いやしの道協会ブログ

いやしの道協会の最新情報をお届けします。

※当ホームページ、ブログに掲載する画像・文章の無断転載、転用はご遠慮ください。
12月東京接心会

師走も半ばに入り、慌ただしい時期になってきた12月16日土曜日、

今月は一週早く東京接心会が行われました。

 

(巣鴨/駒込 勝林寺さんにて)

 

○実技

治療希望の一般の方に治療させて頂いたり、組になって稽古して指導して頂いたりしています。

不調がある時に治療を受けられるのもいい稽古になっています。

 

 

 

○講義 『鍼道発秘講義』朽名宗観先生

「二九、万病」について、朽名先生に解説して頂きました。

「いずれの所にても、痛む所有らば、是れを押し、其の痛む上下を、刺すべし。又、筋痛むにも、員利鍼にて、痛む周りを、刺しては抜き、又、刺しては抜き、度々する時は、その気漏れ散じて、則ち癒ゆるなり。」

 この手法は、痛む所に邪気や熱がある炎症性の痛みに使うことができる。員利鍼を使っているので、痛みの領域を限定して、走行する経絡、関係の深い経絡の上や下に鍼をくだし、凝り結んだ気をほぐす。遠くに鍼を下す場合は、気を引くのが目的となる。

 毫鍼の場合は、痛む所への鍼が不可かといえば、そうではなく、遠くに引いたのち、痛みの局所に軽く鍼することも可能である。

 又、炎症性以外の痛みとして血行障害性疼痛、神経障害性疼痛での治療、アロデニアの患者さんにてい鍼を使った治療や漢方薬ではどのようなものか、日本漢方と中医学での「虚実」に対する解釈の違い等を、お話し頂きました。

 三輪先生からはアロデニアの患者の治療に空中鍼や刺絡で治療をされ効果を得たお話し等も伺えました。

 

○講義 山野鵬観先生

東京接心会での山野先生の講義は最終回となりました。

東洋医学で見る身体の病態、風寒熱虚実を、姿勢のくずれとして外の形と併せて考えることを山野先生はテーマとして来られました。

今回も色々な資料から、考え方のヒントやつながりをお話し頂きました。

上位運動ニューロン障害の痙性はどこから始まるか。

陽明は陽経の王といわれるのはどうしてか。

上位交差症候群、下位交差症候群の人の四肢はどうなっているのか。

山野先生が提示してくださった色々な手掛かりをもとに考えていかなければと思いました。

また山野先生がまとめた物を書いてくださるのを期待して待ちながら。。

 

山野先生、東京接心会でのご指導、ありがとうございました。

またお越しいただける時を是非是非お待ちしています。

 

○坐禅

静寂の中で座ります。

坐禅も最初の頃は身体がきつかったのですが、だんだんと身体も変わってきます。

まだ足はしびれてしまいますが、、。

 

 

来月の東京接心会は、1月27日土曜日17:30〜となります。

初めての方もどうぞお気軽にご参加ください。

来年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

(文責:坂井)

 

| 東京接心 | 18:12 | - | -
11月東京接心会

11月25日㈯今月は七倉会館にて、行なわれました。

 

実技 

 

筆者が入門した頃と比べると、参加者が大分変りました。

私は入門した頃には余り鍼の技術は分かっておりませんでしたし

灸に関してはほぼ素人でした。

実技の時間は通常は一般の方をモデルに稽古させて頂くので、当

時は随分緊張しておりました。

最近では中伝が初伝を指導する機会が増え、指導者に向かって精

進している者にとって良い修行の場になっております。

 

講義 朽名先生 「咳の治療について」

 

 

今回は筆者の発表した咳の治療を基に、咳についての診方等を解

説して頂きました。

 

年齢や性別等で、東洋医学的に咳に伴う随伴症状・体質的な素因

を考える。(更年期の女性であれば精神的な症状は無いか?お年

寄りの場合肺炎の既往が無いか等)

西洋医学的にはどの様な病名が考えられるか?

3週間以上続く咳であるか・痰が出ているのか、いないのか・喫

煙の有無等問診したり、気管支喘息・風邪・慢性閉塞性肺疾患・

結核等どの様な病名に相当するのか、有る程度見当を付けなくて

はならない。

咳以外の症状を咳と関連付けて診て行く事が大事で、胸に邪熱が

有って咳が出ている場合等は、その邪熱が他へも影響して症状が

出ているはずなのでその辺りを見逃さない様にする事が大事。

痰症の治療を良く理解しているかどうか!?

