いやしの道協会ブログ

いやしの道協会の最新情報をお届けします。

※当ホームページ、ブログに掲載する画像・文章の無断転載、転用はご遠慮ください。
11月湘南研修会
11月9日木曜日平塚市民センターにて、湘南研修会が行われました。
秋も深まり立冬が過ぎ、冷たい北風が吹き始めました。

○調和息

腹式呼吸〜逆腹式呼吸



手を合わせて気を操作〜
鍼を持って気を操作


○総稽古
一人一人、現在抱える課題について、実際にやって、見て頂いて、間違いや良くなる為のポイントを、皆さんからどんどん意見を頂き、教わります。
総稽古は、恥ずかしいとか、かっこ悪いとか、そういう気持ちは吹っ切って挑むこと。
自分では気付けない間違いや不要な癖を取る好機です。
これ、何かを思い出す…
鬼の○本ノック受けてる感じ??
それは違うか^ ^
とにかく、緊張感いっぱいの稽古でした!












○今日のNEWS
拱辰丹(コンジンタン)
史上最強の漢方薬?


石井先生の患者様のお母様が好んで飲まれている漢方を頂きました。
見た目通りに高価なもので、一粒なんと七千円?!
大事に切り分けて…恐る恐る皆でお試しです。

匂いは…何かに似ている?高麗ニンジン?フルーツぽい? 口に入れたら…
不味いっ!人と、美味しい?人に別れました。
アラフィフ以下にはだいたい不評、それ以上にはまずまず好評とは、やはり滋養強壮剤だからでしょうか。。。

金粉でコーティングされた直径1.5センチ程の粒を半分に切ってみると、中はこんな感じでした。




○今日のおやつ
お口直しに^ ^



○講義 「傷寒論真髄」 海野先生






先月に引き続き…
372章 下利、腹張満、身体疼痛者、先温其裏、乃攻其表、温裏、四逆湯、攻表、桂枝湯。
より、解説して頂きました。

(テーマは虚寒と表証が同時にある場合の治療)
鍼道発秘、名家灸選、鍼灸真髄の治療原則を系統立ててみて、 どの様な時には背にしているか腹にしているか、それは深くか浅くか、早くか遅くか、補瀉や虚実とは違う見方で、攻めと護りとの違いを比較する。
その様にして、系統立てた治療方法が大枠で頭に入っていれは、目の前の患者様に合った治療ができる。
やっていい事、やってもいい事、やってはいけない事、がサッと浮かび正しく治療ができると、治療後苦しくなったり、急に目が回ったりとか、防ぐことができる。
そして最後は、その人その人に合わせて生きたツボを使う等して、微細な治療をするとよい、との事です。

来月は、373章374章を解説して頂きます。
○来月は、
12月14日木曜日 13:15〜17:15
平塚市民センターにて行われます。
今年最後の湘南研、みなさま、ご参加くださいませ!

(文責:田原)
| 湘南研修会 | 19:30 | - | -
10月 杉山真伝流勉強会

『杉山真伝流』勉強会 第144回 平成291021

              講師 大浦慈観先生

◆◆◆シリーズ:『杉山流三部書』から(3)◆◆◆

今回のテーマ:『療治大概書』(中風・傷寒・瘧)

『八八重の術』より(八重隷術・八重垣術)

今日から【病症篇】に入ります。
今回のテーマは中風・傷寒・瘧。それぞれについて、読解と説明がありました。

この『療治大概書』では、各病症について、大まかな説明と使用穴について

書かれています。中風を例にとると、中風では、状態を4つに分け、

偏枯・風痱・風懿・風痺としています。中国の医書では理論立てて各項目を

説明するところですが、「偏枯といって、痛みなく、半身手足の萎えるものである」

と説明しているのみです。日本人は物事を単純化して理解することに長けているため、

こうした文章になったとのこと。国民性の違いがよく現れていますね。

治療穴は、いわゆる中風七穴を使用していたようです。

さて、この中風七穴。患側と逆に鍼をせよ、とあります。つまり健側に行うようなのです。

固く動かなくなった患側ではなく、自由に動く健側に鍼をする意味は、何なのでしょう?

