いやしの道協会ブログ

いやしの道協会の最新情報をお届けします。

※当ホームページ、ブログに掲載する画像・文章の無断転載、転用はご遠慮ください。
5月 関西支部研修会
5月12日日曜日、関西支部研修会が高槻芸術会館にて行われました。

ゴールデンウィーク過ぎたばかりですが、すでに30度超える真夏日でした。




・開始前、準備と質問の時間





○腹診
基本の型の腹診部分を集中して学びます。






○入門講座 実技
今日は学生さんお二人。






○講義 「傷寒論」村田先生

302章麻黄附子甘草湯
陰証だが無裏証=手足も冷え悪寒しごろごろ寝ていたい。少陰病にかかり二〜三日経過するも嘔吐や下痢、お腹の不具合はまだ出ていない。前章の麻黄附子細辛湯と比較すれば、細辛を去っている=停水少なく、甘草を加えている=急迫症状が強い。

303章黄蓮阿膠湯
スジ肉様のものや、鶏卵の黄身など入る、珍しい薬方。少陰病にかかり、二〜三日以上。前章より少し進んで裏位にも症状ある状態。

下腹に虚=下痢など。胸に熱=湿疹、喉の渇き、唇の乾燥あるかも。また、胸の熱ある場合、それを体外へ出そうとして便に血が混じる場合もある。(黄蓮は胸部の熱を散じ、阿膠は強壮止血剤。)
304章、305章 附子湯
少陰病にかかり1〜2日、発熱なく胃気まだ正常で、口中和(熱をもっていない)で背悪寒。とにかく冷えている場所を温める必要ある。背悪寒は寒冷感の自覚。因みに背微悪寒の場合は、口燥渇で大煩渇、脈洪大など、症状が全く違うので識別は容易。口中和の逆として、336頁の口不仁と383頁の口苦を参照。
305章の手足寒は、手首までか肘までか、肩までか?どこまで冷えているか、を確認。
306章 桃花湯
なんらかの原因少陰病になり下痢し、長引かしているうち津液が亡失し、陰証に陥ったもの。熱ないが、腸管内どこかにビラン等あって邪熱あり。(細菌性大腸炎など)赤石脂は鉱物で、赤い色をしていることから桃花と名付けられたそう。





○入門講座
沢山質問が出て盛り上がっている様子、活気ある声がよく聞こえていました。



○実技 基本の型
やはり大切なのは基本。




○講義 「方伎雑誌」井上先生
三四章
自らの手に負えない場合は、患者様へことわり、名医あれば譲ること。
三五章
患いは、早く診れば早く治るが、長く経過したものは治るのに時間がかかる。
特に小児や女子がこの傾向にあるので、我慢せず、早く言うこと。
ほおっておいては拗らせば治りにくくなるので、早めに対処するのが良いと、近しい者には特に、これを伝えておくとよい。
三六章
嘔吐治す方法いろいろ書かれている。しかし、飲食の必要な節制を本人がしない場合、いくら鍼灸治療をしても治せぬ、との事。
三七章
刺絡について。人によるが、薬より即効性あることあり。しかし、気を失う場合もあり、その場合の処置云々。自身が年を重ねてからは、何より気絶を見るのが嫌で、刺絡がいやになった、との事。
三八章
痰飲、咳嗽家が年老いて精力弱ると書いてあるような症状が出て、遂に不二に至るので、初めからご家族や近くに居る人によく説いて薬を渡すこと。
三九章
小児に風邪や乳食の停滞にて大熱やらいろいろある場合の対処法。
四〇章
えい児を診る場合は成人をみるよりもっともっと、心を込めて診ること。
四一章
天然痘は小児の一大事。年齢に応じて出る症状も変わる。薬で元気になっても、それは酒を飲めば暫く元気になってるねと同じようなこと。大人になってかかると悪いというが、それは一論だと。



時代違えども、治療は同じで共通すること多し。しかし、時代が違えば環境や原因か違う。現代の様子と比較検証。他方に話が広がり興味深く学べました。




○入門講座「いやしの道しるべ」玉水先生
さらにさらに質問攻撃。やる気が溢れています。




○丹田呼吸と身体づくり
皆の気により、場の空気がどんどん変わっていきます。





○治療と課題の発見
ペアを変えて一日3回の実技の時間があります。









・振り返りの会では、それぞれ学んだこと、気づいたこと、感じたことを皆で共有できました。




来月は、
日程 6月9日第2日曜日
場所 高槻市芸術会館 3階和室、にて行われます。
奮ってご参加くださいませ。
(文責:田原)