 

以上の様な事を様々アドバイス頂きました。大変参考になりまし

た!!有り難う御座います。

 

講義 山野先生

 

以前チェコスロバキアの医師・神経学者であるブラディミア・ヤ

ンダ氏の考案されたヤンダアプローチについて御話を頂きました

が今日はその続きです。

 

我々の臨床では、頚・背中・腰等筋骨格系の痛みを訴えてくる方

が多いので、ヤンダ氏の提唱されている様な事を頭にインストー

ルしておく事が役に立つが、頚から腰の状態は湯液では表位とし

て考えられるので、それを腹証と関連させて考える事が大事では

ないのか?と言う事を御話頂きました。

 

奥田鳳作先生の「腹診考」に以下の様な記述が有ります。

 

葛根湯は、

上衝して項背強急す。

 

小柴胡湯は、

胸脇苦満して頚項強す。

 

大陥胸湯は、

結胸して項背強す。

腹部と表位はかなり関係が有りますね!!大変参考になりました!!!

 

坐禅

 

本日は35分坐りました。慣れていない方はこの位の時間座るのはきつ

いと思います。

 

送別会und忘年会

 

山野先生が家庭の事情により、故郷香川へ帰られるので送別会を

行ないました。

おおっ!!良い笑顔(^0^)/

これからも年に何回かは例会等に出席して頂けるそうです!

今まで沢山御指導頂き有り難う御座いました。

 

次回の東京接心会は12月16日㈯です!お間違いなく!!

 

文責 森

 

| 東京接心 | 15:21 | - | -
10月東京接心会

10月も最終週で朝晩の寒さが身にしみる季節となりました。

本日も勝林寺さんの本堂をお借りして接心会を行いました。

 

いつ行っても季節のお花が飾ってあります。

ご住職のお母さまが用意してくださるハーブティが絶品です。

 

【実技】

一般の治療希望のモデルさんの治療をしたり、後輩の指導をしたり・・。

要所で朽名先生のフォローが入ります。

 

和気あいあい&真剣に稽古中。ヘザーさん来日中です(勉強熱心で頭が下がります!)。山野先生のサービスショット付き。

 

 

【講義】

朽名宗観先生

 

以前講義いただいた鍼道発秘講義「浮腫」の症例の解説が終わっていなかったとのことで、復習も兼ねてお話しいただきました。

「浮腫」は実証と虚証に分けられる。

実証は外邪の侵入があり、肺、三焦、膀胱経が目の付け所となる。虚証は脾腎の陽虚。

「小便」の刺法と同じ。

‥百会、肩井、肩を刺してとあるが、表位に邪があり機能失調が起きている為である。自律神経が失調している。気海にごう鍼を‥は下焦が、腎が虚している。

実証タイプは治しやすく、虚証は治しにくい。虚証は腫れた皮膚を押しても戻ってこない。朽名先生が担当した方で余命3か月の膵臓癌の患者さんの浮腫は尿が出ると顕著に減ったそうだが、手足の浮腫が強く正座も出来なくなると鍼灸での対応は難しかったそう。

実証の浮腫に使われる防風通聖散は最近誤った使用法で販売されており、「痩せたい人のため」とあるが陰証タイプが飲むと余計に冷える。

体力ありがっちりした人の浮腫に効く。

「脾腎の陽虚」であれば脾腎経、肺や三焦に問題があらば肺、腎経の経穴を使うとよいが「鍼道発秘」などを利用して治療経穴の目星をつけておくと良い。

     黄疸と肝腫大と浮腫に茵ちん五苓散を用いた症例

     小児ネフローゼに五苓散を用いた症例。

     心臓性喘息と腹水の治療として木防巳湯を用いた症例

     ネフローゼに防巳黄耆湯を用いた症例。

以上の症例を解説していただきました。

 

 

山野鵬観先生

 

先月に引き続き「交差症候群」(2017,2月医道の日本掲載)における姿勢と湯液との関連性についてご講義いただきました。

 

「交差症候群」とは

姿勢の崩れの研究をしていくと硬くなる筋肉と弱ってくる筋肉がある。

人体を横からみると、それら筋肉の相関が丁度クロスしてみえる。

良い姿勢がどうして崩れてくるのか研究されたのがチェコのヤンダ博士。

山野先生は傷寒論の腹症に当てはめてみたそう。

 

山野先生は 傷寒論真髄の31章桂枝加葛根湯の

「・・余は、葛根湯を以て亀背の証を治すに効有りとす。東洞先生、項背強急する者は、葛根湯、小柴胡湯、大承気湯の類ありとす。葛根湯は上衝して項背強急す。小柴胡湯は胸脇苦満して頚項強す。・・・

これらの諸症は大同小異なり。腹候を詳かにして治を施すべし」を読んでしびれたそう。

 たとえば

小柴胡湯は横隔膜あたりのうっ滞を解消する薬。

小柴胡湯の薬味である大棗は腹直筋奥のスジバリ=大腰筋に作用する。

横隔膜と大腰筋は筋連結がある。

横隔膜の動きが悪くなると大腰筋の動き悪くなる。

またその逆もある。

下部交差症候群の特徴と一致している。

小柴胡湯症を繰り返していると段々姿勢が変化してくるのではないか?