反対側に脊髄反射で効果があるかもしれないという見方と、患側をしっかりと刺激した方が

いいのではないかという意見とがあり、大浦先生と脳卒中の治療経験がある聴講生との

会話は、学生の方にも、リアルな勉強になったのではないでしょうか。

『端座流当流鍼書』の解読は、「小児おこりの鍼」「傷寒の鍼」「気付け鍼」を行いました。

杉山真伝流のデモンストレーションでは、八重隷術と八重垣術について行いました。

 


八重隷術は、了鍼術→内調管を行う術です。久しく留め、久しく捻る補法となります。
八重垣術は、刺鍼転向を行う四傍天人地術を、簡単にしたもの。簡単にしたとはいえ、

上下左右に八九息と長い時間を旋撚や雀啄を行います。

☆日程のお知らせ
次回は11月18日(土)です。

会場入館の時間:16時半からです。

(林 弘観)

| 杉山真伝流勉強会 | 20:50 | - | -
10月東京接心会

10月も最終週で朝晩の寒さが身にしみる季節となりました。

本日も勝林寺さんの本堂をお借りして接心会を行いました。

 

いつ行っても季節のお花が飾ってあります。

ご住職のお母さまが用意してくださるハーブティが絶品です。

 

【実技】

一般の治療希望のモデルさんの治療をしたり、後輩の指導をしたり・・。

要所で朽名先生のフォローが入ります。

 

和気あいあい&真剣に稽古中。ヘザーさん来日中です(勉強熱心で頭が下がります!)。山野先生のサービスショット付き。

 

 

【講義】

朽名宗観先生

 

以前講義いただいた鍼道発秘講義「浮腫」の症例の解説が終わっていなかったとのことで、復習も兼ねてお話しいただきました。

「浮腫」は実証と虚証に分けられる。

実証は外邪の侵入があり、肺、三焦、膀胱経が目の付け所となる。虚証は脾腎の陽虚。

「小便」の刺法と同じ。

‥百会、肩井、肩を刺してとあるが、表位に邪があり機能失調が起きている為である。自律神経が失調している。気海にごう鍼を‥は下焦が、腎が虚している。

実証タイプは治しやすく、虚証は治しにくい。虚証は腫れた皮膚を押しても戻ってこない。朽名先生が担当した方で余命3か月の膵臓癌の患者さんの浮腫は尿が出ると顕著に減ったそうだが、手足の浮腫が強く正座も出来なくなると鍼灸での対応は難しかったそう。

実証の浮腫に使われる防風通聖散は最近誤った使用法で販売されており、「痩せたい人のため」とあるが陰証タイプが飲むと余計に冷える。

体力ありがっちりした人の浮腫に効く。

「脾腎の陽虚」であれば脾腎経、肺や三焦に問題があらば肺、腎経の経穴を使うとよいが「鍼道発秘」などを利用して治療経穴の目星をつけておくと良い。

     黄疸と肝腫大と浮腫に茵ちん五苓散を用いた症例

     小児ネフローゼに五苓散を用いた症例。

     心臓性喘息と腹水の治療として木防巳湯を用いた症例

     ネフローゼに防巳黄耆湯を用いた症例。

以上の症例を解説していただきました。

 

 

山野鵬観先生

 

先月に引き続き「交差症候群」(2017,2月医道の日本掲載)における姿勢と湯液との関連性についてご講義いただきました。

 

「交差症候群」とは

姿勢の崩れの研究をしていくと硬くなる筋肉と弱ってくる筋肉がある。

人体を横からみると、それら筋肉の相関が丁度クロスしてみえる。

良い姿勢がどうして崩れてくるのか研究されたのがチェコのヤンダ博士。

山野先生は傷寒論の腹症に当てはめてみたそう。

 

山野先生は 傷寒論真髄の31章桂枝加葛根湯の

「・・余は、葛根湯を以て亀背の証を治すに効有りとす。東洞先生、項背強急する者は、葛根湯、小柴胡湯、大承気湯の類ありとす。葛根湯は上衝して項背強急す。小柴胡湯は胸脇苦満して頚項強す。・・・

これらの諸症は大同小異なり。腹候を詳かにして治を施すべし」を読んでしびれたそう。

 たとえば

小柴胡湯は横隔膜あたりのうっ滞を解消する薬。

小柴胡湯の薬味である大棗は腹直筋奥のスジバリ=大腰筋に作用する。

横隔膜と大腰筋は筋連結がある。

横隔膜の動きが悪くなると大腰筋の動き悪くなる。

またその逆もある。

下部交差症候群の特徴と一致している。

小柴胡湯症を繰り返していると段々姿勢が変化してくるのではないか?

