いやしの道協会ブログ

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2月杉山真伝流勉強会

 

   『杉山真伝流』勉強会 第160回 平成31216

           講師 大浦慈観先生

◆◆◆シリーズ:『杉山流三部書』から(19)◆◆◆

今回のテーマ:『療治大概書』(小児門 房蟒僂蓮八津波術・八重霧術

 

現在学んでいる「療治大概書」は杉山和一検校が京都在住の折「砭寿軒」より

この書を譲られ江戸に戻り鍼灸教育の塾を開くにあたりテキストとするため

病名や穴名を漢字に変えて編纂し直したものです。

小児門 (小児科疾患)

乳幼児の病気の判断は今も昔も困難であり、重症なのか軽症なのか予後はどう

なのかと編み出されていた。赤ちゃんには両親の方で何が問題なのか、顔色や

泣き声、咳やくしゃみ、身体の表面に出ている様子をみて判別し、医者に見せる

なりしなければならない。先ずは顔の色で判断している。どの程度妥当性が

あるか全部納得いくかわからないが。

ヾ梁,論帖粉里録牲仂評。夜泣き疳の虫など青筋立て騒いだり、ひきつけ)

⊃澗,論屐紛擦貿気あると赤)gB,浪(消化不良を起こすと血色悪く赤味

なく黄色)で拌,惑髻文撞朶鐚栖気鮖っていると身体も冷えやすく白っぽい)

 タ嫗,蝋(瘀血)のように大雑把に分別し、尚且つ生れつき強いか弱いか

考える。会場の皆様の子供さんがどうであったかの質問には返答なしでしたが、

大浦先生の子供さんは夜泣きぐらいだった。

〇融莊舂筺∩躾販笋─中指熱、これらは傷寒(今はインフルエンザや流行性の

感染症)足は冷えるが呼吸器疾患が起きて胸中熱しすると手は熱し(心包経)

鼻が冷えると瘡や麻疹、耳冷えるは風熱の症(外感病)。

 上記は難しいのですが、昔観察していて診得たのでしょうか。

上熱下冷えは食破る。冷えて食が合わずしていると消化系が不調となる

C忘検⊇右の中指冷えと出物がある。(腫物が出来ていると指が冷たくなる。

血流が悪く冷えて、出てくるのだろうか。)

次は顔色のことが出てくる。赤色は風熱、青色は驚風(ひきつけ、チアノーゼ)

黄色は癇癪(消化系の衰え)白色は虚冷。黒は腎破れ死症。

 

小児3歳からは男の児は左、女の児は右の人指の筋を見る「虎口三関之図」

〇悗虜本の筋を風関といいその筋に出ている時は軽い

二つ目を気関といいその筋に出ている時は重い。

三つ目を命関といいその筋に出ているときは治り難い。

病の進行に従って明らかに見えるのでしょうか。

また色でも診ている。紫色は熱(悪熱。)赤は傷寒。青は驚(チアノーゼ。)

白きは疳。黒きは中悪(急に胸や腹が刺すように痛み、赤ちゃんが死にそうに

顔も爪もどす黒く)。黄は脾胃の病(消化系の病)紋の色で診ようとした。

手の指紋の図は8通うり記載されているがまじないの世界のようだ。

明代の中国の文献から日本に伝わり教科書に載った。しかし皆が信用していたか

というと『杉山真伝流』「中之巻第三」より◆診脉(類経の文章)に小児三歳の

内は診察するにも決まった形もなく「虎口三関之紋」も参考にはするが全く信用

するというわけにはいかない。赤ちゃんの声、顔色、皮膚、動静、泣きかた、

大少便、こもごも比べ合わせて判断しよう。四歳の後は一本の指を経渠、太淵穴に

指をあてて左右手の脉の大・小、浮・沈を診て大雑把にみて判断する参考に。

脈を全面的に信用してはならない。小児科の医師は虎口三関之紋は指の色を診ても

脈は診ていない。手の陽明の浮絡なので臓腑の気を伺うことはできない黄帝内経

にも虎口三関之紋は書いてない。

小児死にそうな時このように診ましょうという。目に表れる赤筋が貫いている、

大泉門が盛り上がる、(脳圧が高い水頭症・髄膜炎になり脳がパンパンに

なっている)。反対に陥没している(例えば栄養失調・水不足、赤ちゃんは

水分代謝が大きいので注意)。爪の甲(瘀血・チアノーゼ)黒。鼻の渇き、気管の

異常しわがれ声、脇腹の青筋を出し消化器の詰まり冷え)、舌をだし(筋力が無く

なっている)、歯をかみ(引き付け)、そらめずかいし、痙攣をおこしたりして泣く

こともできなくなると、危ない状態であるがそこまで面倒を見ないことはない

だろうが、これらのことが死症である。

黒目動かない、(直視したまま目が動かない脳の症状に来ている)ときは夜に死す。

顔青く唇黒きは昼死す(チアノーゼの状態)。泣いて笑わないのは痛み。笑って

泣かないのは驚風(笑っているようだが引きつけている)。あかちゃんは生まれた

ばかりは気血共に不足し、陰陽も整わず、臓腑も充実していない、骨も不完全。

変蒸(成長していく過程のもの(知恵熱)後、生まれて三十二日に一回発熱する。

吐逆があり、お乳を飲まず、汗するが身体の血脈の状態が育ち、整う過程であり、

自然に自分の力で生きていける状態が備わってくる。

治療せず良い。576日(約1年半)で人の形になってくる。

会場から今も赤ちゃんの1歳半検診があるとのことです。小児の病の主原因は胎毒

(母体の熱毒、)乳児のある種の病の発生は母体の熱毒による。妊娠中の食事の

とり方、(甘いもの脂もの辛いものなどや過食、お母さんの生活の不摂生、

怒りや悲しみ、思い込み等の感情の不安、働き過ぎるなどが五臓の脾に影響して

毒が結す。または食に破られる。

別に梅毒のご両親で母子感染して赤ちゃんに移ることも胎毒と言っている。

歩きが遅い髪遅い立つこと遅い、歩き出し遅い言葉が遅い(邪気心にあり)、

歯が遅いと発育のことで気血不足と言っている。子育ては、基本「はいはい」が

大切で基準は個々違い早ければよいとも限らずむずかしい。

子供に鍼をする法則があり霊枢に・・毫鍼で浅く刺し、疾く鍼を発す。

(チョンとするぐらい)日に2回ぐらい。「千金方」には新生児は7日以上満

1歳以下は7壮を過ぎず炷は雀屎大のごとく。(小さめ)。

伝に曰くは後日再び関係するとき掲載したい。

手技は八津波術(斜刺で振るわせつつ刺入)・八重霧術(横刺で地に向け5本刺)