と考えられたそうです。

※因みに、こういう姿勢だから何証だという指標ではないとのことです。

 

他にも

大陥胸湯や大承気湯などでも模式図でみれば腹直筋連急とはないが

薬味をみれば、あることがわかる。

腹腔を詳らかにして単に肩凝りと思わず姿勢も見るとよい。

前鋸筋は強制吸息筋 肩甲骨動かし呼吸補助筋としても働く。

お腹の呼吸ができる人は前鋸筋が働く。

 横隔膜と大腰筋が健全ということはインナーユニットの働きが良いということで、丹田まで気が落ちている。

などなどお話しいただきました。

 

PTでもあり鍼灸師でもある山野先生の身体の診方はとても興味深く、今後の更なる発見に期待してしまう内容でした。

 

【坐禅】

毎月、遅い時間にもかかわらず、ご住職より

坐禅のご指導をいただけます。

 

毎月第四土曜17:30より駒込(巣鴨)の勝林寺さんにて勉強しています。

初学者も丁寧に指導していただけますので、気軽にお越しください。

(文責・伊藤)

| 東京接心 | 21:31 | - | -
9月東京接心会

すっかり秋めいてきた9月30日、17時半より駒込・巣鴨の勝林寺さんにて東京接心会が行われました。
今月はいつもの第四土曜日がお彼岸だったので、特別に第五土曜日に行った影響か、若干少なめの11名の参加となりました。

 

【実技】

 

 

 

【講義】朽名宗観先生

 懦道発秘講義』二八、瘧疾(続き)

始めに、今までの復習を少し。

 


往来寒熱を表すものは少陽病だけではなく太陽病の場合もあり、傷寒論の中には3つの薬方が出ている。
それが桂麻三兄弟。(桂枝麻黄各半湯、桂枝二麻黄一湯、桂枝二越婢一湯)

 

桂枝麻黄各半湯は、桂枝湯の特徴と麻黄湯の特徴が色々組み合わさって出てくる。
桂枝湯→脈浮緩。悪風。腹中の虚。
麻黄湯→脈浮緊。悪寒。身体疼痛。喘。


Q:悪風と悪寒。どっちが症状としては重い?
A:悪寒。風が吹いてなくても寒いのが悪寒。


桂枝二越婢一湯の必発の症状は「口渇」。のどが渇く。冷たい水が飲みたい。

越婢湯は大青竜湯証にして咳嗽、上衝せざるものを治す。


Q:越婢湯の症状に自汗とあるが、大青竜湯は自汗?無汗?
A:無汗。太陽病の代表的な証(桂枝湯、葛根湯、麻黄湯、大青竜湯)のうち、自汗は桂枝湯だけ。他の三つは無汗。

 

以前の観風先生による「傷寒論講義」で使われた資料「身体背部上方の深さのイメージ」の図を用いて各薬方の病位の解説。

  

 
越婢湯の熱は肺臓のところまで行っている。

なので、桂枝湯や葛根湯の時のような熱の抜き方では不十分。深いところの熱を引き抜く技が必要になってくる。

 

桂麻三兄弟の見分け方  
のどの渇き→桂枝二越婢一湯
体力の虚実→虚:桂枝二麻黄一湯、実:桂麻各半湯


【講義】山野鵬観先生
「前鋸筋の働き、東洋医学との関連について」

  

 

山野先生からのご指定により、キーワードのみ記載させていただきます。

・肩甲骨周囲筋
・脾の大絡
・口呼吸
・少陽病との関連について

  

 

  

【坐禅】
今月は般若心経を皆で唱和しました。

  

朝晩冷えて参りました。皆さまお風邪など引かれませんよう。。。

 

(文責: 中川)
 

| 東京接心 | 19:48 | - | -
8月 東京接心会

8月26日土曜日17時半より、

小雨の上がった駒込の勝林寺さんにて東京接心会が行われました。

 