と考えられたそうです。

※因みに、こういう姿勢だから何証だという指標ではないとのことです。

 

他にも

大陥胸湯や大承気湯などでも模式図でみれば腹直筋連急とはないが

薬味をみれば、あることがわかる。

腹腔を詳らかにして単に肩凝りと思わず姿勢も見るとよい。

前鋸筋は強制吸息筋 肩甲骨動かし呼吸補助筋としても働く。

お腹の呼吸ができる人は前鋸筋が働く。

 横隔膜と大腰筋が健全ということはインナーユニットの働きが良いということで、丹田まで気が落ちている。

などなどお話しいただきました。

 

PTでもあり鍼灸師でもある山野先生の身体の診方はとても興味深く、今後の更なる発見に期待してしまう内容でした。

 

【坐禅】

毎月、遅い時間にもかかわらず、ご住職より

坐禅のご指導をいただけます。

 

毎月第四土曜17:30より駒込(巣鴨)の勝林寺さんにて勉強しています。

初学者も丁寧に指導していただけますので、気軽にお越しください。

(文責・伊藤)

| 東京接心 | 21:31 | - | -
10月フォローアップ講座

10月15日 午前10時より

第4期 フォローアップ講座が開かれました。

 

1・自己紹介(新しく来られた方の紹介)

 

2・今回から『傷寒論』の素読が始まりました。

  先生の後について、白文を音読していきます。

 

3・基本の型の練習(第4期 1回目)

  礼法から基本の型を学びます。

 

二人一組で稽古します。

途中から海野先生が登場です。

 

 

 

 

 

フォローアップ講座は、ベテランの先生方に直接質問でき、

先生の鍼も体験できます。

そして、自分の学びになります。

 

☆次回のテーマは、候背診です。

11月19日10時より七倉会館にて

参加ご希望の方は(初伝入門講座を修了された方、初伝、中伝の方)

事前の連絡はいりませんので、当日会館までお越しください。

 

文責:牛尾

| フォローアップ講座 | 18:55 | - | -
10月 東京月例会
東京月例会会場の七倉会館は、根津駅近く七倉稲荷神社境内にあります。
今朝から冷たい雨降る中、熱く鍼を学ぶ日曜午後です。


1 . 静坐




照明を落とし静かに坐っていると、雨粒の音が聞こえてきます。
呼吸に意識を向けていると、小さな音も聞こえなくなり、意識が内に向いてきて、次第に無に…

2 . 講話 三輪圓観先生



「精神疾患を診る」


先月行われた合宿座談会の議題でもあった「うつ」について、災害プロジェクトで医療関係者(医者・看護師・薬剤師・等々)との意見交換からも感じられた、鍼灸師だからこそ出来る患者との向き合い方、在り方、治療の方法を、摂食障害症例を基にお話頂きました。

うつ病の資料より…
・うつ病に伴う身体症状の頻度
・うつ病の症状を呈する身体疾患
・うつ治療のための心理教育


患者さんとの会話での注意点、心掛けていること…
・言葉の選び方
・やってはいけないこと
・適応障害とうつ病の分岐点
・薬に対する捉え方
・BMI数値について
・うつ病の基礎知識
・主訴・現病歴・既往歴など、話したがらない事を知るための工夫。
・眠っている時見た夢の話を媒体にする理由。
・過去の話より未来の話をする理由。
・どうなりたいの?と尋ねる理由。
・川合隼雄氏の言葉より「人は皆病んでいる」の話。
・横田観風先生が言われた「タラよりタイを食べよう」の話。
・臨床心理学の外在化(丸の中の点)という病気の見方について…
(患者さん自身と病気を同一化せず、客観視するお話と、合宿で観風先生が話して下さった「病気をみるんじゃなくて、身体の寒熱虚実をみて治療したら良いんじゃない」のお言葉が重なり、理解が深まりました。)