| ◇関西支部 | 11:00 | - | -
4月杉山真伝流勉強会

『杉山真伝流』勉強会 第162回 平成31420

           講師 大浦慈観先生

◆◆◆シリーズ:『杉山流三部書』から(21)◆◆◆

今回のテーマ:『療治大概書』(小児門)手術は、盛炎術・雌雄孳術

現在学んでいる「療治大概書」は杉山和一検校が京都在住の折「砭寿軒」より

この書を譲られ江戸に戻り鍼灸教育の塾を開くにあたりテキストとするため

病名や穴名を漢字に変えて編纂し直したものです。

小児の嘔吐、嘔は「からえずく」物は出ない

 吐はものを出す。冷えて蠕動運動の力ないと、ガスが張ったりして「げぼっ」

と吐いてしまう。胃を破るとここではあるので、上脘、中脘に治療。(多分軽く

鍼だろう)お乳をのませた後一般的には姿勢を起こし、げっぷを出してから

横にすると良いと会場から経験を話された。

小児の泄瀉 さらさらと下る。(冷えて、物が消化不良を起こしそのまま出て

しまう)普通下痢は寒熱があり冷えて下痢してしまうものと病原菌によって熱に

よって下痢するものがある。泄瀉というと冷えの方になる。関元、気海。(灸)

夜啼客忤(やていきゃくご)(夜泣きと何かに驚いて泣く)

夜啼 脾の寒と心の熱による

ヾ蘓Ю椎鬚お腹が冷えて食べたがらず腹痛してうずくまり泣く

熱の時は手も顔も熱っぽく乾燥して火を見ていやがり泣く。

本文は小児身体が熱し、胸中ざわざわして、腹熱く汗し身を反り口や舌に口内炎

が痛んで乳をのむことが出来ず夜泣きする。章門(鍼をしている)別資料では

中脘の横並びの穴を用いたり百会、なども使っている。赤ちゃんは臍回りを

温めて、蠕動運動をよくし軽くこするぐらいでよい。見方としたらお腹が冷えて

ガスが張って胸の中に熱気が強く横隔膜の動きが悪くなると気持ちも動揺しやすく

気が突きあがりやすくなる。足の方の冷えもあるだろうから、単に心包経に引く

と良いとか散鍼すればよいでなく足の方を温める。

客忤 外からの大きな音や、見知らぬ怖いものに驚きひきつけを起こしひっくり

かえる。心が微弱で外邪に客気しびっくりする。隠白、大都、(下の方に熱を

引き下げている)間使。(心包経)胸から頭の方に気が突き上げているので

気を引く。お腹は巨闕、中脘、鳩尾、肩井細い鍼で雀啄をしている。天枢、合谷、

百会、内庭に灸をしている。昔は小児の死亡が多く助けなければの気迫を感じる。

痘瘡

小児に痘瘡がでるときどういう徴候があるか。(顎)が赤く瞼の赤く、あくびし、

くしゃみ驚いたり、耳の付け根や指の先が氷のようにつめたい。赤ちゃんを

見ると発疹が見える。頭や顔から始まる。ウイリスが入ると一週間ぐらいの

潜伏期があり発熱高熱頭痛腰痛して発疹が出てくる。3日から4日で一時高熱が

解熱する。そのあと全身に発疹が出る。紀元前よりあり感染力が強かった。

600年頃日本ははいってきた。

幕末に日本でも蘭学者が種痘をはじめ痘瘡は減り始めた、

どのように経過するかというとバラ疹が全身に出てもっと大きくなり、盛り上がり

水泡が出来て嚢胞になり渇いて。瘡蓋になりボロボロおちる。瘢痕化する。

ここまでくると平常になれる。結局亡くなるひとは敗血症になって亡くなる。

詳細に説明有。

  

盛炎術(三焦不調にて食欲化せず。宿食にて腹痛し癖魂あり他)

  雌雄孳術

傷寒、太陽の症にて、発汗せざる者は天部に用いたるは、立ちどころに発汗す。他。

次回5月18日第三土曜日

(市川友理)

 

 

| 杉山真伝流勉強会 | 22:37 | - | -
4月 四部録自主研修会

 今年度より、12:45〜四部録自主研修会が始まりました。午前のフォローアップ、午後の月例会と、より学びの多い1日になります。

 まずは、鍼道発秘講義について、四回に渡り池内先生が講義してくださいます。

 

 第一回は、鍼道発秘講義の学び方(私はこうやって学んできた)です。

 

 

 具体なポイントを大きく四つに分け、

 

1.手順と方法

先急後緩、先補後瀉、先表後裏

鍼の操作やイメージ

 

2.心持ち

どの様な態度で学ぶべきか

 

3.邪のイメージ

発秘から立体診断にどう生かすか

具体的な条文からの検討

 

4.鑑別

西洋医学的な鑑別から学びを深める

 

 これらを、池内先生の体験や考え方を交えながらお話ししてくださいました。

 

 鍼道発秘はシンプルな条文で書かれています。横田先生が詳しく講義して頂いていますが、自分のものにするには、文章の裏に隠れている考えを読み取り、臨床に生かし、考えていく必要があります。これらを読み取るための気づきを沢山得られる研修会です。

 

 

 