【実技】

引き続きいらして頂いている一般の方と、今回新しい方もお見えになり治療させて頂きました。

足を運んでいただいてありがたいです。

指導者の治療しているところを見たり、組になり互いに交代で鍼をしたり、指導を仰いだりしながら稽古していきます。

【講義】朽名宗観先生

 懦道発秘講義』二八、瘧疾

4月、6月に続いて瘧疾についての講義の続きです。

少陽病の症例を矢数道明先生の症例等を挙げて解説して頂きました。

少陽病の患者は鍼灸院に来る確率は高く、胸の中に熱が隠れていて、それによって色々な症状が起こっている場合があることを常に頭に置いておくとよいです。

◆听蠑の如し〉—少陽病ではなく、太陽病の「寒熱往来」的なこと— について

『傷寒論真髄』「太陽病 二三章、二五章、二七章」

桂麻三兄弟と呼ばれる、桂枝麻黄各半湯、桂枝二麻黄一湯、桂枝二越婢一湯について、解説して頂きました。

太陽病であるが、瘧の様な熱の発作がある場合の薬方。夏かぜタイプの風邪ににどう使い分けをするのか…

傷寒論は一人で読むと難しいですが、傷寒論を読んでいく助けになりありがたいです。

 

【坐禅】実技と講義の後は坐禅の時間です。

静かな本堂に警策の音が鳴り響きます。

坐禅の終わりに『白隠禅師坐禅和讃』を唱えました。

 

今日もお疲れ様でした。

 

次回9月は、第5週目となりますので、お間違えのないようにお気をつけください。

9月30日土曜日、17時半より開催されます。

皆さんどうぞご参加ください。

 

文責:坂井

| 東京接心 | 12:40 | - | -
7月 東京接心会

東京接心7月

日時:平成29年7月22日PM17:30〜21:30

場所:新築された勝林寺 染井(駒込)本堂で開催されました。

 

【実技】

幾つかの組みになり、それぞれの課題や疑問点に取り組んでいきます。

特に初学者は、身体をどのように診ていき、治療方針を立てて治療していくのかを丁寧に学ぶことができます。

先輩の方々も、後輩に指導することにより益々磨きがかかり、レベルアップを図っていきます。

今回も数名の一般の患者さんが治療を受けに来て下さいました。

先月に治療をした患者さんの経過を診ることができ、とても勉強になり、

また新規の患者さんに対応する訓練もでき、大変貴重な機会を持つことができます。

 

【講義】7月の月例会での臨床検討症例を元に『傷寒論』を診断に活かす方法を講義して頂きました!

講師:朽名 宗観先生

 

診断をする前に問診をしていくが、その段階で身体の状態をイメージする事ができるようになることが重要である!

また、脈診、望診、舌診の段階でも同じように診ていく。

 

(例)喘息があったり、花粉症がある場合→水毒が

   あり、痰症の病が考えられる

   パニック障害がある場合→気逆が起きている

   タイプ

   食欲不振の場合→心下部に反応がでている

   舌の尖端が赤い→横隔膜より上の部分に邪熱

   がある

   舌に歯痕がある→気虚のサイン

   脈診をして寸が強く浮いていれば→太陽病

   関が強く緊張して弦ならば→少陽病

   どの部位に水毒があるのか、腹診で探す

   冷えの部位や度合いを触診にて確認する

 

身体の状態を見逃さないようにして診断し、治療をしていくことが大切である!

 

【講義】「姿勢の乱れからくる原因の症状に」ついて!

「ヤンダアプローチ」で知られているブラディミア・ヤンダの「マッス  ルインバランスの分類」を元に講義して頂きました。

 

講師  山野 鵬風先生

 

 

<ヤンダとは?>

 本名はブラディミア・ヤンダ。チェコの神経学者でセラピーと医学を結びつけたアプローチを行った最初の医師。「リハビリテーションの父」と呼ぶ人もいる。

 

<マッスルインバランスの分類>

 ヤンダはマッスルインバランスを、硬く短縮しやすい筋群と抑制の傾向にある筋群の障害された関係性として概念化。

 「主に機能的に静的、緊張的、姿勢的な筋は硬くなる傾向にあり、様々な動きで容易に活動しやすく、ダイナミックで相動的な筋は弱くなる傾向にある」とし、これら2つのシステムの基本的な違いはマッスルインバランスに対するヤンダの機能的アプローチの基礎となっている。

 

<上位交差症候群とは?>

 背側の上部僧帽筋と肩甲挙筋の硬さが大胸筋・小胸筋の硬さとともに交差している。

 腹側にある頸部深部屈筋群の弱さは、中部・下部僧帽筋の弱さとともに交差している。

 特に環椎後頭関節、C4〜C5(頚椎の一番上、頭蓋骨が着いている部分)頸胸椎移行部、肩甲上腕関節、T4〜T5(胸に熱がこもって手足が冷える。T4厥陰兪、T5心兪)で機能障害を引き起こす。

脊柱内のストレスの高い部位は隣の椎骨との間で形が変わる移行部領域と一致するとした。

上位交差症候群の関係性

 

<下位交差症候群とは?>

 背側の胸腰椎伸筋群の硬さが腸腰筋・大腿直筋の硬さとともに交差している。

 腹側にある深層腹筋群の弱さは、大殿筋・中殿筋の弱さとともに交差している。

 下位交差症候群では骨盤前傾、腰椎前弯の増強、腰椎外側偏位、下肢の外旋、膝関節の過伸展という特異な姿勢変化がみられる。

下位交差症候群の関係性

 

<層状症候群とは?>

上位交差症候群下位交差症候群が複合したものであるとしている。

 

 

環椎後頭関節の位置をみんなで確認!