※参考
いやしの道の機関誌11号「陽証のうつ、陰症のうつ」三輪圓観先生
「生活習慣病としてのうつ病」井原 裕 著(弘文堂)

三輪先生が災害プロジェクトの活動に至るには11年前に経験された学生時代のご友人の壮絶な死がきっかけとしてあったそうです。
この事が、治療家として活動の方向やどう在りたいか、心の持ち方を決めるきっかけとなったそうです。
その方のお母様と、命日である昨日10月14日にお話されたことを聞かせて下さいました。
これからもずっと原動力として、三輪先生の中に生き続けられるのだろうと思いました。

3 . 症例検討 木村克彦先生


「帯状疱疹(三叉神経第一枝)による視力低下」
ご自身が患われた事で体験できた、観風先生や石井先生の治療を受けられて感じたこと、ご自身と大きく違うと感じられた事について、発表して下さいました。

【患者】四三歳 男性 身長一七四 体重六五 鍼灸・マッサージ師 カイロプラクター
【主訴】右目の視力低下
【現病歴】帯状疱疹。平成二九年七月六日左頭頂後方頭痛。八日頃鼻右眼回り疱疹。右上下瞼腫れ。一三日右耳耳鳴り。右耳上方痛み。

・視力
七月一四日視力低下スタート。一五〜一六日視力低下ピーク※角膜にウィルスが浸入し炎症を起こした為ぼやけて見えないとのこと。一八日眼圧上昇、視力一.〇。二〇日視力〇.八。三一日温泉入浴中に遠位見えていることに気付く(意識すると)。八月一日カイロプラクティックを受けた後、遠位が自然に見え始める。一〇日近見視力〇.五。二四日見視力〇.九。九月一四日近見視力〇.四。炎症反応なし眼科治療終了。

【既往歴】幼少期 水泡瘡・オタフク風邪、平成一〇年マラリア(デング熱)、回虫。平成一五年アメーバ赤痢、皮膚リュシュマニア。平成二九熱四月二九日交通事故、むち打ち】右頚下部)。

【診察所見】
・脈 右より左大きく、やや沈
・腹診 左季肋部に邪、右奥硬い ・頭部 右眼回りと右側頭部に邪

【診断】
ヘルペスウィルスおよび損傷部位から出された邪の影響による。
【治療方針】
(自分)眼周辺の邪をさばく。

【経過】
初診 平成二九年八月九日(石井先生)引き鍼・散鍼・刺絡、翌日目ヤニ、視力上昇。

一三日(自分)散鍼、翌日目ヤニ。
一五日(自分)散鍼+腹、翌朝変化なし。
一七日(自分)散鍼、翌朝目ヤニ。
二〇日(自分)散鍼、翌朝変化なし。
二三日(石井先生)引き鍼・散鍼・刺楽・腹・遠位鍼。
二九日(自分)散鍼、変化なし。
九月三日(横田先生)「患部から邪を遠くに引き、患部から邪を抜く」引き鍼、散鍼、刺鍼多、頚、遠位鍼右側頭部、二、三日後右足から膿。数日後朝軽い喉痛。
※横田観風先生の治療詳細は、来年三月に発行される機関誌十八号「鍼禅の世界あれこれ(三)臨床篇」に詳しく掲載されます。

一〇日刺絡(圧痛部位 二か所)出血少 、変化なし。
一三日 (石井先生)引き鍼、腹、眼、後頭部、遠位鍼、近位視力上昇 右足から膿。※邪の反応が少なくなっているとのこと。
一八日(自分)刺絡(触覚過敏部位眼四か所)出血多、朝かすみ低下。
二三日 刺絡(触覚過敏部位眼二か所、鼻四か所)出血多、朝かすみ低下。