次回は3月16日第三土曜日)です。

市川友理

| 杉山真伝流勉強会 | 21:47 | - | -
1月杉山真伝流勉強会

『杉山真伝流』勉強会 第159回 平成31119

              講師 大浦慈観先生

◆◆◆シリーズ:『杉山流三部書』から(18)◆◆◆

今回のテーマ:『療治大概書』(産前産後)手術は、行啄術・黒雲術

 

現在学んでいる「療治大概書」は杉山和一検校が京都在住の折「砭寿軒」

よりこの書を譲られ江戸に戻り鍼灸教育の塾を開くにあたりテキストと

するため病名や穴名を漢字に変えて編纂し直したものです。

今回は「産前産後」を学びました。

産前は難産にならないように、妊産婦さん―鼎い發里鮖たない、

高い処の物を取らず、J△鯲てない。難産にならない決まり事。

赤ちゃんが、逆産は足を出す。横産は手を出す。挫産は肘を出す。

(別のところでは尻を出すとある)(会場で実際に体験された人は赤ちゃん

がお尻から出てきたとのこと)これらは皆力を出す故なりとある。

(力とは重いものを持ったり怒ったり、また実際逆産は下腹部の冷えにより、

赤ちゃんが寒く居心地悪く頭を上に動かしていってしまうと大浦先生の

説明があつた。従って妊娠中は下腹部を暖めてあげることが大切である。

赤ちゃんが足や手をだしたら当時は、手足に鍼で1、2分の深さに

3つ、4つ刺し塩をその上に塗ると軽々と引き入り、子供は痛いので返り

生まれる。(頭から生まれる)他の文献でも江戸時代はそうしていたようで

あるが。逆産の時は三陰交と至陰の灸が本当に効果がある。大浦先生も9ヶ月

の妊婦さんに最初7壮至陰に灸をしたが全く反応せず、20壮焼き切ったら

動き出したので更に20壮焼き切った。患者さんは島根に戻り病院で検査の

結果、逆子が戻り普通にお産ができた。あきらめず逆子の時は意念をもって

多壮灸を続け、7ヶ月過ぎると帝王切開になることが多いようですが、

是非灸でサポートしたい。

又産後も「フルチ」が滞うり瞑眩等が起きないよう3日も横にしなかった。

昔は大変だったと思った翌日、テレビでベテランの助産婦さんのサポートを

受けお産をする妊婦さんを見た。今も昔も一人一人全く違うドラマが待って

いて本当に命懸けの事柄には変わりなく、私たちの鍼灸が、産前産後もっと

利用して行けたら良いがと思います。産後は子育てが忙しく大事にして

いない人が多いです。今丁度、2回の帝王切開で出産してから巡りが悪く

全然違う自分になってしまって辛いと来院した女性がいます。

出産は病気でないとよく聞きますが、産前産後の鍼灸は大切です。

手技の練習は「行啄手術」「黒雲の手術」

2件とも少し深めに問題あるを治す。

 

次回は2月16日(毎月第3土曜日です。案内覧はまもなく訂正されます)

市川友理

 

| 杉山真伝流勉強会 | 00:54 | - | -
12月杉山真伝流勉強会

『杉山真伝流』勉強会 第157回 平成301215日(第3土曜日)

              講師 大浦慈観先生

◆◆◆シリーズ:『杉山流三部書』から(16)◆◆◆

今回のテーマ:『療治大概書』(婦人門月水)手術は、糠鍼術・敃摧術

現在学んでいる「療治大概書」は杉山和一検校が京都在住の折「砭寿軒」

よりこの書を譲られ江戸に戻り鍼灸教育の塾を開くにあたりテキストと

するため病名や穴名を漢字に変えて編纂し直したものです。31期も引き

続き「療治大概書」を学びます。

婦人門月水

女子は14歳で月経が始まり、男子は16歳で精子を射精するようになる。

男女も陰陽和合して生ずる。生理が生じ整っていたら万病を生ずること

はない。万病が生ぜずして陰陽和合したら子を宿すことができる。

(女性は生理が始まるとホルモンが働き始めて定期的に下腹部が充実し

てくると余分な血を出し代謝が盛んに行われて下腹部が充実している

ことが普通。)女性の病の多くは血虚が関係しているのではないか。

気が虚すとホルモンの働きもなくなり定期的に生理もなくなり無月経にな

ることもある。どういう病気が考えられるかというと〃邨个早く来るは

血減って熱(?)がある月経が遅く痛みがあるは血が減って冷えている。

N未多いの未少ない。ぢ世辰討海覆なる。グ譽月に2,3回来る。

これらは皆月経が整っていない。ν茲修Δ把砲爐箸血が実して、気が

とどこうる来た後痛むは気も血も虚している状態┐靴个蕕来ていなく

腹の横原に塊があるのは出るべく血が結ぼれ、(腹内の痞塊をさし腫れたり

痛んだりする。)癥瘕となる。(ちょう)癥瘀血の塊で固定して移動なし。

(か)は集まったり散ったりいっていの場所にないものガスをいう

ちょうかは腹の癪積なり。崩洩は血が多く出る病(不正出血)帯下とは

少しずつダラダラ出る(子宮内の何かの感染によるおりものと、少しずつず

ーと出血するものと2種類ある。

こどもが出来ないは、気血(冷えて巡り悪い)共に虚している。現在は

半分ぐらい男性に問題ありといわれている。文明病。太った人は痰

(コレステロール)多く贅肉が子宮を塞ぐ。痩せた人は血虚であるが火多く

子宮が乾いて血なし。(ラジエターの水なしでオーバーヒート状態)

月経の早い遅いは血虚をベースにして熱がある時早まる、冷えが強いとき遅

くなる。痛む。経行の時怒り過ぎると止まってしまう。月経中風邪ひくと夜

うわごとを言うようになったり内攻して肝臓から子宮や卵巣に熱がはいって

しまう。

会場からはご自分の患者さんの、生理の止まって2年間の患者さんの治療と

問題点や生理が毎月あるものと知らなかったという24歳の無月経の患者さん

治療等ありましたが、食事やホルモン剤の乱用がきになった。

治療は血が結ぼれたようなときは下腹部に鍼灸をして下肢に引く。合谷・

三陰交をよく使っている。他「杉山真伝流」中之巻第二より73、経閉無子

 74、赤白帯下の治療法や「中之巻第三」より(治験例22・血積)

(治験例30月水下ること甚だしくて

卒倒)など治このなかにも、生理の時怒りが過ぎると生理が止まる、

風邪を引かない、太り過ぎない。

子を授かるにも代々話伝えたことも今は希薄になっているようにおもえる。

現在杉山真伝流の手技を教えていただいた後は約1時間は実技にしています。

次回は新年1月19日(第3土曜日)

市川友理

| 杉山真伝流勉強会 | 23:41 | - | -
10月杉山真伝流勉強会

『杉山真伝流』勉強会 第156回 平成301020

              講師 大浦慈観先生

◆◆◆シリーズ:『杉山流三部書』から(15)◆◆◆

今回のテーマ:『療治大概書』(諸虫門・口中門)

