがわからないと治療になりません)

これは暴れてはいなので、しっかり抜きます。

圧痛のあるところに鍼をします。ここもしっかり邪を抜きます。

ゾ指の関節

どこが痛むか、ピンポイントで探し、そこに少し置鍼します。

首の散鍼をして終了。

今の時期は、この様に関節の痛みを訴える方が多いので、この治療はとても勉強になりました。

〇本日のモグモグタイム

3・切脈一葦  木村先生

p447

4・傷寒論真髄 海野先生

386章 霍乱、頭痛、発熱、身疼痛、熱多欲飲水者、五苓散主之、寒多不用水者、理中丸主之。

霍乱→陽証・・・五苓散

  →陰証・・・理中丸(人参湯)

五苓散のイメージ

身体の表面には熱気があり、身体の中には水毒がある。どこかに熱がある、寒はない?

五苓散を使う時のポイントは、口渇と小便不利

『鍼道発秘』小便より

小便繁き・・・気海、石門を深く刺して留める。

       深く刺して留めるのは寒の手法。

       お腹が冷えて、小便が多い場合と、膀胱炎などで炎症があり小便が多くなることがあります。

       という事は寒なのか?熱なのか?続きは来月です。

 

来月は7月12日(木)13時30分より平塚市民センター3階和室にて。

少人数ですが、細かいところまで質問ができ、何故そうなのか、どうしたらよいのか、など

自分の疑問に思うところを勉強することができます。

どうぞ奮ってご参加ください。

 

文責:牛尾    

| ◇湘南研修会 | 16:25 | - | -
5月 湘南研修会

 5月10日木曜日、激しい通り雨のある変なお天気でしたが、いつものように平塚に集合!

 今日はHさんが来てくれました。

 

 

 〇呼吸法

 鍼を打つための体作り。

 体が温かく、そして手がびりびりしてくる感じに変化してきます。

 

  

 

 〇実技

 モデル ー臍福Ъ蠎鵑稜惷痛 両小指の痛み。風邪の症状あり。両者に関連の有無は?鑑別次第で治療は変わる。

 モデル◆ー臍福頭痛 寒熱の状態は?鍼道発秘を参考に。

 モデル 主訴:トレーニング中の下腿肉離れ。

 

 Hさん、初めて来たのにしごかれてます(笑)

 

 〇切脈一葦 木村珠雄先生

 

 後ほど記載。

 

 

 

 

 〇傷寒論真髄講義 海野流観先生

 

 385章 悪寒、脈微而復利、利止、亡血也、四逆加人参湯主之。

 

 この章は「鍼道発秘講義」の霍乱(吐き下し)を参考にできる。

 陰病(消化吸収不全、脱水、栄養失調他)傾向で悪寒、下痢、脈微の状態。

 貧血の場合、下痢が止む。

 

 四逆湯と、茯苓四逆湯とも薬味の構成など比較してみる。

 どういう状態に使用するか理解できる。

 

 類聚方広義から茯苓四逆湯の解説を引用。

 西洋医学的にはどういう状況か?

 

 いろんな角度からみてみると、湯液のイメージがつかみやすい。

 

 

 来月は6月14日(木)、13時半より、平塚市民センター三階和室にて。

 少人数なので、指導者の先生からたくさん御指南いただけます。

 ふるってご参加ください。

 

 (文責 伊藤)

 

 

 

| ◇湘南研修会 | 23:45 | - | -
4月 湘南研修会

桜の季節は終わり、ハナミズキが咲き誇っています。

今年は季節の移り変わりが早いです。

 

さて今回は湘南研修会は特別編にて会場はコメダ珈琲店(笑)

 

 

傷寒論真髄講義 海野流観先生 

 

379章 嘔而発熱者、小柴胡湯主之。

 

96章 小柴胡湯証 正証を参考に。

 

379章厥陰病から陽に転じて少陽病・小柴胡湯になったケース。

 

そこで、厥陰病から少陽病(小柴胡湯証)になる時にはどんな成り立ちが

あるか?そのイメージは?と海野先生からの質問。

 

厥陰病は生きるか死ぬかの間際の状態であるが、陽に復したときに、

出てくる邪熱はどこから来るのか?(四逆湯のような熱の要素のないものもある)

厥陰病の時に局所の毒は沈静化している?それとも活性化しているのか?