 

【坐禅】

本堂ではいつもの様に静寂の中、姿勢、呼吸、心を整えていきます。

 

次回は、8月26日に開催される予定です。皆様ぜひご参加下さい!

一緒に勉強しましょう。

 

文責   堀田弘子

| 東京接心 | 23:30 | - | -
6月 東京接心会

東京接心6月

日時:平成29年6月23日PM17:30~21:30

場所:新築された勝林寺 染井(駒込)本堂で開催されました。

 

 

【実技】
今回は、数名の一般の患者さんが治療を受けに来て下さいました。
個々に問診を行ない、脈診、舌診、触診をして治療をしていきました。

 

また幾つかのグループに分かれて、それぞれの課題や疑問点に取り組んでいきました。本堂一杯に広がり、相互治療が行われました。
患者さんの主訴を聞きながら身体をどのように診ていき、治療方針を立てて治療していくのかを学び、実際に各自治療を行っていきます。

 

 

 


【講義】  講師:山野 鵬風先生
『仙腸関節障害について』Part2

 

実技
前回も取り上げた仙骨の状態を触診にて確認。

 

 

ニューテーション(うなずき運動):骨盤に対して仙骨が前傾する動き。
カウンターニューテーション:骨盤に対して仙骨が後傾する動き

 

仙腸関節障害になる理由は何が考えられるか?
腸腰筋(大腰筋と腸骨筋)が関与していると思われる。
腰椎から小転子という股関節の内側に着いていて全部を横断している筋の硬直や引き攣れ等が起こる。

 

大腰筋
腹直筋攣急
大棗の筋張りを狙って鍼をして緩める。

 

 

下肢のツボ地機辺りに引き鍼をする。

深部の筋張りに当てるので、腸の向こう側に押し手を深く当てて鍼を打つ。

 

 

側臥位
腸骨稜
中臀筋
腰眼
上後腸骨棘の周辺
梨状筋の起始部中間部大転子の付着部
環跳

 


 運動鍼をして緩める

 


 仙腸関節の狂いを調節後、座禅がしやすくなりました!

 

まだお読みでない方は「いやしの道(第17号)」のP36?49に事例を含めて西洋医学的アプローチと東洋医学的アプローチについて掲載されていますので各自熟読して下さい!

 


【鍼道発秘講義】講師:朽名 宗観先生
〜瘧疾〜
=蠎澄覆こり)は邪気が其の所を去らず、故に営衛の流れを止む
「邪気」とは、マラリア原虫そのものと六淫の外邪の両方を含む。

 

ウイルスを邪気と見るか?毒と見るか?・・・両方である。

 

必ず時を以って、大熱、大寒を為す
悪寒発熱が交互にくる(往来寒熱)

 

7豕ざき人は毎日起こる。弱き人は1日おきに起こる。
実証タイプの人は毎日発作が起こる。
虚証タイプの人は日をおいて起こる。

 

ね朷个離張棔天柱、合谷、陽陵泉
陽気を巡らし内にこもった熱を外に引き出す

 

コ茲麗:痞根、陽陵泉を深く刺す。百会より少し血を漏らす
陽気の回復が目的

 

Υ┻い起こる前に身体を温めて治療をするといタイミングが重要である。

 

陽陵泉に強い刺激を与えることで陽気が回復する。


少陽病の薬方として九味清脾湯、小柴胡湯、四逆散をあげて解説して頂きました。
胸脇苦満の診断についても詳しく解説して頂きました。
胸に邪熱があるか否を見極める必要がある。

往来寒熱にいてもちょっとだけ症例を用いて解説して頂きました。

 

【坐禅】

 

本堂では静寂の中、姿勢、呼吸、心を整えていきます。
また坐禅中、住職から全員に警策を頂き、姿勢を正してもらいました!