【考察】今回ヘルペスウィルスとダメージをうけた組織が毒性化増大し邪の影響によって症状が引き起こされた。
初期の視力低下は、角膜にウィルスが浸入して炎症が起きたとのこと。後半やなゆなかすみは、眼科にて炎症反応がないと言われた後も起こっていたことから角膜より毛様体筋機能低下や水晶体の弾力性の低下が考えられる。翌朝改善するこっが多かったことから、ロドプシン再合成が活性化された可能性もある。
散鍼や刺絡にて邪をさばくことにより、正気がめぐり本来持っている働き(身体にとって不都合なものを排除しようとすること)が機能し始めた。毒の排出部位として、目ヤニ・側頭部の膿・足の膿・などがあった。今回は自己治療の観察では、散鍼より刺絡の方が効果的であった。
抗ウイルス薬ではウィルスを叩くことはできず、繁殖を抑えるのみ(今回は抗ウイルス薬を服用し始めてから瞼の腫れが顕著に引き始めたため効果は実感できた)。その間に自己治癒力でウィルスを叩く。早い時期に鍼を始めていれば治療が早まったのでは。また、治療後(特に横田先生、石井先生後)一時的に安定するが生活の乱れに伴い再び状態が下向いた。この二点から西洋薬、鍼灸、養生の組み合わせが必要であることを実感した。
以上


〈石井先生より〉
どの様な疾患であれ、感じた邪や毒をだけを基準にして治療するのではなく、大事なのは患者さんの脈・舌・腹・などをよくみて、今ある症状と身体の状態がどうなっているかをみて、それをしっかりイメージすること。
そして、イメージした事に従って診断し、方針を決めて治療をすることが大切、との事でした。

今回患者側の立場になってみて気付かれたこと、普段の治療側立場でしている言動を振り返って反省されたことが沢山あったことなど、木村先生が率直に感じたことを聞かせて頂けて、とても勉強になりました。




4 . 実技稽古
この時間は、各々課題として抱える問題点や疑問を指導者先生にみて頂けるありがたい稽古の場です。
明日からの治療へ役立てます。

基本の型の習得は、、、
月例会当日の午前10:00から行われている「フォローアップ講座」への参加がおすすめです。
基本は勿論、テキストだけでは読み取れない詳細な鍼を持つ指の使い方や秘伝を、安田無観先生より直々ご指導頂けます。


○次回月例会も第二日曜日です。
11月19日日曜日14:00〜18:00まで七倉会館にて行われます。
奮ってご参加下さいませ。
(文責:田原)
| 例会 | 23:25 | - | -
10月 関西支部研修会

1015日(日)大阪府高槻市芥川東部会館にて関西支部研修会が行われました。

 

1000〜 自由稽古・四部録基礎講座

各自で自主稽古の時間。

別のお部屋では基礎講座として石部先生による『経絡流注講義』も行われています。

「経脈とは、半分真理であり、半分人為的創製物である、というのが正しいであろう」

との一文が印象的でした(石部先生談)

 

1100〜 腹診

「以前より手の感じが変わってきましたね」

「今日はここが固いですね」

稽古を繰り返しする中で、触れる方も触れられる方もお互いに気づくことがあります。

 

1100〜 入門講座「いやしの道しるべ」(石部先生)

新しく会に来られた方向けに「入門講座」を石部先生が別のお部屋でされています。

こちらは11001400までになります。昼食以降に全体の会と合流します。

 

1210〜 『傷寒論真髄』117章〜127章まで(村田先生)

深く考えずに読み進むところ、じっくり考えながら具体的にイメージしながら

読むべきところ、というように村田先生がポイントを押さえながら解説をしてくれます。

今回は「桂枝加桂湯証」「桂枝甘草竜骨牡蛎湯証」「抵当湯証」をメインに

模式図を見ながらどういう状態なのかということを「鍼灸治療をする時には」という

視点をふまえてお話してくれます。例えば、下腹膨満で同じような状態に見えても

小便自利か不利かで瘀血なのか水毒なのか目安をつけたり、寒熱で証が変わってきます。

それぞれの証のポイントとともに「こういう場合は肩甲間部にお灸をしてみると良い」等

臨床に役立つお話がたくさんあり勉強になります。

 

1310〜 昼食

今日のメインは「かぼちゃ入り玄米小豆粥」

お粥って美味しい!体が温まる優しい味のお粥でした。

時間をかけて作ったお鍋を、皆で分け合っていただくお昼は最高です。

 

1400〜 基本の型・チェックシート

基本の型を指導者の先生にチェックしていただき、振り返りをします。

 

1500〜 『鍼道発秘講義』(井上先生)