さて次回以降は、

 

 

第2回 「頭痛」の章を読み解く

 

第3回 「頭痛」の治療を頭痛以外の疾患に当てはめ、その活用方法をみる

 

第4回 鍼道発秘と傷寒論をつなぐ

 

 

になります。

 

 

 今回参加できなかった方も、次回からご希望の方は奮ってご参加ください。なお、参加の際は鍼道発秘講義のテキストが必要になります。

 

(文責)尾

 

| 初伝フォローアップ講座 | 13:55 | - | -
4月 東京接心会

恐らく、いやしの道協会としては平成最後の行事となるであろう東京接心会が27日に駒込・勝林寺さんで行われました。

 

 

 

1、実技稽古

 

参加者が指導者のもと、各自の課題を稽古します。

いやしの道協会の『基本の型』に忠実に稽古しながらも、型で解らないところ、あるいはより深く理解するために指導者の先生方の経験則からくる臨床的な技もご教授いただきました。

 

 

中伝の方は一般の方の治療も行います。

 

 

 

2、講義

 

続いては講義……の前にちょっとおやつタイム

 

 

では、気をとりなおして。

今回は『女性と漢方』というプリントを使い、朽名先生に講義をしていただきました。

婦人科疾患に関する講義を行うのは、難産の鍼を鍼をこれまでやってきたので、その流れとのことです。

今回の講義のキーワードは、

『熱入血室』と『陽病の実証タイプの冷え性』です。

 

 

 

傷寒論真髄や機関誌『いやしの道』に関する理解が深まってゆきます。

 

3、坐禅

 

本堂に移動して坐禅を行います。

 

 

あれ……、2人だけ💧。

実はブログ筆者が本堂へ移動中に勝林寺さんのワンちゃんと戯れていたため、全員でビシッと坐っている写真を撮るタイミングを逃してしまったのです…。申し訳ございません💦。

(伊藤先生、中川先生、撮影にご協力ありがとうございました。)

 

しかし、坐禅そのものはしっかりと坐りました。

風が少々強く、外で物音が聞こえたりもしましたが、それもまた味がある。

静謐な空間での坐禅は格別です。

 

 

坐禅のあとは白隠禅師坐禅和讃を皆で唱えて本日の東京接心会は終了です。

 

 

 

生憎、月はあまり出ていませんでしたが、とても良い夜でした。

本日も素晴らしい学びをありがとうございました。

 

次回の東京接心会は5月25日の17:30からになります。

令和の時代もよろしくお願いいたします。

 

(文責:松本)

 

 

 

| 東京接心 | 22:35 | - | -
4月 東京月例会

初夏をおもわせる陽気となった 4月21日(日)東京月例会が 根津 七倉会館に於いて おこなわれました。

今月は 横田観風せんせいにご講義ご指導いただくため 変則的な時間割で進みます。
年度はじめの四月 学校を卒業された方 新たな学年になった方 新入生 他 多くの参加者で 部屋がいっぱいになりました。

 

1.静坐

身・息・心の調和のため 5分ほど 静かにすわりました。

 

2.講話
横田観風先生「道について」

「道」についてお話しいただく前に 皆から質問があったということで 観風せんせいが年末年始に作成された漢詩の詩についての解説から始まりました。


七十五年
鍼禅茶書
自他無癒
只養糞袋

 

そして いよいよ「道」についてのお話です。

いやしの道では、「学術道三位一体」、学問・技術・道、この三つで一体になっている、という考え方があります。
学問や技術を修めることに関しては、ひとの命を預かる治療家として当たり前に行っていくものですが、現代の学校教育ではなかなか学び触れる機会がない、「道」に関して、解説していただきました。

道とは、簡単に言えば、どういう人生行路を送っていくかということに関わってあるもの、ということです。
私たちが所属しているのは、いやしの道協会、ですので、「癒やし」というものを主題に置いて人生を行くことを志としますが、ただそれだけでいいのか、ということが問題になってくるということです。

 

道には、いろいろな段階があるそうです。
 未知:未だ知らない(笑)
 路:こみち
 道:自分と大きなものがちょっと混ざってきた段階
 大道(たいどう):宇宙いっぱいの道。人間の脳の限界を超えてあるもの

 

東洋的な道である鍼の「道」は、中国三大宗教のひとつ、道教の教えから来ているそうです。
「道の道とすべきは常の道にあらず。名の名とすべきは常の名にあらず。・・・」(『老子道徳教』より)
老子、老荘思想の「道(タオ)」は、人間のはたらきや力を超えた宇宙のはたらき、人間の認識を超えた世界のことを意味します。昔の人は、そういうものと一体となる為に、静坐をして天地自然の観察を行ったり等、様々な努力をしたということです。私たちは、人を癒やしながら、人間の認識を超えた世界にどうかかわっていくのでしょうか?