 

 

その後、住職と一緒に白隠禅師座禅和讃(びゃくいんぜんじざぜんわさん)を唱えました。


次回は、7月22日に開催される予定です。皆様ぜひご参加下さい!
一緒に勉強しましょう。

文責   堀田弘子

| 東京接心 | 23:00 | - | -
5月 東京接心会

東京接心会5月

日時:平成29年5月27日PM17:30〜21:30

場所:新築された勝林寺 染井(駒込)本堂で開催されました。


 

 

 

【実技】
今回は幾つかのグループに分かれて、それぞれの課題や疑問点に取り組んでいきました。本堂一杯に広がり、相互治療が行われました。
患者さんの主訴を聞き身体をどのように診て、治療方針を立てていくのかを学び、実際に各自治療を行っていきます。

 

 

 

 

 

【講話】  講師  朽名 宗観先生

5月に行われた月例会での講話に続き時間が足りなくて話せなかった内容をお話して頂きました。

 

 

stand by me(側にいてください)
治療家にとってより切迫した状況のなかで患者さんんからこのように言われるようになれれば、非常にありがたい事である!
と御自身の在宅治療での貴重な体験をもとに解説して頂きました。


*安心(落ち着き)の原点
1)赤ちゃんにミルクを飲ませるという
小さい子供達にとってこのような状態が充分に保てれないと愛着障害が起こり、心身症的な症状を起こしやすい(ぜん息や偏頭痛や睡眠障害など)


2)ぼくがここに   まど.みちお
地球はどんなものでも受け入れてくれる。

 


そのいることこそがなににもましてすばらしいこととして…
ここにいるだけですばらしいという経験として、在宅でのターミナル治療に携わり、患者さんと鍼灸師という役割を超えてより切迫した状況で
何かと深く出会えた時にここにいて良かったと感じる事が出来たそうです。
大変深く心に響きました!

 

統合失調症や認知症という精神障害を持っている人たちにとって安全保障感が大変大事なことになってくる。
東洋医学でいう生命共感の中で、手を敏感にして患者さんの状態を感じ取っていく事が大切である。

それは、判別性な感覚のことではなく、術者と患者との一体感の中で色々な事が解ってくることが重要である!
気に対する感覚に繋がっていると思われる。

 

 

ユマニチュード:人間らしさが損なわれないケア。

       安全保障感を引き出しながらのケア。

 

いやしの振る舞い学:在宅療養の臨床での振る舞い方を考える。

 

ユマニチュードの技法における4原則:見る、話す、触れる、立つ

 

患者側と施術者側のお互いがどうコミュニケーションを取っていくかが大切である。

 

【講義】  講師:山野 鵬風先生
『仙腸関節障害について』

 

仙腸関節には小さいが可動域が存在し、仙腸関節は動く!

 

 


ニューテーション(うなずき運動):骨盤に対して仙骨が前傾する動き。
カウンターニューテーション:骨盤に対して仙骨が後傾する動き。

 

 

仙骨の位置が変わると背骨のカーブも変わる。
腰の前屈後屈によって背骨のカーブも変わる。

 

ギックリ腰、鞭打ちの時は仙腸関節がずれている。
大棗のひきつれ:大腰筋の一部の繊維が変性を起こしている。

 

仙腸関節痛を惹起しやすい因子
脚長差
歩行姿勢の異常
長期にわたる激しい運動
腰腺椎を長時間動かさないでいる
妊娠・出産後
炎症
ギックリ腰・鞭打ち

 

★仙腸関節障害の最も特徴的な疼痛領域は、上後腸骨棘周辺の臀部の痛みである。鼠径部痛や坐骨結節周辺の痛みも特徴的であるがこれらは脊椎疾患では少ない。大腿以下の痛みとしびれを生じる。

坐骨神経痛と間違えやすいが、実は仙腸関節障害が原因の場合も多いので注意が必要である。

 

仙腸関節障害の診断方法など実技を交えて御指導頂きました!

 

 


「いやしの道(第17号)」のP36〜49に事例を含めて西洋医学的アプローチと東洋医学的アプローチについて掲載されていますので各自熟読して下さい!

 

【座禅】

 

今日も本堂では静寂の中、鐘の音が響き渡り、姿勢、呼吸、心を整えていきました。

また座禅中、住職から全員に警策を頂き、背筋がシャンとして身も心も引き締まりまった感じです!

 

 

その後、住職と一緒に般若心経を唱えました。

 

 

講義終了後、朽名先生へお誕生日サプライズプレゼント!
いつも懇切丁寧な講義を有難うございます。

 

とってもお似合いです!

 

次回は、6月24日に開催される予定です。皆様ぜひご参加下さい!
一緒に勉強しましょう。

文責   堀田弘子

| 東京接心 | 23:48 | - | -
4月東京接心会

4月22日の第四土曜日、定例通り駒込・勝林寺さんにて東京接心会が行われました。

今月も新人さんが四名いらして大所帯になってきました。

 

たぶん「芍薬」の花。お寺は春を迎えて花盛り、大きな甕の水だまりには無数のオタマジャクシが・・・。

 

【実技】

 

最近来られるようになった方を含めて6名の新人さんがいるため

今日は中伝者と新人さんがペアを組んで実技の稽古です。

朽名先生が見回ってフォローをする形で進められました。

教えることも勉強だなっと、難しさを痛感。。

 