『二十一手術』より(筋血術・勇鍼術)

現在学んでいる「療治大概書」は杉山和一検校が京都在住の折「砭寿軒」よりこの書を

譲られ江戸に戻り鍼灸教育の塾を開くにあたりテキストとするため病名や穴名を漢字に

変えて編纂し直したものです。31期も引き続き「療治大概書」を学びます。

本日のテーマは虫の話と口の中の病です。

諸虫は胃や腸の湿熱に生ずる。「外台秘要方」には(唐代中期)虫に九色(九種類)

あり人の臓腑を食うとある。今の人は全く見たことも聞いたこともない虫の世界ですが、

大浦先生は横田観風先生の助手当時、患者さんのお腹の塊を治療された横田先生に翌日

たくさんの回虫が下ったと患者さんから報告があったとのこと。

”虫(王様のよう)だけでどんな虫かわかりません。長さ四寸 「諸病源候論」では

四分 どの本をもとにして訳しているか?蚘虫(かいちゅう)長さ一尺程。(?)

長虫ともいう。蚘虫(かいちゅう)が人体に寄生して発症する。別に心中病とか蛟蛕

(こうかい)ともいう。生冷甘肥あぶら、不潔な野菜や果物を雑食しておきる。回虫が

十二指腸から胆管に入ると胆道蛔虫症と言って黄疸を起こす。「外台」には蚘虫が心を

貫けば人を殺すとある。大浦先生が中国に行っていたときは病院内でこの病の会話が

されていたとのことと教科書にも掲載されていたとか。蛔虫が癪となって動いて腹痛が

起きる。G鮹(寸白ともいう)(サナダ虫のこと)長さ四五尺(原文は長さ1寸に

して色白く、形小偏。人の精気を損し、腰脚疼へなへなとなる。この虫が生長なるとき人

を死なせる。多くは感染した牛肉や豚肉を生で食し感染する。症状は腹痛・復脹・泄瀉・

白色節片を瀉出する。) 東京医科歯科大学名誉教授の藤田紘一郎先生は過去サナダ虫を

お腹に飼っていたとかおっしゃっていたことを思い出しました。て虫ただれた杏の様

デ拊蚕のようΠ瀉、蛙のようЪ綯遏うりざねのよう、別にはウリのへたとか中子

ともある。人を多睡(眠らせる)させる╂崔生肉のよう。腸鳴る蟯虫これは腎虫病

ともいう。小児に多く夜間肛門が痒く睡眠に影響する。心にまで行ってしまう虫もいる。

糸のような虫と言うが時には人を死なせることもある。

具体的に虫をどう下したらよいか穴が書いてありますがすべてお腹の穴を言っている。

(章門、不溶、中脘、天突胸につかえている時下ろす、巨闕心窩部の使えに神闕に灸、

大横大腸狙い、大赫キン腫れるによい上行結腸、横行結腸、下降結腸に心窩部の詰まりに。

江戸時代の鍼灸重宝記をみると虫は下におろすべきだという考えに足の穴が書かれている。

口中門 脾胃の司るところ唇も同じ。々≡には天突、委中、合谷、少商8血取る)

風邪が勝時は唇が神経に侵されてように震え動く。冷えが勝るときは唇がめくれる。

熱があるとき唇は裂けてしまう。気鬱するときの鬱はうつ病の鬱ではないが脾の方に邪熱

と気が治りきらず瘡が(できもの)生ずる。邪熱だけでなく水毒、瘀血も関連して腫れて

ただれてくる。それでは、舌は心の司るところなり。(心の萎えと言われる)何故心と

関係するか。舌は毛細血管が豊富で血流導体とすぐに現れるところで胸に熱気が籠り内熱

があると場合には「いちご舌」のように舌の乳頭が赤くなる。

心臓病を患っている人は循環が悪くなりうっ血して舌の色が青紫色になる。

これが風寒に中るときは言語不利になる。重舌(小舌)心脾に湿熱があり風邪に感染して

邪気が経に沿って上昇して、舌に結し舌下の血脈が腫れあがり小さい舌の様になり紅や紫色

になり蓮花のようになる。症状は潮熱(夕方熱が出る)頭痛項強し嚥下困難、言語の不明

よだれを流す。長引くと潰瘍がつぶれて腐乱する。中国では三稜鍼で金津・玉液の2穴

出血させて治している。日本では江戸時代咽の治療に長い三陵鍼で喉をつく治療があった。

(扁桃腺の腫れ)の治療江戸時代の尾台榕堂さんは得意としていた。

歯は骨の余り腎の司るところ也。精気が強いときは健固。衰えると歯は虫歯になったり

抜けたり折れたりして透く。昔子沢山のお母さんの歯がボロボロだった。

腎が骨と関係あるとは?経験的に東洋医学では腎は骨を司るというが、

骨ってなぜで硬くなる?]大浦先生が読まれて本からなるほどと思うところを説明を

してくれた。骨のところのコラーゲン繊維の中にカルシウムとリンを過度に飽和状態に

させることで結晶を生じる。これらの結晶が骨にその硬さと非圧縮性をあたえることで

骨として沈着してくる。この結晶はビタミンD、カルシウム、リン、腎臓からでる

コルチゾールの濃度により、溶液から骨が結晶化したり骨が溶解したりする。カルシウム

やリンの濃度をコントロールしているのが腎臓である。腎臓から出てくるホルモンなどを

コントロールしている。骨と腎は同じエネルギーを共有している]といことがはっきり

認識できましたね。

歯痛は(歯茎の痛み)胃の腑が盛んな時。虫食い痛むときは大腸胃腑の中に湿熱がある

とき。昔は歯磨きがなかったので口の中の病は多かった。

咽が腫れて痛むときは瘡を生じ咽がはれて喋れないときは熱痰火なり虫食い痛むときは

大腸胃腑の中に湿熱があるとき。喉がふさがり(細菌やウイルス感染で)話しにくい

ときは風熱痰火也。治せないと死すとあるが、食べられなくなると漢方薬も飲めず死ぬ

ことになるので。

治療穴 

痺には天突、委中、合谷、少商 喉痛 天突、耳門、8熱 頬車そ点紂‥畦

セ、両頬痛 人中、合谷上の歯痛 頬車、合谷、大迎Р爾了痛  頬車、陽谿

虫食い歯  頬車、列缺、犢鼻、耳の根(翳風)

今日の真伝流の手技は『二十一手術』より(筋血術・勇鍼術)