 

道の段階の頂上にある大道にたどり着くには、求道(ぐどう)、どうしたら頂上に行かれるか(大道にたどりつけるか)?と探し求めることが大事であり、そのためには「行(ぎょう)」(例:ヨーガ、坐禅、太極拳、武術、等、続けて行っていくもの)が必要となるということです。
行をずっと続けていると、世界観が変わっていくそうで、例えば、観風せんせいの場合は、30才ころから坐禅を始め、あるとき、まずはからだが変わり、下腹が出っ張って上の方がさっぱりする様になり、息が丹田まで入っていく様になり、そうすると頭のなかの雑念が無くなっていった、そして自分の境界線がなくなり、自分と大きな世界が一体になったような感じになった、そうです。坐禅を続ける内にその感覚は段々と深まっていき、からだや精神がぶれずに芯が一本通るようになった時、魔ではない、大いなるものと一体になったという感覚を得ることができたそうです。

人間の脳の限界を超えていないものと超えたものとの違いはものすごく大きい、と仰っていました。45年間やってきて、宇宙的な感じの鍼に、たどり着いたそうです。

 

からだにもこころにも芯を通すようにしていくこと、迷わない自分をどうやってつくるか(心柱をどうやって立てるか)?ということで、「息」呼吸の大切さについても教えていただきました。
いやしの道協会の教えのひとつにある「身息心の調和」、まずからだを整え、息を整えていると、心も整ってくる。
これが現実に出来るかどうか、そのためには「息」呼吸がいちばん大事になってくるそうです。
吐く息は長く、吸う息は吸うに任せる、という上手な呼吸を続けること、そうすると、ひらめきもでてきたり、体験する世界が変わってくる、大道に至るまでの鍼に必要な気合いも身についてくる、呼吸を工夫すれば鍼も上手になる、ということです。

 

論語や老荘思想など、人生をどういう風に歩んでいけば良いかということを勉強してください、技術だけあってもだめで、なぜあのひとのところに患者さんが来るのだろう?患者さんが自ずから来てくれる、そんな治療家になって欲しい、と仰っていました。

 

常に進化し、死ぬときが終点である

 

今回の講話の詳細は、機関誌『いやしの道』次号に掲載予定ですので、みなさま、そちらをご覧ください。

 

3.臨床検討会
福嶋青観先生「老いの受け入れと夫婦の関係について」

眠れない、怠くて起き上がれない、頭が重い、という主訴で来院された70代後半の女性の症例を 発表していただきました。

【はじめに】検査の数値には出てこない、だるさや痛みなど、年齢が進むと「歳だから。」と、医師から一言で片づけられ、それでも「諦めきれない。」と鍼灸院に駆け込む方もいる。本人の身体のイメージが、若くて体力気力が満ちていた頃のままであるとそのギャップは大きい。さまざまな衰えを、受け入れつつも、生活の質を落とさないための工夫や身体のケアが重要である。

【患者概要】77才、女性。体つき・体重:中肉中背。専業主婦。夫と二人暮らし。男児1名・女児1名の出産経験あり。

【主訴】眠れない。だるくて起き上がれない。頭が重い。

【現病歴】正月に風邪を引いて風邪薬で咳・鼻水は止まったが、眠れない。(1〜2時間位で目が冴えてしまい全く眠れない。)内科では、「うつではなく、自律神経の乱れです。歳なので仕方ない。」と言われ、睡眠薬を処方。翌週再び訴えたら、睡眠薬が三種類と精神安定剤を処方された。しかし、薬を飲んでも眠れない。起きているのが辛くてベッドに横になってばかり。通常は、血圧の上が110くらいだが、辛い時、計ると160位になっている。

【既往歴】うつ病。65才の時、夫が退職し、24時間毎日いるうち、発症。1年前、薬から離脱するも「不眠」だけは続く(3〜4時間)。

【初診所見】玄関先で、深いため息とどんよりした雰囲気。靴を脱ぐのに、手間どう。目の下にクマ。まるまった背中。話しをするのも、少し息切れ気味。キメこまやかな色白の肌。
脈診:緊(特に左)、細、右寸弱やや沈、両関浮、両尺沈。
舌診:胖大、歯根あり。
腹診:心下痞硬。上腹部から右側腹にかけてガス多し。右へそ外に硬結。へそ下の力無し及び冷え。足先の冷え(手足の冷え自覚有り。)頭部のむくみ(頭頂部及び、耳周り)。
背診:第八胸椎の飛び出し。肩甲間部〜肝兪辺りまでの膀胱経の膨隆。腰椎前弯強め。腰の冷え。後頭頚のグミ様のむくみ。

【診断】(最初の診断)元々、水毒の存在有り(第0段階)、慢性的な睡眠不足及びストレスで常に虚している状態があった。そこへ風邪が内攻し、水毒を揺さぶり毒が増大化。邪が上衝し、胸部・頭部に達した(第5段階)。