 

 

【講義】

 

本日は朽名先生による「瘧疾(おこり)」の講義です。

 

=蠎澄覆こり)は邪気が其の所を去らず故に営衛の流れを止む。

必ず時を以て大熱大寒を為す。

7豕ざき人は毎日起こる。弱き人は一日おき間、或は二日、三日間(おき)に起こる。

づ恵譟大椎、合谷、陽陵泉を、員利鍼にて強く刺すべし。

ド寛颪茲蝓∋偉拍にて少しく血を漏らすに宜し。痞根を深く刺すべし。

瘧疾の鍼是を用いる時は、寒気(さむけ)の起こらぬ半時ばかり前に、先ず熱き粥の湯を

飲ませ、多く衣を覆いて鍼を用ゆ。

尤も、陽陵泉を刺して稲妻の如きものを、四、五度巡らして、是を緩むる時は、

必ず寒さ無くして、熱を為す。則ち癒ゆるなり。是を療治する時には

早からず遅からず寒気来たらぬ前に程よく施すべし。

其の効速やかなり。

 

上記、鍼道発秘講義の条文を朽名先生が解説してくださります。

 已蠎澄廚亮抖い箸蓮▲泪薀螢原虫の感染。昔は実体がわからなかったから「邪気」。

今は「毒」とも言える。

◆Αβ臟大寒を為す は一種の往来寒熱(少陽病の熱型)

ド寛颪茲蝓ΑΔ蓮岾茲麗」と似た刺法。陽気の回復が目的。

瘧疾の治療はタイミングが重要。内に陰気が盛んになると寒気が起きるので、

その一時間前に粥と衣で身体を温めて鍼治療する。

→明治期の治験例(山田業広、業精「井見集附録」)を参考に理解を深めた。

内に向かっていた気を外に引っ張り出し陽気を回復。

 

本日は初学者も多いため、復習も兼ねて時折参加者に朽名先生が質問をする形で講義が

進行しました。

少陽病の熱型は往来寒熱、では、太陽病、陽明病は?

この経穴に刺して何をしようとしているのか?など。

条文を覚えてしまえばいいかもしれないが、病のイメージがわかれば、

自然に手が動く。そこを目指している。

 

講義を進める上で補足としてマラリアについての詳細な説明あり。

マラリアはハマダラ蚊の唾液に含まれるマラリア原虫が人の血を吸う時に

人に感染して起きる病気。赤血球の破壊を繰り返し発熱が起こる。

人→蚊→人の感染経路。

初感染の場合、発熱は必発と言ってよい。

熱帯熱マラリア、四日熱マラリア、三日熱、卵形、など種類があり

潜伏期間がまちまち。

典型例では、潜伏期間の後、悪寒発熱と共に熱発作で発症。

歯の根が合わないほどガタガタ震えていくら毛布をかけても治まらない。

震え開始より数時間で高熱に達し、激しい頭痛や嘔吐の症状が出たりする。

寝巻がびしょびしょになるほど、大汗をかき体温は急速に低下して

気分爽快、治ったかもと感じる。熱発作の間隔は種類により違う。

マラリアを疑わないと風邪やインフルエンザと誤診されることも。

 

少陽病と言えば往来寒熱よりは胸肋苦満が代表的な症状。

そこで胸肋苦満についての説明あり。

胸肋苦満の診られる「外位」の境について、横隔膜もしくは、肝も含めた

肋骨の境など意見あり。(観風先生は後者を支持されています。)

胸郭の下や心下を押して硬いので、それを「胸肋苦満」と間違える人がいる。

そこが冷えていれば内側に水毒などがあり、そのため腹部の筋肉群が攣って

いる状態だから違う。

大事なのは「胸肋苦満」には必ず熱感がある。邪熱がある。

他にもヾ擬圓亮覚症状胸脇部を按圧して抵抗痛を調べる

5肋下を按圧して抵抗痛を調べるし臻漾頚項部の緊張を調べる。

ジ甲間部の背候診Χ始読瑤房蠅鯏てて邪毒の存在を調べる

(「胸脇苦満について」いやしの道6号 安田無観先生より)

などで診断を手助けする。

柴胡証を調べると症状に「頑固な肩背の凝り」が高確率でみられるので

診断の一考に加えられるであろうとのこと。

 

今回も情報量が多く、朽名先生がお話しした内容すべてを、

ここに書き残すことが出来ませんでした。

ですから、興味を持たれた方は接心会にお越しくださいね。

 

 

 

参加者増加!嬉しいことに、広い堂内にギッチリ感があり。

 

【坐禅】

今日は坐禅の未経験者が多く、勝林寺のご住職が坐り方を丁寧にご指導下さりました。

膝の組み方、手の置き方、半眼であること、意識の持ち方、、、

普段なんとなくやっている事を改めて確認する良い機会でした。

本日は特別に参加者全員、警策を体験させていただきました。

そして最後にお経を読んで終了!