筋血術 抜鍼後鍼痕をたたいて邪を抜いて楽にする。

雲井術 鍼先を5から9ミリ円に回しながら刺入中間層は直に刺入目的部位近くまで鍼尖

を進め残り5ミリは0,5ミリほど進めたら2本の管先で叩く。筋の麻痺や攣れに。

次回は11月17日

 (市川友理)

| 杉山真伝流勉強会 | 17:30 | - | -
9月杉山真伝流勉強会

『杉山真伝流』勉強会 第155回 平成30年9月22

              講師 大浦慈観先生

◆◆◆シリーズ:『杉山流三部書』から(14)◆◆◆

今回のテーマ:『療治大概書』(喘急・翻胃)

『二十一手術』より(塊催術・勇鍼術)

現在学んでいる「療治大概書」は杉山和一検校が京都在住の折

「砭寿軒」よりこの書を譲られ江戸に戻り鍼灸教育の塾を開くに

あたりテキストとするため病名や穴名を漢字に変えて編纂し直し

たものです。31期も引き続き「療治大概書」を学びます。

お知らせ 1010日NHKBSプレミアム水曜日夜8時の

「偉人たちの健康診断」という番組に五代将軍綱吉の健康に治療

をした杉山和一の鍼をする手と道具だけですが大浦慈観先生が撮影

に収録されましたご覧ください。杉山和一をテレビで取り上げて

くださり喜んでいます。綱吉に関しては、生類憐みの令の犬公方と

かお犬さまといわれそこばかり印象に残っていますが、江戸前期

は関ケ原の影響が残り辻斬りがあり喧嘩が多く乱れていましたが、

文化政策も取り入れ人道主義的な立場でいろいろな政策があり世の

中の乱暴さもなくなり文化発展が大きく広がり栄えて行きました。

喘急

大浦先生の患者さんの例があった。元来喘息もちの患者さん尿量少

なく、夏でも汗をかきにくい、エアコンを嫌い掛けずに熱中症に

なった。体内に水分がたまってしまう。発作が起きやすくなる。

汗を掛けるように肩甲幹部に散鍼をして汗を出す。お腹には胃内

停水があり水毒が上って行って痰になり、発作の前兆である。

心窩部や季肋部が硬くなるので和らげお灸をして、胃や臍回りを

温め水毒をさばけるようにする。気管の炎症部位は胸部の散鍼、

天突から邪を抜き取り背部から胸中の邪熱を抜く。喘息になる時は、

季節の変わり目や冷え・精神的ストレス・気圧の変化などで発症

する。会場に喘息の方がいました。今年は気温が高く急に9月は冷え

て台風も多く身体で気象状況を周りに知らせるほど。また別の人は

柴朴湯で治した。 風邪は葛根湯で治すが、それが治しきれず長引

いて中に熱がこもった時、小柴胡湯で胸中の熱を取る。精神科の

先生も柴胡朴湯を使う。精神疾患の患者さんで表面はひんやりして

いても胸に熱がこもっている場合があり、柴胡系で胸中を楽に

させている朴は詰まりを取る。梅核気に使う。天突、合谷、

(喉の気を引く)三里(消化系を元気にまた上逆を引き下ろす)

章門(お腹に向けて消化系統を助けている)巨闕(心窩部・季肋部

方さを緩めている)上脘、中脘は単純に刺すのでなく刺鍼転向を

しながらお腹の広い範囲を緩める。養生的に三里や腹部のお灸も

したい。

杉山真伝流の中之巻第三(治験例4、喘急)長期にあちこちの医者

の治療を受けたが治らず呼吸の急迫がひどく一旦は断ったが、本人

の強い希望の為治療を引き受けた40代の患者さんの例である。

”池・風府より肩、背糠鍼を(急迫がとまる)手の十指間に

久捻(気に巡り良く)足の十指間にも久捻(血の巡りよく)五指の

井穴から血を取る。足も同じ。⇒眛浮腫平常喘急癒え上気せず。

その日は百会から少し血を取る。陽経の三里に大熱の補陰経の

復溜に小熱の補と交信に海火の補。L斉行き診ると上逆益々癒え、

食事益々よく、気分は平生。ぃ検9日後四華穴14壮、肺兪、い譆

魄戸も同じ養生に左記穴に7日間お灸し大いに効果あり。

“作が起きている時◆〕遒礎紊い浸M楡犬了の灸の方法と

段階の治療が解る。そのほか真伝流臨床指南の(治験例7小児喘息

参照してください。命門に7壮7日間と臍中に7壮7日間のお灸で

治療して治している例です。翻胃(膈の事)消化不良で吐く病

吞酸 すっぱい水が胃から喉元まで上がり再び下がる。ストレスで

胃を犯す。膈噎 呑みこむ時咽がふさがる感じ。胃癌、食道癌、

食道狭窄、食道痙攣治療は^瀋欧瞭きをよくする。詰まりをとる。

中脘から邪熱をとる。三里は気を下げる食べた物を下げる。それで

だめなら天突を使う。端座流では天突から長鍼をしていた。今のよう

に薬や捕食できない昔は食べられないことは死であるとだったので

何とか食べられるように考えられた。太白、肺兪の穴をつかっている。

「二十一術」より

塊催術(3)硬結を催くことを目的とした術である。

勇鍼術(4)浅い部位から深い部位まで幅広い層にわたって

邪熱、瘀血、水毒とともに気の結ぼれがあった場合に浅層、

中間層、深層へと刺鍼転向し大きめな雀啄を施す術。

次回は10月20日です。

(市川友理)

| 杉山真伝流勉強会 | 20:39 | - | -
8月杉山真伝流勉強会

              講師 大浦慈観先生

◆◆◆シリーズ:『杉山流三部書』から(1 )◆◆◆

今回のテーマ:『療治大概書』(遺精・上気・腹痛)

『二十一手術』より(八重柴術・八雲術)

現在学んでいる「療治大概書」は杉山和一検校が京都在住の折

「砭寿軒」よりこの書を譲られ江戸に戻り鍼灸教育の塾を開く

にあたりテキストとするため病名や穴名を漢字に変えて編纂し

直したものです。31期も引き続き「療治大概書」を学びます。

      次回は922日第4土曜日

遺精 精液が洩れることをいい、原因も含めていろいろな要素

が絡み何種類かの呼び方もある。変なことを想像して遺精する

ことを夢精と言い、日中洩れるものを滑精と言い締まりがなく

なっている時に起こる。原因は

/瓦反佞交流しない。心は胸の中、腎は下腹にあり精神症状

とも関係があり、頭暈(頭くらくら)や心悸(どきどき)・

神経疲労(ストレス)を起こし妄想をして訳の分からないこと

を考えてしまうが、腎が力なくそれを抑えることができない。

高齢で精神的に落ちこみ栄養が十分にとれなく不足すると、

お腹に力が入らず腰が曲がり悪いことばかり思い不安定になり

身体の陰陽のバランスが崩れてしまい起きる。虚証のひとつの

タイプ。∩蟆俤盛は活発になってしまう。相火は生命からで

たアクセルのようなもので腎水はブレーキのようなものである

腎陽、生命を保とうとするものだけが独り歩きして腎水が不足

で陰茎が勃起しやすく、口渇き舌赤く頭がくらくらしめまい

起こし耳鳴り、腰のだるさ 相火が盛んに燃え上がる、

(活発になる)気が狂うこともある。(動物で繁殖専門の動物

の短命の一歩手前のはなし。)