今日は余論の最後の部分と跋(井田信斎)の初めの部分を輪読しました。

葦原検校の先祖が有名な武将だったことや父が剣術家だったという出生が

「道」を志すバックボーンになっているのでは、というお話でした。

「葦原検校が悟得した世界は、まさに真理の世界で、時と空間を超越して、

永遠に変わらない」今、現在でも、同じ手の内を悟得すれば検校の真理の

世界と一体となって生きることが出来るというお話でした。

余論の最後にあった「大いなるもの」と「医者」と「患者」の関係に通じる

境地ですが、簡単なことでは辿りつけない世界に感じました。

 

1610〜 静坐

良い響きとともに始まる、心と身体を整える時間。

 

1640〜 治療と課題の発見

今回は参加者が少なかったので、指導者の先生とマンツーマンでペアに。

じっくり、それぞれの課題と向き合いました。

 

1740〜 振り返りの会

指導者の先生の実技を見るだけでなく、指導者の先生に鍼を受けてもらって

それぞれの課題を発見し、指導をしてくれるところがこの会の良いところでは

というお話が出ました。本当にありがたいことです。

 

本日の漢方薬は「澤瀉湯」でした!苦い味がしました。

 

★次回の関西支部研修会は11/19(第3日曜日)に予定しています!

 

(文責 竹ノ上)

| 関西支部 | 22:47 | - | -
10月湘南研修会
10月12日木曜日、平塚市民センターにて、湘南研修会が行われました。


汗滲む夏のような陽気でしたが、空には秋らしい雲が広がっていました。




○調和息

腹式呼吸〜逆腹式呼吸で息を整えます。





お腹にモノを置き、お腹を大きく動かせているか確認します。





ヤマカゲのツボを意識して、手をカラダを気でつなげて動かします。蜘蛛の糸が途切れないように…










○組稽古

各自の疑問質問を率直にぶつけて学べる好機です。








○ブレイクタイム




○講義「切脈一葦」 木村先生






陰陽邪正一源之圖の項を解説して頂きました。
脈とは血気の神であり、邪正を映す鑑である。そのため、病のない脈は必ず正しく、病の有る脈は必ず邪である。次回なる場合は有余であったり、不足であったりする。之を名けて陽脈・陰脈という。
…と、ここでは、陰脈陽脈の軽・重・極を図にあらわしている。

その図では、大浮数動滑沈濇弱遅微の脈を太い細い高い低いと変化させたり、上下して比較し表されている。
これは、陰陽で分けて脈を比較して書かれた図であって、脈自体の形を図に表したものではない。




○講義「傷寒論真髄」 海野先生





372章 下利、腹張満、身体疼痛者、先温其裏、乃攻其表、温裏、四逆湯、攻表、桂枝湯。

を、解説して頂きました。

虚寒と表証、同時にある場合の治療が今日のテーマです。


鍼道発秘と名家灸選より虚寒と表証の治療法をいくつか抜粋し、それらを系統立てて比較することで治療原則が見えてくる事を示して頂きました。

※鍼道発秘から、大熱・頭痛・口中歯痛・咽喉痛

※名家灸選から、眼病・牙歯の疼痛・歯肉炎・歯槽膿漏・虫歯・咽喉炎・喘急・喉痺・喘息





治療原則の先補後瀉と先急後緩は、何がどの様に違い、それは何故同じではないのか。
自分だけで考えていると、頭の中がややこしく絡まってしまうのに、解説して頂いたら謎が解けました。

また、腹部と背部の両方へ施す場合、折角の治療をプラスマイナスゼロにしない様にするには、鍼の深さ速さをどう違えて補瀉するか等、気を付けるポイントを教えて頂きました。

次回は374章小承気湯に進みます。



来月は、11月9日木曜日17:00〜20:00まで、平塚市民センターにて行われます。

開始時間が久しぶりに夕方になります。お間違えないよう、奮ってご参加くださいませ。




(文責:田原)
| 湘南研修会 | 20:42 | - | -
10月 福岡の勉強会

10月 福岡の勉強会

 

---(今日の内容とメモ)-------------------

1、静座法

2、低血圧​について 養母

・低血圧のメカニズム

・低血圧の灸法


3、古典読解 標幽賦

標幽賦は杉山真伝流でも度々、引用されています。

こういったものを、江戸時代の鍼師たちも読んでいたんですね。

大意を掴むことを眼目にして進めています。

 