【治療方針】上に昇っている邪気を瀉し、腹部の虚を補う。

【治療及び経過】
・第1診(平成31年1月23日)*週2回の治療。
寸3の1番使用。郄門、外関(胸の詰まり感が取れ、みぞおちが緩む。)、右へそ脇のスジ張りを緩める、下腹の虚が温まるようにしばし、鍼を留める(緩んで温かくなる。)太谿に補、豊隆を瀉。神闕を棒灸で温める。うつ伏せになる時、足の指がつる。百会・天柱に強めの打鍼。第8胸椎の骨直下の鍼で邪が多く放出される。腎兪はしっかり刺入して留める。命門と失眠に棒灸。
・第2診(1月26日)
前回施術後、お小水・オナラがたっぷり出た。五時間眠れた。顔色も良く笑顔。脈の緊が大分和らいでいる。夫の愚痴をたっぷり言う。治療はほぼ同様だが、刺激は軽め。
・第6診(2月15日)*ここから週1回の治療。
「睡眠薬・安定剤共、必要ないので次回内科医に相談する予定。」
「今まで全く夫に意見することが出来なかったが勇気を出して初めて言った。」「夫は頭が良い。」など、誉め言葉も出る。家事労働の軽減工夫をし、日常生活は問題なく出来ている。
脈診:細。尺やや沈。
腹診:心下やや硬い。腹部・手足に冷え無し。
背診:胸椎の出っ張り、腰椎の前弯(腰のそり)が減っている。
〜お出かけが二日続いて疲れたなど、波は多少あるものの、生活に支障無く、経過。毎日ウォーキング。
・第14診(3月25日)*ここから又、週2回に戻す。
朝、悲痛な声で電話。一昨日、娘と1泊旅行に出かけたが、行きの車で疲れ果て、温泉でのぼせて風呂場で倒れた。無理してご飯を食べ、横になったが全く眠れず。這う這うの体で帰宅。頭がもやもやしてめまい(これまでふわっとするめまいはあったが、頭がぐるぐるするような強いめまい)もある。
脈診:緊。弦。細。寸・関浮強。尺弱。
腹診:初診様だが、より頭部に熱邪がこもっている。
背診:初診様だが、首肩がよりガチガチ。
治療は、百会・顖会に雀啄で瀉。後は大体これまでと同様。治療すると調子が良くなり、滞っていた家事で無理をしたり、一進一退。
・第18診(4月8日)
気温差が激しく、汗をかいたり、寒かったりで風邪気味。耳下リンパが痛い。鼻水が少し出る。)睡眠は取れているが、だるくて横になることが多い。「私が具合悪いと夫の機嫌が悪く、色々、怒鳴られたりする為、こっそり、ベッドで休んでいる。」
脈診:右緊。左寸弱、両関浮、両尺沈。
腹診:心下痞硬。全体的にややガス多し。右へそ脇にスポット的に冷え。右足裏のみ冷え。頭部のむくみ(頭頂部及び、耳周り)。耳下リンパの腫脹(自覚有り)。鼻周りにむくみ・熱感あり。
背診:第8胸椎前後の骨の飛び出し。肩甲間部〜肝兪辺りまでの膀胱経の膨隆。右首スジの硬結。
治療は、耳下リンパの散鍼。攅竹・迎香に鍼。他、大体同様。

【考察】
夫は、仕事一筋だった人で、退職後は、外出・外食ほぼ無し。用事をよく言いつけられ、常に気を張る毎日で疲弊している(掃除屋を頼むと言うと、「俺がやる。」と言って、実際やらない。又、小水を漏らした事を言わないので部屋の中が小水臭くなり気分が悪い。とにかく何もしないくせに文句は多い、など不満は多い。)
これまでずっと家事全般手を抜かずにきたが、年齢とともに、体力に見合わなくなってきている。
最初は抵抗感があったようだが、家事労働を軽くするよう工夫してもらい、すぐゴロゴロ出来るよう、リビングにマットも敷いてもらった。
前半の治療でかなり改善した頃は、夫をほめる言葉も出たが、娘との旅行後、再び具合が悪くなると、とたんに夫の機嫌が悪くなり、イライラするようになった。妻を心配する余り、夫もストレス過多になっているのだと思うが、それを妻にぶつけてしまうので、妻のストレスも倍増する。
患者のストレスの要因として、娘への心配も大きい。一回り以上年上の男性と大反対の末結婚したが、その夫が6年前から寝たきりで自宅介護している。母は「娘の息抜き」として、娘は「母が父から解放される為」として、2ヶ月に1度、温泉旅行に出かけている。3月の旅行では、互いを気遣う余り無理をして倒れてしまい、むしろ娘に心配をかけてしまったことを後悔していた。
老いにより、少しずつ出来にくくなることもあると受入れつつも、体調が安定したら、筋力をつけていく方向へ持っていくことを患者と話している。本人もソシアルダンスに興味があると少し意欲も出てきている。第2診以降、調子の良い日は、ウオーキングをおこなっている。
又、夫との関係で、本人が「夫に言えない」ことを言いやすい言葉に置きかえるアイディアを治療の合間に二人で考えている。
治療に関しては、胸を突き上げるお腹のガスを下げて胃腸を動かしたり、後頭頚部や背中の張りを緩めたりして、異常興奮した交感神経を沈め、副交感神経をあげることで睡眠も改善し、自覚症状はほぼ取れてくるが、最終的には、水毒の排出を進めていくこととなる。
風邪引き後に毒が増大した初診、温泉で湯あたりして上逆した第14診、再び風邪引き直後の第18診の身体の変化が面白い。
尚、水毒、ガスに関し、「いやしの道第10号」および「11号」の一風万病あれこれ(観風先生)を参考にされたい。