腎気不固は固まらず緩んでしまう。年齢を増した人の腎虚が

ひどくなった状態。精液洩れやすく、顔色白く神経疲労、頭が

ぐらぐらして腰がだるい脈は沈弱の虚寒の症状である。大浦

先生の病院勤務の時の高齢者のおじいちゃんのおむつに尿に

精液の洩れをみた話がありましたがコントロールが取れなく

なった時の様子である。ぜ焦が下にそそぐは口が苦く

(胃液が上がってくる。)小便は赤く舌の苔は黄色くねばねば

している。脾胃の症状「邪気陰分にありは」外邪でなく

ストレスのようなものと。陽はエネルギー陰は血液や津液の

液体的なものと、陽は頭部や体表面、陰分はお腹中の中の深い

ところを言っている。腎と関係があることは想像できる単純に

腎虚ということでなくいろいろな要素が絡んできている。魂は

(魄は感覚的なもの)血液と関係あり血液が不足すると正常な

働きが出来なくなり夢遊病者のような動きをする。

腎兪、気海 虚寒の下腹に気が充実できるように灸も含めて。

大浦先生の対応は患者さんは自分で病状は言ってこないが状態

が分かると鍼と灸で下腹の虚寒を除き充実させる手技をして

治療をしている。上気 下半身が冷えると気があがる。気が

痞える3か所は/眼殄堯胸の中で痞える苦しくなる。

9△ら頭へいき頭がくらくらする。足三里、三陰交、百会、

風市(虚寒で引き攣れているものをゆるめる)

気がのぼせている時足三里はすぐ気が下がる。下半身の冷え

に対して三陰交補の鍼やお灸。気を散ずる、頭がうっ血して

ぶかぶかしているので血を取る大浦先生の案はもう少し手っ取

り早く気海や関元にお灸をしたら良い

では冷えの強いときは手に引いてからする。

腹痛

^澆鮹羶瓦箸靴疹緤部の痛み上脘・中脘・梁門・巨闕 

⊂腸を中心としたお臍回りに天枢 2縞部の痛みに石門。

オーソドックスな穴を使っている。腹痛の原因を鑑別すること

が一番大切である。それに伴い例えば中脘を刺すときどういう

目的で改善を計るか考えて工夫をすることが大切である。

原因には…砲澆増すことも、劣ることもないは冷えであり。

ずっと痛いものは冷え。△砲錣にいたみ、にわかに止むは熱

である(炎症のもの)。D砲鵑撚爾蝓下った後痛みが減じる

ものは食積。便が通じたり、吐くものが吐いたら良くなるもの

をいう。つ砲爐箸海蹐替わらず一所が痛むは死血。瘀血の

うっ滞があり痛む。ゾ便が通じず痛むは湿痰」なり。

腸から水分吸収が出来ていない。腸の働きが悪いというより

寒癪(冷えた塊の為)κ筋が引き攣れ脇の下鳴るは痰なり。

脇腹が攣れて痛む。腹痛み、或は止み、面が白く、唇赤いは

虫なり。┐腹を押さえて痛み止まるものは虚、張って硬い

ものは実。腹痛治療の経験を聞く。実痛の時はお腹に鍼はし

ない。腸閉塞の時足三里蠕動運動が始まり痛みが増幅するの

で危険。腹痛している背部の硬いところ(私は痞根で3人の

経験があります。 ̄悗播櫃譴討い紳臘欧んの手術間もない人。

胆炎の七転八倒の人救急車を依頼しても聞き入れてくれ

なかったので往診。9痛だと二つ折れで来院、大量の宿便

の為に腸閉塞の患者さん)1本一定の深さまで素早く刺入。

硬い痞根を緩めた。激しい手技は使った記憶はないが、

無心に気を集中してゆるめった。短時間でパタッと閉塞が開

いて起き上がるので周りの人が驚く。

次回は922日第4土曜日

(市川友理)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

| 杉山真伝流勉強会 | 00:10 | - | -
7杉山真伝流勉強会

『杉山真伝流』勉強会 第153回 平成30年7月21

              講師 大浦慈観先生

◆◆◆シリーズ:『杉山流三部書』から(12 )◆◆◆

今回のテーマ:『療治大概書』(下血・脱肛・遺尿)

『十四管術』より(随肉管術・弟管術)