いつも遅くまでお付き合い下さるご住職には感謝ばかりです。

 

来月は5/27(土)五時半より東京接心会開催予定です。(会場はたぶん同じく駒込・勝林寺)

ふるってご参加ください。

 

(文責・伊藤)

 

 

 

 

| 東京接心 | 02:15 | - | -
3月 東京接心会

東京接心会
日時:平成29年3月25日PM17:30〜21:30

場所:今回は東京、根津にある七倉会館2階にて開催されました。

 

 

 

 

【実技】
今回もペアになり、お互いに患者役と施術役になり、それぞれの課題に取り組んで行きました。
互いに切磋琢磨し、日々疑問に思っていることを解決していける貴重な時間が過ぎていきます。

 

 

 

 

また1人13分で主訴を問診、診断して治療をしていく通し治療を行いました。
なかなか大変だと…

 

 


【講義】
鍼道八秘講義の『水腫』について解説をして頂きました。
講師:朽名宗観先生。

 

 

/綉い砲銅陲譴觧なり。
△海譴蓮横腹、小腹の辺、両の足に、水引きの鍼を刺して、多く水を漏らすべし。
0燭い鷲寛顱肩井、肩を刺して、小便を通じさすべし。
に堯気海に、毫鍼を以って、補うべし。

 

 

【水腫】
ー他擇梁燭は、外邪の侵入により肺気の宣降作用が失われ、三焦の決瀆の力がなくなり、膀胱の気化が失調しておこる。
虚証は、脾腎の陽虚により、水湿の運化ができなくなって起こる。
横腹の虚するところに補う鍼。実しているところがあれば、浅く多く刺して邪熱を散じる。
小腹は腎を補う。
I衆未房拉実っするが故、脳あるいは自律神経の機能失調するために小便不利となる。
げ湿任凌婬があるため毫鍼で補う。

 

 

よく用いられる漢方処方について解説して頂きました。
浮腫の中で実腫は治しやすく、虚腫は治りにくい。
・実証
防風通聖散:陽明病期の実証。

・中間証
茵陳五苓散:五苓散に茵陳蒿を加えたもの。少陽〜陽明病期の虚実間証
五 苓 散:少陽病期で虚実間証
柴 苓 湯:少陽病期の虚実間証
木坊己湯 :少陽病期の実証

・虚証
六 味 丸:腎虚の代表的方剤。八味地黄丸から桂皮と附子を除く。太陰病期の虚証
五車腎気丸:八味地黄丸に牛膝、車前子を加えた方剤。太陰病期の虚証
当帰芍薬散:補血、駆瘀血剤と利水剤を合わせた内容。太陰病期の虚証
坊己黄耆湯:太陰病期の虚証

 

 

【トリガーポイントと関連痛】いやしの道16号参照
講師:理学療法士でもある山野鵬風先生にいやしの道と結びつけて解説をして頂きました。

 

 


トリガーポイントは東洋の経穴と一致することが多く、まさにツボである。いやしの道での活きたツボにもトリガーポイントが含まれている。
筋肉の中にできた病変で関連痛が出てくる。

 

 

 

各筋の働きや腰痛に関わる筋肉の診断法について解説をして頂きました。
腰部では多裂筋、腸肋筋、腰方形筋、最長筋、腸腰筋、下部腹筋。
臀部では大臀筋、中臀筋、小臀筋、梨状筋の鑑別が重要。

特に多裂筋は有酸素運動をする筋肉で、血流が途絶えるとすぐに萎縮してしまう。一つ一つの椎体を支えて立たせる筋肉なので大変重要である。
多裂筋は胸部では小さいが、腰部L4、L5〜S2まで多裂筋の割合が多くなる。脊際の華蛇穴の深い所に鍼をすると内臓に影響し、多裂筋に当てることができる。
大腰筋は大棗の筋張りに相当している。

各筋肉テストの方法は治療手技になるので、知っておく必要がある。

その他、腸腰筋の鍼の刺入法や各筋肉のストレッチ法、筋肉トレーニング法など実技を交えてレクチャーして頂きました。

これらの事を踏まえた上で腹証と重ね合わせて身体を診ていくのがいやしの道であり、傷寒論を学ぶ意義である!
納得です…

 

 

 

【座禅】
今回は「股割り」のストレッチをしてから座禅を行いました。
普段より足が組みやすく感じました。

 

 

今回も新しく勉強に参加された仲間を迎えました。
一緒に頑張っていきましょう!

 

来月は4月22日(土)に行う予定です。
どうぞご参加ください。
文責   堀田弘子

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