4、実技稽古

 

 

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文責:河原燈観

| 九州の勉強会 | 17:30 | - | -
9月 東洋医学と養生の会

9月24日(日)、京都の禅寺、栖賢寺にて、「東洋医学と養生の会」が開催されました。

 

栖賢寺のホームページはこちら。

https://www.seikenji.org/

美しいお寺です。

 

10:00 坐禅、経行、読経

 

坐禅は二回行いました。

一回目は、肩の力を抜いて、丹田に気を集めて。

二回目は、呼吸を意識することも含めて、一切を手放して。

経行も歩く坐禅として行います。

 

11:30 作務

 

外の草引きをしました。

気づくと夢中になって時間を忘れています。

 

12:30 昼食

 

それぞれ持参したものをいただきました。

 

13:30 『養生訓』輪読

 

心を清くするには、まず部屋を清くすること。

人生にとって楽しみは大切。楽しむためにはほどほどでやめておくこと。例えばお酒。

歌ったり、踊ったりするのも、健康のために良い。

何事をするにも、腰を据え、気を丹田に納め、呼吸をしずめて行うこと。

養生の要は、自分を欺かないこと。本当は悪いと分かっているのにやってしまうのは、自分を欺いている。

 

14:00 気功

 

天地とつながる。呼吸でつながる。全身に気が充ちわたる。

 

14:30 鍼灸治療

 

一般参加の方の治療、鍼灸師同士の稽古などを行いました。

 

16:00 解散

 

次回、10月22日(日)は心耳庵にて開催予定です。

 

(文責:村田)

| 東洋医学と養生の会 | 19:33 | - | -
9月東京接心会

すっかり秋めいてきた9月30日、17時半より駒込・巣鴨の勝林寺さんにて東京接心会が行われました。
今月はいつもの第四土曜日がお彼岸だったので、特別に第五土曜日に行った影響か、若干少なめの11名の参加となりました。

 

【実技】

 

 

 

【講義】朽名宗観先生

 懦道発秘講義』二八、瘧疾(続き)

始めに、今までの復習を少し。

 


往来寒熱を表すものは少陽病だけではなく太陽病の場合もあり、傷寒論の中には3つの薬方が出ている。
それが桂麻三兄弟。(桂枝麻黄各半湯、桂枝二麻黄一湯、桂枝二越婢一湯)

 

桂枝麻黄各半湯は、桂枝湯の特徴と麻黄湯の特徴が色々組み合わさって出てくる。
桂枝湯→脈浮緩。悪風。腹中の虚。
麻黄湯→脈浮緊。悪寒。身体疼痛。喘。


Q:悪風と悪寒。どっちが症状としては重い?
A:悪寒。風が吹いてなくても寒いのが悪寒。


桂枝二越婢一湯の必発の症状は「口渇」。のどが渇く。冷たい水が飲みたい。

越婢湯は大青竜湯証にして咳嗽、上衝せざるものを治す。


Q:越婢湯の症状に自汗とあるが、大青竜湯は自汗?無汗?
A:無汗。太陽病の代表的な証(桂枝湯、葛根湯、麻黄湯、大青竜湯)のうち、自汗は桂枝湯だけ。他の三つは無汗。

 

以前の観風先生による「傷寒論講義」で使われた資料「身体背部上方の深さのイメージ」の図を用いて各薬方の病位の解説。

  

 
越婢湯の熱は肺臓のところまで行っている。

なので、桂枝湯や葛根湯の時のような熱の抜き方では不十分。深いところの熱を引き抜く技が必要になってくる。

 

桂麻三兄弟の見分け方  
のどの渇き→桂枝二越婢一湯
体力の虚実→虚:桂枝二麻黄一湯、実:桂麻各半湯


【講義】山野鵬観先生
「前鋸筋の働き、東洋医学との関連について」

  

 

山野先生からのご指定により、キーワードのみ記載させていただきます。

・肩甲骨周囲筋
・脾の大絡
・口呼吸
・少陽病との関連について

  

 

  

【坐禅】
今月は般若心経を皆で唱和しました。

  

朝晩冷えて参りました。皆さまお風邪など引かれませんよう。。。

 

(文責: 中川)
 

| 東京接心 | 19:48 | - | -
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