こういう議論は理解が深まります。

意外に分かっていません。

 

ヒントになったのは石井先生のコメント。

高齢者の肺炎は熱が出ない。

レントゲンを撮ると、肺が真っ白(炎症兆候あり)にもかかわらず・・

胸中にはウイルス、細菌やらは活性化してそこに存在する。炎症反応は少ない。

毒は沈静化はしていない。ただ、戦う体力、免疫力がない状態。

陽に転じて、戦う力が出て発熱、症状が出現するが、毒を沈静化できる。

見た目は治ったように見える。

 

厥陰病は、実際は鍼灸だけで陽に復すのは難しい。

栄養をつけたり、温めたりなど加えながらやる。

 

本日は特別編にて講義終了。

 

次回は再び平塚市民会館に会場を戻します。

5/10(木)13:30より

傷寒論真髄385章を学びます。

ふるってご参加ください。

 

 

ほぼ初のコメダ珈琲にて大興奮(笑)

 

(文責 伊藤)

| ◇湘南研修会 | 12:52 | - | -
3月湘南研修会

3月8日木曜日

平塚市民センターにて湘南研修会が行われました。

 

朝から冷たい雨が降り続く、寒い日でした。

その為、部屋の暖房温度の関係で、講義からの開始となりました。

 

◎講義「切脈一葦」木村先生

本日は、P443終わりから

〜陰病なのに陽脈を現す者は生きて、陽病なのに陰脈を現す者は死ぬと決断するのは

大きな間違いである。

〜陰病の重い者に、微大・微浮・微数・微動・微滑の類の軽い陽脈を現す者は、

邪気の脈だと雖も、胃気があるので生きる。もし陰病の重い者に、極大・極浮・極数・極動・

極滑の類で、獨陽の脈を現す者は、陽脈と雖も胃気が無いので生きることはできない。

陰病に獨陽の脈を現す者は、大虚の徴候なので必ず死んでしまう。

質問:獨陽の脈とは?→胃の気のない脈のこと。そこだけでパコパコしている脈。

胃の気のある脈とは、ダイナミックでリズミカルで力強い脈。

胃の気とは、生命力そのものでしょうか。

 

◎講義「傷寒論真髄」海野流観先生

前回の解説をふまえ、さらに梔子鼓湯と半夏瀉心湯を比較

梔子鼓湯の場合、体が虚して、それがきっかけで、胸の熱が悪さをして不安、胸満、

精神不安、不眠、のぼせ、ノイローゼ、かゆみなどの症状が出る。

薬味は、二つで虚を補うよりも熱を瀉す。

半夏瀉心湯では、みぞおちから胸部の熱。

薬味は六つで痰飲、水毒、急迫、胸の熱、裏熱、心下痞硬、攣飲強急にたいしての薬味。

お腹の熱、胸の熱、心下の熱、お腹の水毒と冷え、ガスこれらを同時に治す処方。

これは心身症につかう。もとは心の悩みから身体の症状がでてくるぱたーんが主。

この様な人には鍼だけでなく、みえない一鍼が必要。

これをどう治療するか、鍼道発秘を使ってどう治療していくか。

梔子鼓湯は、「放心」から

寒熱補瀉を考えて

半夏瀉心湯は、「腹痛」「痰症」「肝症」を参考に

刺法は、先後、深い浅い、遅速、気の通し方、気の引き方を考えて。

378章 乾嘔、吐涎沫、頭痛者、呉茱萸湯主之。

243章 食穀欲嘔者、属陽明也、呉茱萸湯主之、得湯反劇者、属上焦也。

309章 少陰病、吐利、手足厥冷、欲死者、呉茱萸湯主之。

 

身体が冷えて、嘔吐して、下痢して、頭痛する。

この場合は、体の上下から大切なものが出ていくので、危険信号として頭痛が起こっている。

陰病の身体疼痛というのも、体が危険を知らせている。

この頭痛もそのような意味がある。

方極、薬徴をみるとポイントは胸と心下にありそうだ。

鍼道発秘の「頭痛」では、なぜまず両の手に引くのか?