 

4.総稽古・実技稽古

今月は 各自の実技課題をもとに 横田観風せんせいが直接指導してくださる特別編。

観風せんせいから「熱気の感じられる稽古を期待しています。」との事前メッセージをいただきつつ、まずは総稽古に臨みました。

 
学びに集った全員の前で、志願者が各々の実技課題を実際に行い、みなさまから意見をいただいたり指導していただきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

熱気ある大勢の前で注目を一身に浴びながら、観風せんせいを目前に課題を実際に行い指導を受けてくださった方々のお蔭で、仲間の課題、鍼をしている姿、まわりの方々からの助言、等等、さまざまなやりとりを通して、その場の全員が多くのことを学ぶ貴重な機会となりました。

 

その後、指導者と中伝者・初伝者の組に分かれ、実技の稽古をおこないました。

 

4月は観風せんせいのお誕生日月です。おめでとうございます。

 

 

来月は 5月19日(日)14:00〜 開催されます。

 

(文責 小池)

 

| ◇東京月例会 | 23:00 | - | -
4月 フォローアップ講座

1ヶ月でこんなに変わるかと思うくらいに暖かい4月21日、初伝フォローアップ講座が行われました。

 

本日は26名参加と、月例会なみです❗❗

 

 

 

1、静坐

 

まずは5分ほど坐り、心を落ち着けます。

 

 

2、傷寒論真髄素読

 

いやしの道の根幹である傷寒論真髄の素読。

皆さん、漢文に苦戦しながらも頑張っています。

今回の25章『桂枝ニ麻黄一湯』は少し複雑で大変でした💦。

23章〜25章の辺りは内容的に続いているということなので、しっかりと復習しましょう。

 

 

Nさん、素読役が板についてきてます

他の初伝の方も、積極的に素読役に立候補してきましょう!!

確実に自分の力になってゆく筈です!!!

 

3、指導者講義

 

本日は堀雅観先生による、

『万病一風的治療に活かす西洋医学講座』

です。

 

西洋医学講座といっても、整形医学的な能力を身につけることが目的ではなく、いやしの道に役立つところだけやっていきます。

 

万病一風的治療では寒熱虚実をキチンと把握できることが必要になってきます。

 

堀先生も最初は寒熱虚実がわからなかったそうですが、腹診の練習を始めて半年ほどで寒熱が解り始めてきたそうです。

 

ただ、腹診で病態を把握出来るようになるためには年月がかかるためその間はどうするのか、ということのために始めたということです。

 

今年度は神経痛に絞り、学んでゆきます!。

 

 

 

 

続いては、患者さんに座っていただいての検査になります。

 

 

学校で習った覚えはあるのですが…💦。

ブログ筆者は学生時代、いわゆる『東洋医学的』な治療に憧れてこういった検査法にはあまり興味を示さなかった覚えが…💦。

(私だけでは無い…ハズ💦。)

 

 

SLRやパトリックテストなどはよく覚えています!。

学生の皆さん、学校で学んでいることは臨床の現場でも即、使うことが出来ますよ!!

しっかり授業を受けましょう(笑)。

 

来月のフォローアップ講座では今月学んだことを受講者同士で実際に行っていきます。

しっかり復習しておきましょう。

 

来月のフォローアップ講座は5月19日の10時からになります。

来月もよろしくお願いします。

 

(文責:松本)

| 初伝フォローアップ講座 | 11:08 | - | -
4月 関西支部研修会
4月14日 日曜日、東寺の近くにある京都南青少年研修センターにて、平成最後の関西支部研修会が行われました。





◯腹診
基本の型より、腹診部分を詳しく学びます。





◯入門講座 実技 玉水先生

今日は新しい方が増えて、学生さんが三名。賑やかになってきました。






◯講義「傷寒論」村田先生



279章
桂枝加芍薬湯
はじめ太陽病で風邪のひき始めのような状態だったが、誤って攻下してしまい陰証になってしまった場合、に良い。
もし、攻下したあと虚して便通なく、冷えて腹痛あれば、桂枝加芍薬湯に大黄を足した、桂枝加大黄湯がよい。