現在学んでいる「療治大概書」は杉山和一検校が京都在住の折

「砭寿軒」よりこの書を譲られ江戸に戻り鍼灸教育の塾を開く

にあたりテキストとするため病名や穴名を漢字に変えて編纂

し直したものです。31期も引き続き「療治大概書」を学びます。

下血

’喨悗了、先に多く鮮血を下血することを近血と言い、直腸

や肛門に近い部位で大腸の熱毒により、多くは痔疾や直腸の病変

である排便の後に暗黒色の下血することを遠血という。臓毒の

下血とありますので上部消化器官の出血にみられる。気海・脾兪・

百会・腎兪・関元 の穴を使用。氷を使い冷える形でアルコール

を飲んでいると痔になってしまう。お酒を飲まない人でも腸を

冷やすと同様である。肝臓には負荷がかかり胃腸は冷えお腹の

血液は冷たく腸はだらり下がり本来静脈血は門脈に集まり肝臓

を通過して心臓に戻っていくのですが、力ない腸は下にたれ

門脈血は圧力なく上に行かない。肝臓は酷使され硬くなり心臓

に戻りにくく、肛門の方に冷たい悪い血液がたまってしまう。

肛門の周りの組織も新陳代謝されていなく亀裂や瘀血の為、

痔やいぼ痔などになりやすい。鍼灸と共に生活習慣を正すこと

が大切である。治療は気海や関元に補法でまたお灸も加え

お腹中内部の血流をよくする。脾兪や腎兪は補法として内臓に

気が通うりお腹中に響くようにする。会場の臨床家の先生より

女性の下血を問うと百会は産後下血が続くとき冷えやお腹の

状態で刺絡よりお灸に効果がある。お灸の壮数は小さめから

灸を通うし患者さんが気持ち良いというまでするとのことで

3、5、7のイメージで多壮となるとのこと。

内臓下垂している場合百会は内臓を引き上げる作用がある。

杉山真伝流「中之巻代三」には百会より三陵鍼で少し多く血を

出せばたちどころに下血は止むとある。胃のように上部からの

出血の治療は「三要集」に曰くと紹介されている中脘に円鍼、

気海に内温(基本の18術の13に温鍼術)とあるように鍼を

巡らせながら胃に近いところまで円鍼する。補法であるが回し

ながら入れて行って胃に近つくに従い邪熱が出てくるので瀉法

的に邪気を回しながら抜く。また温鍼は精気が穀気を留めて

(補法なので気血を集めておいて)邪気独り出るの意。抜く際

の押手の前、後ろ、左右と押して引き退く。

脱肛・下血の時と同じ冷えからで直腸あるいは直腸粘膜が

肛門外に脱出する病証。虚弱な小児や老人にみられる。内臓下垂

の人。大浦先生の患者さんの脱肛のいろいろの程度の病証を聞き

ました。完全に締まりがなくなってしまうと難しい場合もあると

感じました。懸枢(督脈)説明の時、胆経の懸鍾と勘違いされ

ましたので理解できない申しましたが懸枢(督脈)ですので

納得ですね。・中脘・百会を使用。杉山真伝流「中之巻第二」

では百会、気海、大腸兪、小腸兪、長強(痛く刺すに佳)は強く

響くように。灸法でとる穴は大体お腹中側の「上脘穴」あたりに

15壮。背中側の「命門穴」に灸30壮。命門穴の使い方はお臍の

神闕とセットで使うことが多い。虚弱体質改善である。

遺尿 小便が知らないうちにもれる。寝小便のこと。下焦の元気

が不足して腎と膀胱虚して冷えることによる。腎気、下焦の気

が実すると治る。気海、関元、腎兪、神闕 大敦、水分、命門。

大浦先生が面白いと気がつかれた/緤―気海のペアで下焦の冷え

てさばけない水分の吸収を良くして浮腫みや水毒をさばくために

使っている。⊃戦蹐般震腓離撻△濃箸辰討い襦F眤ゝ弱の人に。

4惴機戎孅舛離撻◆腎気の不足下焦の元気の不足といっている

ので腎気を補う意味で使ではたくさんの補法が使用されている。

入江流からきている8度の補の説明がありました。

 

端座流の読み下しと「十四管術」より随肉管術・弟管術

 

次回は8月18日です。

(市川友理)

   重要なお知らせ

   9月の真伝流の勉強会は

   第4土曜日9月22日に

 

 

| 杉山真伝流勉強会 | 02:50 | - | -
6月杉山真伝流勉強会

『杉山真伝流』勉強会 第152回 平成30616

              講師 大浦慈観先生

◆◆◆シリーズ:『杉山流三部書』から(11 )◆◆◆

今回のテーマ:『療治大概書』(自汗・癲癇・吐血)

『十四管術』より(通谷管・爻ショ管)

現在学んでいる「療治大概書」は杉山和一検校が京都在住の折「砭寿軒」よりこの書を

譲られ江戸に戻り鍼灸教育の塾を開くにあたりテキストとするため病名や穴名を漢字に

変えて編纂し直したものです。31期も引き続き「療治大概書」を学びます。

           重要なお知らせ

  9月の真伝流の勉強会は第4土曜日9月22日になります。

自汗は何もせずにダラダラと汗がでること。盗汗は寝汗のこと。汗の5液は、汗―心 

涙―肝 鼻水―肺 涎―脾  唾―腎 。心の液は汗。何故汗かくかというと心熱する

とき汗をかく(胸の中の熱)胸中に熱があると背中や頭、頸あたりにも汗がでる。自汗

とは陽虚に属すとあるが、陽気は身体を温める気であり、陽虚とは身体を温める気が

不足している寒がりの人をいう。また陽は体表面という意味合いがあり(衛気)ここでは

体表面の腠理のことを言っている。腠理が開きっぱなしでだらだらと汗が出てしまう。

汗線の機能が低下している。

盗汗は(寝汗のこと)身体を冷やして滋養する津液の意味で「体をさます気」陰虚に属す。

陽の体表面に対して陰は臓腑のことを言っている。体の中の津液が不足すると熱気を冷ま

すことができない。(胃腸が弱いので水分吸収が出来ない為)脾腎の働きが低下すると

上部の方ばかり熱くなる。水分吸収が出来なく粘膜や皮膚がカサカサし、舌も赤い。

…撤嬋埖 ∝腎の虚 (脾腎の機能低下)

何故寝ていて汗になるか?昼間動いている時は巡るが、夜間寝てじっとしていると巡らず

淀み、滞り、下は冷え上が熱くなって汗となる。実証タイプは身体全体で汗をかく。

虚証が強くなると胸や頸から上に片寄り局所に偏る。陽虚の人の治療を会場より聞く。

早寝・太陽を浴びる日向ぼっこをする・乾布まさつ・温冷浴・腠理を鍛える

痩せている人でいつもしっとり水っぽい人もいる。常に調子が悪く弱い。汗腺の締まり悪く

筋肉つっぱり痛みが出る。風に当たると不調になるので、肝兪、腎兪、章門(別本)に治療

をして水分代謝を良くする。盗汗は脾腎の虚があるので中脘(脾を立て治し水分吸収を促す

更年期のホットフラッシュはホルモン系のものである。

癲癇 屈地(くつち)かきのこと。急に地面に倒れる。癲 は心の血液不足が脳に良い血が

巡らず失調を起こす。状態は急に高揚して騒ぎ倒れたりする(躁状態)。脳の一部に傷ある

精神的に興奮したり、ストレスがかかり疲れたりすると脳波の異常が起きて発作的に倒

れる興奮しやすいので日常生活に注意したい。

精神疾患者の治療  鳩尾、人中、間使、肝兪、上察天突

陽癇・遺伝以外に問題点があるか、風邪の邪が入り発しているものは内は六腑、外は

皮膚脈は浮で治りやすい。陰癇・ストレスやショックを受けた時や体力消耗をしたとき、

体内の邪気が突き上げると脈は沈で内は五臓・骨髄にあり治りにくい。

治療“作起きている時、頭部の邪気を散ずる。熱気を瀉す気付けに人中に鍼 23嵋

詰まりを取る。ぜ蠡に強く引く。頭だけを考えず臓腑を整える(中脘・気海・関元)

ヰ堯肩を緩め遠くに引く。(肝兪、腎兪)精神疾患 大椎、心中、筋縮 灸も効果あり。

吐血 積熱(内臓に積もった邪熱)

^澆箚痢憤瀋掾腓箚隆發覆鼻法´肺や気管(喀血)治療には臓腑を整える。

端座流

々の痛みの鍼、咳気喘息唾悪しきに胸の痛みに用ゆる針C翩、頭風、首痛み首寝違がえり。

「十四管術」より通谷管術、(振動を鍼下に伝える)爻ショ管術(和かな刺激でより深く広く

強張りを緩められる。)