頭痛にも熱と冷えの頭痛がある。それを考えずに治療してはいけない。

表位の散鍼は、+のところも−のところもやってしまうと逆効果になる。

ここでも治療の先後、鍼の深さ浅さ、などを説明していただきました。

次回は、379章です。

◎組稽古

二組にわかれ、痰症の方をモデルに治療するという稽古をしました。

先程の解説がとても役に立ちます。

 

 

 

来月は、4月12日(木曜日)

参加ご希望の方は、

うんの治療院 ☎045(335)0967

までご連絡ください。

よろしくお願いいたします。

 

文責:牛尾

| ◇湘南研修会 | 10:53 | - | -
2月 湘南研修会
2月8日木曜日
平塚市民センターにて湘南研修会が行われました。

夕方また雪が散らつく寒い一日でした。


○調和息

腹式呼吸〜逆腹式呼吸




掌を合わせ、気を感じる




鍼を持って、気を感じる





○エアー鍼で、エアー治療。
お題は…
『不眠(65歳女性、普段は肩こりの常連患者さま、胸に熱、みぞおち硬い、お腹の奥と横に筋張り、首筋こり、肩井こりこり、志室・痞根もこりこりに固まっている。寝付き悪く、時々目が覚め、朝なかなか起きられない。お腹は空かないが食欲あり、時間がきたら食べている)』
と、詳細な設定をしたモデルケースを脈と舌を含めて診断し、どういう順番で、どの様に治療するか、先ずは診断について疑問や意見を出し合い、各自エアー鍼。

細かな設定から自分がする治療を思い描がいたら、実際のようにどんどん分からない壁にぶつかりました。
浮かび上がる具体的な疑問を、直ぐ目の前の先生方に尋ねて教わりますが、また次々に自分の問題点が浮き彫りになりました。
あー、ダメなとこだらけ…なのに、
なんだか、楽しい!
普段聞けない先生方の秘伝の技や、経営面にも話が及び、目から鱗な稽古でした。




○組稽古
エアー鍼稽古で気付けた事、頭において各自練習。
初一鍼を大切に…






○今日のおやつ
もうじきバレンタインデー、Uさんより素敵なチョコのプレゼント!
みんな大好きうなぎパイと共に、ご相伴させて頂きました。




○講義「切脈一葦」木村先生


邪正一源の項、続きを解説して頂きました。


症状は軽いようにみえる陽病なのに脈は重い陽病だったり、軽いようにみえる陰病なのに重い陰脈であったりする場合は、病が軽いように思えても、大病になる可能性があることの前兆である。

また、重い陽病にみえても軽い陽脈をし、重い陰病にみえても軽い陰脈である者は、病は重くとも大病にならない可能性があることを示唆している。

みえる様子と脈は逆の場合もあるが、実際の病の状態を見間違うこと無いように、脈は重要視すること、との事です。




○講義「鍼道発秘」海野先生




375章「 下利後、更煩、按之心下濡者、為虚煩也、梔子豉湯」

前回に引き続きまして、梔子豉湯を解説して頂きました。

鍼道発秘より… 熱のいろいろを検討
虚煩の梔子豉湯と実熱の半夏瀉心湯と比較。
嘔のいろいろを検討。
出せば好転するのか、出したらダメなのか。
鍼の浅深を検討。
背や腹と、手足に対してどう刺すかを比較。
気の動かし方、引き方を検討。
巡らすのか晴らすのか、それは補か瀉かを比較。
治療の先後や、その他治療で出来る技術的な事はしっかり勉強して身に付けること。
その上で…半夏瀉心湯等で考えられる患者さんの辛い状態に対応するには、見えない一鍼も大切になってくる。