桂枝加芍薬湯証は、陰の中でもあまり酷くない、陽よりの虚。
漢方を使用される医の報告によると、消化不良による腹痛、腰痛、痔、咳を沢山し過ぎて腹筋が痛む、などの場合に出したら効果あった薬方と言われている。
桂枝加大黄湯証は、裏急後重(しぶり腹)に効果あり。お腹の筋張同じでも、いろいろあり。383頁の模式図参照。
絞られるようなお腹な痛み、便を出したいのに出ない、お尻の辺りが重い感じ、少し出ても残っているようなスッキリしない感じ、出る時に痛み伴い度々出たくなる、下痢気味、江戸時代の文献でもいろいろな表現をされている。
「大実痛者、桂枝加大黄湯主之」大便不痛により痛むの意。
寒の病に属するため、鍼灸では気海、関元など虚したツボを温めるとよい。
腹痛、胸満、心中煩悸など、攻下した後どうなるかは、元々の体質しだいで違うもの。

281章
麻黄附子細辛湯
少陰の病たる、脈微細にして、はなはだ寝んと欲するなり。
少陰病とは、身体が虚して冷えて、眠っているように活力ないが、目覚めている、そんな状態。
反発熱とは、本来発熱ないはずの時に表位の邪による熱あるもの。確認するポイントは脈。沈ならこれ。
脈浮で熱ある場合は陽病なので、これではない。

この他、先生方が経験された治療のお話から、自分ならどうするか、鍼灸師として大切なことは、、、
目の前の患者さまへできる限りを尽くす為、いざという時の為に症例を身につけておくことの大切さ、心に残りました。


◯基本の型

何をするにも、やはり基本が大切です。 身体が覚えこむまで、考えなくても出来るようになるまで反復します。





◯講義「方伎雑誌」井上先生




29章〜34章

尾台榕堂先生が生涯悔恨した、26歳の時の妊娠の診たて誤りがあったそう。
その後40余年妊娠の診察は1人も誤らずにきたとの記述。
身内ならば信じたくない、どんなに倫理に外れた懐妊でも、妊娠だと断定したことで、その後に間違いは一つもなかったとの事。
藪医者で終わりたくない、そうありたくないという想いが、正直な文面からリアルに想いが伝わってきます。
他にも、治らないかもと思っていたことが、案外治った話など、歴史に名を残すビックネームも現在生きる私たち同様に、間違いながら、迷いながら、道を進んでおられたのだなあと思い、なんだかホッとしました。


◯入門講座 玉水先生
こちらも盛り上がっています。



◯丹田呼吸と身体つくり



座り方、呼吸の仕方について、基本のやり方を教わり、15分の静坐を行いました。


◯治療と課題の発見

実践形式で治療し合います。



◯振り返りの会


新学期にあたる今月は、新しい学生さんと遠方メンバーが参加され、賑やかな会になりました。幸先よい春に、皆それぞれ感じた事や、今日気づいた学びなどについて順番に語りました。

研修会に参加すると、勉強だけでなく皆さんの質問や雑談からも、何かしら自分の抱える問題を解くヒントが見つかったりします。









来月は、令和元年5月12日 日曜日
高槻現代劇場 集会室304号室にて行われます。
皆さま奮ってご参加下さいませ。
http://www.city.takatsuki.osaka.jp/bunka/theater/
アクセス
http://www.city.takatsuki.osaka.jp/bunka/theater/access/index.html

(文責 田原)
| ◇関西支部 | 09:18 | - | -
3月 福岡の勉強会

3月 福岡の勉強会

 

---(今日の内容とメモ)-------------------

1、静座法

2、リウマチの治療について

・リウマチ発生のメカニズム

・リウマチの治療 


3、古典読解 

・外感病について 

風邪の多い季節です。

そんな時になにに注目して、どのように治療した良いのか。

 

4、実技稽古

 

------------------------------

次回は4月21日です。

 

文責:河原燈観

| ◇福岡の勉強会 | 15:03 | - | -
3月 東京接心会

暖かくなり桜の開花が宣言された東京ですが、一転して冷え込んだ3月23日(土)勝林寺さんで東京接心会が行われました。


    甕に椿が綺麗にあしらわれています。



    【実技】


    【講義】

山野先生による講義は野口三千三『原初生命体としての人間』〜「第四章 原初生命体の動き」です。

山野先生が大事な部分を抜き出して下さりその内容についてどう解釈するか、それぞれの先生方に経験談など交えてお話しを振られます。

    我々も参加型講義


最後に坐禅をさせて頂き、今月は般若心経を唱えました。

私は久しぶりの参加でしたが東京接心会では少人数でしっかり実技指導や講義をして頂けるためとても勉強になりますので是非皆さまご参加下さい。


    夜の椿も綺麗!

  帰り際、暗い中撮影しているとご住職が

  スマホでライティングして下さりパチリ。

  ありがとうございます!