次回は7月21日です。梅雨らしくない猛暑の折、水分補給に気を付けましょう。

(市川友理)

| 杉山真伝流勉強会 | 09:36 | - | -
5月杉山真伝流勉強会

『杉山真伝流』勉強会 第151回 平成30519

              講師 大浦慈観先生

◆◆◆シリーズ:『杉山流三部書』から(10)◆◆◆

今回のテーマ:『療治大概書』(水腫・脹満・積聚)

『十四管術』より(内調管・遠覚管)

現在学んでいる「療治大概書」は杉山和一検校が京都在住の折「砭寿軒」よりこの書を

譲られ江戸に戻り鍼灸教育の塾を開くにあたりテキストとするため病名や穴名を漢字に

変えて編纂し直したものです。31期も引き続き「療治大概書」を学びます。

30616日より第31期開講 指導:大浦慈観先生

◆日時:毎月第3土曜日。PM5:00800

◆場所:(上野)七倉会館2階 (台東区池之端2547 七倉神社境内)

    地下鉄千代田線・根津駅南口下車、徒歩2分。

    JR上野駅・公園口下車、徒歩15分。

◆会費:3000円(但し、5回前納の場合は10000円)

◆主催:日本古医道研究所/主催:いやしの道協会

水腫 総身腫れての書き出しは全身に及んでいる水腫をいっているので時として重篤な

内臓からきている浮腫もあり、心性、腎性、肝性水腫(肝硬変がひどくなると)や栄養

不良の水腫などの疾患を含んでいる。実証の多くは外邪の侵入により肺が不調で汗を

かいて水分を巡らせられず、三焦の決続力がなくなり膀胱の気化が失調しておこる。

従って停滞している水を通利させ、入り込んだ風邪をどこかに散らせてしまう。肺の機能

を元気付ける。虚証は脾腎の陽虚(冷えてしまっている)により水湿を運化出来なくなって

いる腎を温め、脾を健やかに陽気を巡らす。ここでは慢性的な虚証の、脾腎の虚を考えた

方が良い。重篤な患者さんは治療院にはあまり来ませんが、このような患者さんは来ます。

心性浮腫の人です。心臓の機能が低下しているので左の肩甲骨周辺は異様に張っているので

緩め、基本的には心の働きを助けるため季肋部も緩めたり、手足の浮腫も出てくると多くは

膝の屈伸が出来なくなったりするので日常生活がしやすいようにしてやる。但し気を付ける

ことは、急に浮腫みを体幹部に押しあげない。心臓に負荷がかかり危険なこともあるので

注意が必要。肝硬変で昔は水を抜いたが極端に弱る。お腹がパンパンに張り邪熱に苦しんで

いるので、横隔膜や頸肩など接触鍼で楽にしてやるか、糸状灸をしても良い。また以上の

ようなことでなく、もっと体調不良からの脾腎の虚と言っても良いが水腫が出てきている

ことを考えると療治大概書では脾虚と書いている。脾が虚し水を運ぶことが出来なく、

皮膚の方に溢れてきて洩れて腫れる。中心的には脾と尿で出す腎の二つを助けると良く

なる。冬冷えると浮腫みが気になる。温める工夫をして解消する。大事なことは腎とか腰

ばかり考えないでお腹中の治療である。腸で水分を吸収始めると急に巡りだす。水分穴・

気海を使うと良い。本では水分・気海・百会・上脘・三陰交・足三里

穴の使い方で百会の使い方にどんな作用があるか、どんなタイミングで使うか、会場からは

知熱灸をよく使う。水の動きの失敗が無いように足の方からスタートさせ水分穴へそれから

腰を使う。またリンパの腫れや帝王切開の人への治療の仕方の質問があった。

脹満基本的にはガスのことを言っている。実満とは食べた物や便や瘀血など中身が物とし

いっぱい詰まっている状態をいう。虚満は押すと力なくぼよぼよしてガスが張っているよう

な状態なので腹脹と同じである。腹脹とか腹満蠕動運動が弱りあちこちでガスが張っている。

気海、足三里、三陰交、上脘、中脘 ガスが張っている状態で穴を使う。

ガスは「げっぷ」で出すか、「おなら」で出すかであるが浅めにやればよい。腸管内に

たまっているようなのは消化管の筋緊張があるので腹直筋ならそのガスの張っている

ところに突っ張りがでるので鍼をしてお灸をする。 

消化管の外にガスがある人もいる。消化管が弱ると張ったままで「げっぷ」や「おなら」

で出せずそのまま残ると体液に溶け込み、消化管の外側に行き腹腔内に風船のように張り

横隔膜を突き上げるように膨らむガスは動きだすと良い。お腹の張っている人は脊柱

起立筋も張っているので膈兪、肝兪あたりを緩めると噴門部も緩みガスが動く。逆流性

食道炎の人も大体胃下垂で噴門部の締まりがなくじりじりとしていてガスが張る人が

いる心窩部の邪熱を抜き少し深めに鍼をして膈兪肝兪も緩める。会場より2000年

腹腔内遊離ガス「気腹症」として消化管外にあるガスのことが証明されている。

積聚 五積定まるところあり(塊がある)六聚は定まるところも形もない(ガス)

陰は物 陽は発散して散らばるもの(陽の男はふわふわしていてよい?男性は浮気して

ふわふわしていくもの)会場の女性から一声にブーイング。(大笑い)撤回します。

でまた大笑。難経56難は臍を中心にして書かれている。

脾気の積は胃を中心に考えている。心積の伏梁は臍の上の横隔膜下が詰まっている。

肝臓の悪い人は右横隔膜下に積が硬くなり出たり少し調子が良いとま引っ込んだりする。

下降結腸からS状結腸に(鼠径部)瘀血の塊 これが足の内転筋の方まで攣り痛ませて

股関節痛まで起こしている。更年期以降起きてくることが多いので肝という見方もある。

脾の積は胃痙攣をおこすと塊が出来て苦しい。また臍回りのが硬くなる人、

水毒や瘀血が絡んでいる。冷たい塊になっている。この塊は消えにくい。くよくよ思う

性格的なこともありむずかしい。鍼と灸が良い。右お腹の積で右顔面麻痺の例 を聞く。

鍼道発秘講義書かれているが、いきなり積を刺すことは良くない。腹痛になり失敗する

ことあり。胃であれば先に三里を緩めるか背中を緩めたら積を刺す。足が冷えて

下腹部が攣って絞るように痛くなるのを奔豚という。暖めることが一番である。

江戸時代にはよく聞いた病。今は暖房があるのであまり聞かない。

端座流  喉の渇きの針(糖尿病) 小児のよつはりの針(夜尿症) とぎゃくをとむる針

次回は6月16日  (市川友理)

| 杉山真伝流勉強会 | 02:24 | - | -
4月杉山真伝流勉強会

『杉山真伝流』勉強会 第150回 平成30年4月21

             講師 大浦慈観先生

◆◆◆シリーズ:『杉山流三部書』から(9)◆◆◆

今回のテーマ:『療治大概書』(淋病・消渇・赤白濁)・端座流

『十四管術』より(細指管・気拍管術)