次回は、378章呉茱萸湯へと続きます。





来月は、 3月8日第二木曜日17:30〜
平塚市民センターにて

皆様どうぞご参加下さいませ、


《以下、今後の予定のお知らせです》
4月12日第二木曜日、場所時間共に未定です。
5月10日、6月14日、7月12日、8月9日第二木曜日は、平塚市民センターにて、時間は13:00〜17:00です。


(文責:田原)
| ◇湘南研修会 | 20:41 | - | -
1月 湘南研修会
2019年1月11日木曜日
平塚市民センターにて、新年初回の湘南研修会が行われました。

本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

○調和息
腹式・逆腹式呼吸





手を合わせ、気を操作









○総稽古
各々抱える課題を稽古し、指導して頂きました。
あ、稽古に集中して写真が撮れていない…




○今日のおやつ

さすが新年、豪華です。


○講義「傷寒論真髄」海野先生

375章 「下利後、更煩、按之心下濡者、為虚煩也、宜梔子豉湯」
を解説して頂きました。

毒の元は胸中の熱。
虚煩と心中懊悩の違いについて、比較。
胸の熱が起こる症例や状態は76章を参照。

病位が近いものとして、胸中の熱あり、消化器系の働き弱く、深いところに冷えがある半夏瀉心湯を検証。
こちらの胸は実熱。
梔子豉湯は虚ある場合の胸の熱。
胸の熱にも虚実あり。

そこで、虚気上逆より放心について考える。
放心は、鍼道発秘のまず一番初めに出てくるもの。
虚実、補瀉、治療において重要な事、先ずすべき事や方法は何なのか、そして何故放心が鍼道発秘で一番に出てくるのだろうか等、喧々諤々どんどん深いお話しへと発展。。。
まだまだ次回へと続きます。







次回は、
平塚市民センターにて
2月8日木曜日13:30〜です。

※時間や場所は変更ある場合があります。ブログご確認の上、どうぞ奮ってご参加くださいませ

寒さ厳しく体調崩しやすい時期です。 どうぞ皆様、くれぐれもご自愛下さいませ。

(平塚駅から望む落日)

(文責:田原)
| ◇湘南研修会 | 14:08 | - | -
12月湘南研修会
12月14日木曜日平塚市民センターにて、今年最後の湘南研修会が行われました。


○調和息






昼下がり、柔らかな陽の光が差し込む中で息を整えます。

気の操作、エアー鍼で試します。
一年の締めくくりですので、メンバー紹介風に、パチリ。


















○総稽古

今日は原田先生の技を拝見。
そして、よい治療をする為に、自分のカラダをより良く使えるよう、力を抜く方法を伝授して頂きました。



○組稽古


二人一組でじっくり教わりながら、苦手を克服。





○今日のおやつ
なんとなくクリスマス☆






○講義「切脈一葦」木村先生



死生について論ずる時は、病の重篤なものについて論ずるものである。
また、脈をもって生死をみる時は、胃の気の有無をもって決断することが常識である。
軽い陽脈陰脈であれば死生を論ずることはない。
重い陽脈陰脈であってもら胃の気があれば死脈ではない。
重い病であっても、脈が重い状態でなければ、死を考えなくともよく、重い病で脈も共に重い状態であれば、死を考える必要がある。

余談として、、、
ロウソクの火が、消える前に盛んに炎が燃えるように、命の火も、死を迎える前には盛んに燃えることある。そういう時には元気な脈になるが、それを胃の気ある脈と勘違いしないよう要注意。




○講義「傷寒論真髄」海野先生



373章 下利、欲飲水者、以有熱故也、白頭翁湯主之。
374章 下利、譫語者、有燥屎也、宜小承気湯。


(※この二つの章は厥陰病の頁にあるが陽明病です。下利の事例としてここに載っているのです。)