  (文責:福永)

| 東京接心 | 23:08 | - | -
3月杉山真伝流勉強会

『杉山真伝流』勉強会 第161回 平成31316

           講師 大浦慈観先生

   4月20日第三土曜日より第33期開講

◆日時:毎月第3土曜日。PM5:00〜8時

◆場所:(上野)七倉会館2階 (台東区池之端2−5−47七倉神社境内)

    地下鉄千代田線・根津南口下車、徒歩2分

    JR上野駅・公園口下車→徒歩15分

◆会費:3000円(但し、5回前納の場合は10000円)

◆主催:日本古医道研究所/共催いやしの道協会

 

  ◆◆◆シリーズ:『杉山流三部書』から(20)◆◆◆

今回のテーマ:『療治大概書』(小児門◆房蟒僂蓮去邪術・経束術

現在学んでいる「療治大概書」は杉山和一検校が京都在住の折「砭寿軒」よりこの書を

譲られ江戸に戻り鍼灸教育の塾を開くにあたりテキストとするため病名や穴名を漢字に

変えて編纂し直したものです。

ゝ浙檀(急に起きるひきつけ)

発病が急で高熱を発す。東洋医学の病名は症状によって名付けられて、ひきつけを起こす

ものを全部「驚風」という言い方をする。原因はウイルス感染の流行性脳膜炎や脳炎や

食中毒、精神的ショック、原因はそれぞれである。「風」とつくものは神経症状である。

歯をくいしばり、高熱、よだれ、痙攣、口の中熱、顔赤く、大小便は逆に詰まる。原因は

風、痰熱。肝(神経に関係あるものをいう)の臓に属し熱症でもあるので陽症なり。

治療は百会、人中、印堂(これらは気付け鍼)中衝、大敦、太衝、合谷(引き鍼や、瀉血)

∨驚風(慢性の小児の虚寒のひきつけ。)

顔は白、青色で心身だるく眠たがる、ゆっくりしたひきつけ、腹部は陥凹し、呼吸は小さく

緩やか。原因は脾胃の気不足、病後に吐逆や腹下り、手足冷え、鼻息は熱し、手足搐(筋肉

痙攣する)睡眠中にも黒眼をあける。大便希薄、小便閉尿。激しい時は痰を生じ、

ぜこぜこする痰だけでなく毒性化した痰が上って行って頭に入り「中風」になったり意識

障害を起こしたりのものを痰と言い、また風を生じ治り難い陰症である。脾胃の虚は治し

にくい。栄養障害からひきつけを起こしたり風邪にしても脳に入ったりしてしまう。そこで

脾経を使っている。隠白、商丘、身柱、(子供にちりげの灸をするところ)百会、お腹虚し

て上に突き上げているので)上星、(脳を冷ます)人中、大敦、脾兪。(お腹の改善に灸)

3疳(子供の消化器症状)

乳母(おじと言いもらい乳)を与える人が食事をきちんと取らず甘いものを取り過ぎ、熱さ

寒さも調整なく、喜び、怒り、お酒をたくさん飲み、脾胃を破り、その後子に乳を与える。

結果飲んだ乳を吐き、下痢、渋り、小児は栄養不良や慢性の消化不良により、面黄、肌痩、

毛髪の焦枯(チリチリ)、腹大で青筋みる、精神衰弱などをあらわす病症。大本は脾虚

栄養をとれていない。乳を与える母親は気を付ける。

清明、(攅竹、)章門、九兪、七兪、十一兪、上脘、中脘。消化器系を使う。

癖疾(腹の脇にあるかたまりなり)根本的には脾胃の虚の病である。

癖とは脇の方に塊の意味で江戸以前はこれを「がわら」または「かたかい」といっていた。

原因として母親の不養生が原因で子供の食物が滞こうり、大小便が滞り巡り悪くそれが脇に

塊として出てくる。特に循環が悪くなると血や水分がだぶつきむくむ。胸に痰がたまったり

する。慢性化すると少食で脾臓が弱る。固まりは皮膚より内腹膜より外にできる。

ぶよぶよのものできる。(浮腫み) 章門、上脘、中脘。

およそ小児は大椎より脊柱を押し探ると血筋(細絡)がありこれが癖の根だといっている。

五臓の根焼きといい脊際の圧痛の強い処に灸をして五臓六腑を治そうとしていた。銅銭三文

を置き穴の中に灸七壮で癖の根を焼く(毒血の細絡を焼いていく)。

  

手技ゝ郤拿僉”分に刺入してしばらく鍼を転じ、気の離れるを得たら押手口を開き

右手の管で四方を押す

経束術 先ず刺入すること1寸5分、その鍼を皮部へ引き去る時これを転じ引くこと

1またその鍼を転じ元の処に至らしめること数十度暫くしてその鍼を退き去る。

  

次回は4月20日 第三土曜日

(市川友理)

| 杉山真伝流勉強会 | 17:25 | - | -
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