現在学んでいる「療治大概書」は杉山和一検校が京都在住の折「砭寿軒」よりこの書を

譲られ江戸に戻り鍼灸教育の塾を開くにあたりテキストとするため病名や穴名を漢字に

変えて編纂し直したものです。

本日の淋病・消渇・赤白濁はともに下の尿に関する病です。淋という病に今回は淋菌だ

で起きる病ではなく小便が⓵窮迫(我慢できず出てしまう)短(少ししかでない)

(しばしばの意味で何回もトイレに行く)そ臓塀个砲い)ツ法癖尿に痛む残尿

感があり、結石で尿道に炎症が関係していることもある。)尿の病証について問題とし

ている。「初期は湿熱が結聚して膀胱に流注して起こることが多い。」とあるのは、

色々な病態が考えられるが腎臓で尿酸やコレステロールが集まって結石となったものが

尿管を傷つけて炎症が起き、血が混じって、赤い尿となったり、初期ではないが糖尿病性

の腎症になり腎臓の糸球体がボロボロになり、蛋白尿や糖尿など腎の機能低下が起こって

くる。また腎炎が進んでネフローゼ症候群になって蛋白尿になっているのも湿熱が腎臓

から膀胱にまで影響しているという概念に入れているかもしれない。長く癒えなかったり

、老人・虚弱な人は内臓(特に胃腸)下垂したり、腎も下垂し腎の機能低下から(慢性

腎炎等による)尿の出の悪起こる。治療は熱のものは(膀胱炎・尿路結石による炎症が

起きているものは)冷まし。渋るようなものは膀胱にたまった尿が出にくい(尿道を圧迫

するまた尿道そのものの海綿体力なく出にくい前立腺肥大)年配者は腹直筋も細く力が

なくなっているのでお腹を元気にしてやることで尿の出をよくする。陥なるもの(内臓が

下がっているもの)内臓が上がるように臍の周りに鍼をして灸を多層するとお腹が動く音

と共に上がってくる。虚なるものは補的に補う。鍼で元気にしてお灸で温めると夜のトイレ

回数も減じ、一回の尿量も多くなる。次に淋を5に分け説明している。気淋・石淋・血淋・

膏淋・労淋 中医学漢方薬が主流で漢方での説明をしているので鍼灸ではどのように

治療するか読みかえていく。「湧泉」「三陰交」「関元」「石門」「腎兪」

治療としたら局所に炎症があったら(膀胱炎など)熱を瀉法的に寫し、足の陰経(脾経、

腎経)を補的に鍼をし、陰器をまとう肝経から瀉血をしてよし。背中側の腰部や仙骨部を

鍼・灸で緩め、三方向から治療を考えてやる。石門、関元を使っているが他では気海や

中極など最も反応の出ているところを治す。老人の虚して起きているものには真伝流の

「髄鍼術」で気を集めて元気にしてやりお灸を多層してやる。石淋は筋肉の問題ではない

で鍼をしても痛みがぶり返してしまう。

消渇とは喉が渇く病。多飲・多食・多尿の症状を特徴とする病証をさす。上消・中消・

下消に病機・症状・病状の進行段階の相違にもとずき分けているが糖尿病をさしている。

治療は滋陰(じいん)潤燥(じゅんそう)降火(こうか)を主とする。糖尿も遺伝性の

ものもありそういう糖尿病は食べ過ぎとは違い虚証に属する。実証を考える場合、

遺伝的因子もあるが膵臓の周り、上腹部に熱を持つ。進行していってしまうと熱っぽさが

目立たなくなるが、胃から十二指腸あたりの上腹部が盛り上がり熱感とがでる。また脾兪

のあたりに盛り上がりが出来る。熱感を取り除こうと水が飲みたくなる。血液に糖が溢れ

るので多飲になる。「人中」「脾兪」「中脘」「足三里」「腎兪」(人中の穴だけ効果が?)

糖尿病の人に治療をすると血糖値が下がることは事実で低血糖を引き起こさないように

注意。また飲食のコントロールはほとんどの患者さんが難しい人が多い。しかし全身的に

問題がでてくるので例えば、筋肉が硬く皮膚がかさかさ。腰痛もあるし、血管もボロボロ

になり従って目の網膜や、腎の糸球体もボロボロになり、足の神経痛も起き症状が多発す

るので鍼灸が有効である。

赤白濁(小便の濁る病)

尿をのむ民間療法があった。今は聞かない。炎症があると尿は濁る。(腎炎や膀胱炎など

の感染症)尿で作られていた蓮見ワクチンがあったと会場の看護師さんからお話しが

あった。尿が濁るときは下脘、章門、気海  下脘の寫(水分ねらいであったか?)

をつかっている。スポーツを過激にして血尿になる。筋肉断裂して血が混じる。

章門がこの本は多く使っている。章門の向かう方向で治し方が違う?課題。

端座流

傷寒の針 すて骨と一の骨との間を1寸5分ずつ去って深さ1寸5分2寸ばかりたつ。

頸をなぞり一番初めの骨を捨てるがゼロ番とはいわないからほかにもくびの骨はある。

咳の出初めや喉や気管の入り口ぐらいの時に使う。2、3日ぐらいの時に効く。

胸虫の針(じりじりつきあがってくるような逆流性食道炎のような症状)

上脘に3本、膝頭から3つ伏せ下膝蓋骨 指3本内外(陰陵線、陽陵泉)を内のひら

より外のひらへ皮膚を突き抜けない。(鍼先が大切)要は下方向に強烈に引き下ろし

ている。大浦先生は鳩尾の際に直接2センチぐらい刺鍼すると手にじゃーと熱感が来

るのでゆっくり引き抜く。胃下垂の人は特に胃内低水もあり噴門部がゆるんでいるので

逆流性食道炎になりやすい。

胸虫の引き鍼

足の大指の折り目の内の平の折り目止まりに、少し立つるなり。脾経 通うすと効果 

脾経は胸まで行っているので。

「十四管術」より細指管術、気拍管術

細指管術は「表之巻第三」に13件、「中之巻第二」に7件、「中之巻第三」に40件と

色々の症に使用されています。例 風の引き始め、汗もかけず感染を開いてやる。

面積の広く浅さい層に。気拍術 浅い層に鍼を置きまわりを管で叩く広くゆるみ柔ら

かく振動伝わる広がり振動に乗って緩む。

30年4月22日 西東京市の公民館において、ヒューマンワールド主催の「腹診の見方と

真伝流の刺鍼」の説明と実技が行われました。鹿児島、新潟、房総、我孫子、大宮と

遠方より、熱心でした。 次回は5月19日です。(市川友理)

| 杉山真伝流勉強会 | 19:01 | - | -
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