373章は、腹中、特に腸管内に熱がある下利で熱利。
374章は、胃実で邪熱あるが、熱ある場所が腸管の内か外か不明の下利。
熱あれば燥して大便難と考えてしまうところだか、下利も有り得る。 また、同じ下利でも、同じ陽明病でも、原因が腸の中にあるのか外にあるのかで状態は違い、薬方が違う。

燥屎無ければ、小承気湯 燥屎有れば、大承気湯


この章では、燥屎あって小承気湯となっており、明らかにおかしい為に「修正されるべきであろう」と書かれています。



小承気湯と大承気湯の違いについて、概念としての燥屎であれ燥屎の有無について等、沢山意見を出し合い議論して盛り上がり、あっと言う間に時間となりました。
従って、次回に引き続きます。

○忘年会

平塚駅前にある「七海」秋田美人の女将さんのいるお店にて。
今年一年の感謝を込めて、きりたんぽ鍋でカンパーイ!


○次回は、
新年1月11日木曜日、17:15〜
平塚市民センターにて行われます。

来年度も湘南研修会をどうぞ宜しくお願い申し上げます。
新年も皆様のご参加お待ちしております。




| ◇湘南研修会 | 16:54 | - | -
11月湘南研修会
11月9日木曜日平塚市民センターにて、湘南研修会が行われました。
秋も深まり立冬が過ぎ、冷たい北風が吹き始めました。

○調和息

腹式呼吸〜逆腹式呼吸



手を合わせて気を操作〜
鍼を持って気を操作


○総稽古
一人一人、現在抱える課題について、実際にやって、見て頂いて、間違いや良くなる為のポイントを、皆さんからどんどん意見を頂き、教わります。
総稽古は、恥ずかしいとか、かっこ悪いとか、そういう気持ちは吹っ切って挑むこと。
自分では気付けない間違いや不要な癖を取る好機です。
これ、何かを思い出す…
鬼の○本ノック受けてる感じ??
それは違うか^ ^
とにかく、緊張感いっぱいの稽古でした!












○今日のNEWS
拱辰丹(コンジンタン)
史上最強の漢方薬?


石井先生の患者様のお母様が好んで飲まれている漢方を頂きました。
見た目通りに高価なもので、一粒なんと七千円?!
大事に切り分けて…恐る恐る皆でお試しです。

匂いは…何かに似ている?高麗ニンジン?フルーツぽい? 口に入れたら…
不味いっ!人と、美味しい?人に別れました。
アラフィフ以下にはだいたい不評、それ以上にはまずまず好評とは、やはり滋養強壮剤だからでしょうか。。。

金粉でコーティングされた直径1.5センチ程の粒を半分に切ってみると、中はこんな感じでした。




○今日のおやつ
お口直しに^ ^



○講義 「傷寒論真髄」 海野先生






先月に引き続き…
372章 下利、腹張満、身体疼痛者、先温其裏、乃攻其表、温裏、四逆湯、攻表、桂枝湯。
より、解説して頂きました。

(テーマは虚寒と表証が同時にある場合の治療)
鍼道発秘、名家灸選、鍼灸真髄の治療原則を系統立ててみて、 どの様な時には背にしているか腹にしているか、それは深くか浅くか、早くか遅くか、補瀉や虚実とは違う見方で、攻めと護りとの違いを比較する。
その様にして、系統立てた治療方法が大枠で頭に入っていれは、目の前の患者様に合った治療ができる。
やっていい事、やってもいい事、やってはいけない事、がサッと浮かび正しく治療ができると、治療後苦しくなったり、急に目が回ったりとか、防ぐことができる。
そして最後は、その人その人に合わせて生きたツボを使う等して、微細な治療をするとよい、との事です。

来月は、373章374章を解説して頂きます。
○来月は、
12月14日木曜日 13:15〜17:15
平塚市民センターにて行われます。
今年最後の湘南研、みなさま、ご参加くださいませ!

(文責:田原)
| ◇湘南研修会 | 19:30 | - | -
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